里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「土筆と蕗の薹」

2024年04月14日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙   

今、至る所に沢山の土筆(つくし)が出ています。
如何にも可愛いその姿は里山の春の風物詩とも言えますが、その実体はスギナ。
スギナは地下茎が発達しているため、その子供たる胞子茎の土筆が密生するほどに発生します。
スギナとなればこれは雑草。しかもそれは他を圧するほどに強い。作物を作る立場から見ると厄介な存在です。
しかし、地上部を枯らすことは出来ても地下茎は強靱で翌春には土筆が出てきて確実に再生します。
この土筆を食する地方もあるようなのですが、当地方にはそのような習慣はなく未だその味を知りません。
同様に早春にはい出てくるのが蕗の薹(フキノトウ)。こちらはごく普通に食する習慣があります。
柔らかくほろ苦いその味は早春の味と言ったところ。
今はすでに食べ頃を完全に過ぎ、開いて茎が伸びてきました。出遅れたものが辛うじて残っているでしょうか。
土筆と蕗の薹。時期も多少ずれますが、同じ場所に生えることは殆どありません。
水墨画でコラボさせてみましたが、どうでしょう。



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2 コメント

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Unknown (クリン)
2024-04-14 10:14:33
すばらしい構図とバランスです!!🐻✨
あまり開いてしまうと食用に重宝がられないのかもしれませんが、ふきのとうは開いてなおかわいいですよね💛
つくしのつぶつぶも元気の良さが伝わってきます🍀✨✨✨
(つくしは食べるのも好きですが、煮びたしにして卵とじにするのがお気に入りです🎶)
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Unknown (kaz)
2024-04-14 13:30:35
クリンさんへ。
コメントありがとうございます。
喜んでもらえれば嬉しいですね😄
やはり土筆も食べられるんですね👍
一面中出ていますが当地では誰も採りません。食べ方を知らないのでしょうね😅
わらびはまだ出てませんが、こちらは皆採っていますね😄
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