里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「石榴」

2023年12月03日 | 水墨画:菜果
画仙紙 半切1/3  

我が家の庭の主とも言える古木のザクロ。
子供の頃には沢山成り、木によじ登り採ったものです。
ザクロの実は非常に酸っぱいですが、完全に熟すと甘味も十分。
ものがない時代、ムシャムシャとかじっては種の部分をペッと吐き出す。よくやったものです。
今や樹齢130年を越える老木となり、近年は1個も実を結ばない年も珍しくなくなりました。
それが昨年は数個の実が固まって成り、老体の身を顧みず木によじ登って採りました。
今年は残念ながら1個も実は成りませんでした。
そもそも花自体が少なかったためあまり期待はしていませんでした。
ザクロは元来実留まりが悪く、沢山花が咲いても実を着けるのは一部。昨年が例外だったと言えます。
せめてもと画にしてみました。敢えて色付けはしませんでした。



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2 コメント

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Unknown (kiriko1225)
2023-12-03 23:06:36
こんばんは!
実がなりずらいものだと聞くと
絵の中の実がとても貴重に思えますね

柘榴の味が蘇ってきてます♪
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Unknown (kaz)
2023-12-04 07:37:16
kiriko1225さんへ。
コメントありがとうございます。
そうですか。サクロの味をご存じなんですね😊
食用のザクロでなくても本当に熟すと糖度もかなり高くなるんですよね。酸っぱさも半端ないですが😅
容易に実を結ばなくなったのは残念です。
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