里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

長ネギは生育停滞気味も2回目の追肥と土寄せ

2024年08月05日 | 畑:葉菜類

春播き長ネギに2回目の追肥と土寄せを行いました。
1回目の追肥と土寄せをしてからほぼ1ヵ月。
品種はホワイトスター。
当地は空梅雨、異常な高温と乾燥が続きました。さすがに7月下旬に少々纏まった降雨はあったものの例年の半分も降っていません。
ネギにとっては厳しく生育は停滞気味です。太りも鈍い。


枯れ葉も目立ち、高温乾燥で多くなるネギアザミウマ(スリップス)による葉のかすりも見られます。
それでも7月下旬の降雨で土の色が少し変わりました。スリップスも大分収まっています。


この環境でこの生育なら我が家としては、昨年並で頑張っている方と思っています。
ネキリムシの被害で植え直し生育の遅れているものはあるものの欠株は殆どありません。


我が家の畑は強粘土質土壌で水はけが悪いため湿害防止を最優先にしています。
かつては白根(軟白部分)40㎝以上を目標に深い植付け溝を立てていました。
しかし、今は大雨で根腐れが起きないよう植付け溝は浅くしています。
今年のような日照りなら深い方が良かったと思いもしますが、これから大雨のリスクはまだまだあります。
まずは追肥をします。速効性の粒状肥料をバラ撒きます。


1回目の土寄せは鍬だけで行いましたが、今回は管理機を用います。
植え溝を浅くしている分、土寄せが十分出来るよう畝間は120㎝と十分に取っています。

ローターの爪を外向きにし、逆転で土を跳ね上げます。


機械作業は終了です。


植付け時にたっぷりやった敷き藁は適度に腐れいい具合になっています。


たっぷりの敷き藁は粘土質の土が固まるのを防ぎ、日照りの中で十分に効果を発揮してくれたと思います。
鍬で手直しして根元まで土を寄せます。


これで、2回目の追肥と土寄せは終了です。


土寄せしたお陰でそれなりに見られる姿になりました。
さらに1ヵ月後くらいに3回目の追肥と土寄せを行う予定です、
相変わらず酷暑が続きネギにとっては厳しい環境ですが、10月早々からの収穫開始が目標です。