里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

異常な高温乾燥で厳しい蔓ありサヤインゲン

2023年08月18日 | 畑:豆類

蔓なしから蔓ありへとスムーズに移行したサヤインゲンでしたが。
気温が高いため8月上旬に一気に成り込みました。
品種は昨年と同じくカネコ種苗の「いちず」。
畝間150㎝、株間30㎝。
種播きは6月7日。
これが成り込み後半の8月7日のもの。


まだ上段の方に穫り頃のサヤインゲンが沢山成っています。


助っ人が収穫したインゲンを我が家の分と置いていったもの。


しかし、続く莢や花が見えません。


この後パタリと穫れなくなりました。
8月上旬に咲いた花が異常な高温と乾燥で殆ど留まりませんでした。


これが現在の姿。


勢いがありません。


それでも花が大分咲き、復活する気配が少し見えます。


当地も7月下旬から8月上旬には前代未聞の7日連続を含む10日の猛暑日を記録。
しかも20日間ほど殆ど雨が降りませんでした。
この「いちず」と言う品種は集中的に成り込む特徴があるため、より影響を受けたようです。
結局未だ摘芯はしていません。と言うか、する必要がありませんでした。
この品種を半蔓性に分類することもあると言う意味が分ったような気がします。
お盆中に繰り返し雨が降ったので、この後はどうなるか。
復活し、今咲いている花がものになるでしょうか。
そもそも、これまでの経験から「いちず」と言う品種は長期の収穫は難しいと考えていました。
それで1畝は1ヵ月ほどずらして播いています。
7月10日に種播き。
発芽まで何度か灌水、それでも発芽が揃わず一部は追い播きしました。
しかし、その後の異常な高温と乾燥にまともに遭遇。
これが「いちず」。勢いはイマイチながらそれなりに成長しています。花が咲いてきました。


こちらが従来から作っていた「ケンタッキーカンサス」。厳しい状況です。

それにしてもこれほど品種による違いが出るのも珍しい。
これからどうなるか。



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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2023-08-18 13:22:58
厳しい気候に耐えながらも実をつける野菜には人生の教訓を与えてくれているかのようです。今の政治家にも見習って欲しいですね。
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Unknown (kaz)
2023-08-18 13:39:35
さくらもちさんへ。
コメントありがとうございます。
誠にごもっとも。
作物にごまかしは通じません。すぐしっぺ返しがきます。
嘘やごまかし上手がまかり通る業界とは違います。
しかし、たどり着く先は見えているような。
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