里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿用の皮むき道具は文化財級

2018年11月18日 | 干し柿づくり
これは干し柿を作る際、柿の皮むきに使う道具です。
一番右側のピーラーは今どきの皮むき道具ですが、それ以外はすべて私が幼少の頃から使い続けられてきたものです。6、70年はたっているはずですから、まさに文化財級です。



これはピーラーどうしを並べたものですが、その古さが分かろうと言うものです。
黒光りしているのは、古いだけでなく柿渋よるもの。柿渋によってサビもほとんどつきません。
私は今どきのピーラーは使いません。皮むきできるスピードがまったく違います。



私が使うのは、この二つ。父や母が使い続けたものを、引き続き使い続けているということです。
ナイフは当初からみれば相当短くなっていると想像します。
1年に1回だけしか使わないのですが、サビもほとんどついていません。柿渋がいかにサビを防ぐかが分かります。
さっと砥石をかけ、もちろん今年も使います。


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