里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

長ネギと曲がりネギを穫る

2024年03月16日 | 畑:葉菜類

ネギは 長ネギと曲がりネギの両方を同時並行で収穫しています。
こちらが長ネギ。


10月から収穫を5ヵ月余り続けています。
出だしこそ若干遅れたものの伸び、太り、揃いとも良好です。
昨年夏の猛暑で全般に作柄が良くないと言われていますが、小生としては今作は最上の部類です。


湿害防止を最優先に植え溝を浅くしているものの畝間を広くし土寄せも十分にできています。
暖冬でしたが、2月半ば以降は真冬のやり直しのようになっており、さすがに外葉は枯れが目立ちます。
しかし、新葉はしっかりしており問題ではありません。甘味、旨味が乗り軟らかく美味しい。


数本穫ってみます。最近、雪や雨の降る頻度が高く土の水分が多いため抜き取り容易になっています。


春も近づいているので郎党には一生懸命食べるよう促しています。
こちらが曲がりネギ。


12月に長ネギを植え替えたもので、初めからの計画的なものではないためあくまで曲がりネギ風です。
曲りネギにするには、植え替えの際、斜めに寝かせて土を掛けます。
その作業を当地方で「ヤトイ」と言っています。
寝かせて植え替えるため分岐部までの土寄せが容易で、しっかりと軟白ができます。
当初寝ていたネギは生長するにつれて葉が垂直に伸び立ってきます。その時に曲がりが生じるのです。
こちら手前が寝かせた側。


こちら左手前が反対側。曲がりの外側になります。


真横から見ると、今はほぼ垂直になっていることが分ります。寝かせたのが左側。


数本穫ってみます。寝かせて植えられ土が薄いため一度にまとめて楽に抜けます。


3ヵ月近く経ち、ほぼ想定した曲がりネギの姿になっています。


長ネギに比べると長さ太さが一回り小ぶりな感じです。
これは「ヤトイ」により生育が停滞し、曲がるためにもストレスが掛かかるためです。しかし、それが柔らかさ、甘味、旨味を増すと言われています。
泥皮を剥いで長ネギと曲がりネギを並べて比べてみます。
分岐部から上を揃えてみました。違いがよく分ります。


ボリュームでは長ネギですが、曲がりネギは分岐までよく軟白が出来ています。
スケールを置いてみます。


長ネギは丈が小生がかつて目標にしていた40㎝あり、軟白もこの程度なら良しとします。
「曲がりネギ」もこの程度になれば十分です。
当地方では曲りネギは軟らかく旨いネギとして認知されおり、事実触感でもそんな感じがします。
長ネギも「ホワイトスター」は軟らかく美味しい品種です。



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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2024-03-16 10:49:59
風邪をひいている今こそ、こんな白ネギ食べたいですね!
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Unknown (kaz)
2024-03-16 13:43:59
さくらもちさんへ。
コメントありがとうございます。
そうですね。風邪にはネギがいいです。小生もよく食べます😄
フランスの視察団の様子がよく分かりました。日本側にはイマイチの方がおられたようで😅
大役を果たされよかったですね👍
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