里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ダイコン1回目の種播き

2024年08月27日 | 畑:根菜類

例年、ダイコンは複数回播いています。
1回目に播くダイコンはメインではありません。早めに穫るための1畝。
例年8月20日頃に播きますが、少し遅らせました。
品種は全てタキイ種苗の「耐病総太り」だけを用いています。


今年はあまりに気温が高く、今後も高いとの予報です。
さすがに「耐病総太り」の適温からは外れますが、他品種を播くつもりになりません。
もう40年ぐらいになる我が家では最長の品種で、愛着があるのかもしれません。
そして、昨年初めて経験したハイマダラノメイガ(シンクイムシ)。
1回目のダイコンは全滅してしまいました。今年も同様の気候なので対応が必要です。
すでに半月以上前に苦土石灰を全面散布、10日くらい前に畝になる位置に緩効性肥料を帯状に施用し耕耘しています。
種播き前に再度耕耘し、施肥した畝の位置に目印線を付けます。


ネキリムシとキスジノミハムシ防除のため粒剤を散布しました。
管理機で畝立て。


粘土質のごろ土ですが、逆転ロータで多少は細かくなります。


今年は乾燥しやすいようなので、鍬でならしてかまぼこ形の低い畝にしました。


小さなドリンク瓶を使って播き穴を付けます。


ダイコンは発芽が良く3粒で十分なのですが、ごろ土の上、全て古種なので4粒播きにしました。


株間は25㎝とやや狭め。広くすると太りすぎになりやすい。
鍬で小生流の覆土。

軽く鎮圧して播き方は終了です。


この後、オガクズを掛け乾燥防止と雨に叩かれるのを抑えます。


最近はしばしば雷雨がありますが、一応軽く灌水しました。
発芽するまでに不織布のべた掛けをして問題のシンクイムシの被害を防ぐ予定です。
メインのダイコンは10日後くらいに播き、今年は2回で終りにしようかと思っています。