■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 3D

2012年07月20日 | ○ Weblog





 最近はステレオコピック編集が可能なソフトが増えてきましたね。

低価格なモノだと、


 ■ Vegas Movie Studio HD 11 Platinum
   http://www.sonycreativesoftware.com/moviestudiopp?lang=JPN
 

だと、立体の補正がフツーに効きます。映像で言うと


 【 AVCHD 3D 】


と言う方式が24Mbpsの3Dなんですが、ビクター 【 GS-TD1 】 は
34Mbpsとなっています。その為、編集不可みたいな嘘が横行していま
すが、フツーに編集可能です。

 また、このソフトでは、AVCHD 3DやMVCのソースを読み込み


 ■ 垂直
 ■ 水平
 ■ 傾き


などの補正をして立体感に違和感がなくなるような補正が可能です。
このソフトでは穴グリフJ表示に対応しているのですが紙製のアナグ
リフ眼鏡が付属します。(Power Director 10のほうが物は良さそう
です。w)

 なので、3Dディスプレイがなくても立体感を確認しつつ編集を行え
る感じです。上位の製品にはサウンド編集機能と素材集がついたモノ
になっているのですが、最上位の


 ■ Vegas Pro 11(8万弱)
   http://www.sonycreativesoftware.com/vegaspro/3dediting?lang=JPN


になると4Kなどの編集も可能になり、RED ONEのRAWファイルの読み込
みにも対応します。

 多分、1.7万程度だとこのシリーズかなと...。4Kとステレオコピッ
クで言うと、


 ■ Edius Pro 6.5(7.3万弱)
   http://pro.grassvalley.jp/catalog/edius/edius_pro_65_index.php


とかも対応しています。

 2D-3D変換とMVC対応製品と言うと


 ■ Power Director 10 Ultra
   http://jp.cyberlink.com/products/powerdirector/overview_ja_JP.html


 ■ Corel Video Studio Ultimate X5
   http://www.corel.com/corel/product/index.jsp?
   pid=prod4760101&cid=catalog3560067&segid=7400
   010&storeKey=jp&languageCode=ja


などがあるのですが、こうしてみてみると、サイドバイサイドから、
MVCまで低価格で編集する環境は増えてきたように思います。

 MVCは2ストリームのフルHDの映像がコンテナファイルの中に格納
された新しい映像の方式なんですが、サイドバイサイドについては
単なる1ストリームの映像なので、リグに載せた2つのカムコーダを
シンクロさせて撮影したソースを2つのとラックで並べて、横方向を
ストレッチして並べるだけで作れます。

 なので、業務用カムコーダだと4:4:4のMPEG-2とかの製品もあるの
ですが、コンシューマだと50Mbps相当のMEPG-4 AVC/H.264の巻いてあ
るMOVとか、AVCHDとかの編集が出来れば大丈夫なので、傾きとかを、
プレビューしながら確認する必要はありますが、フツーのソフトでも
編集可能です。(個人的には、この手の作業だと3Dディスプレイと、
他の画面にプレビューウィンドウを独立させて表示できるソフトで
あったほうがいいかと思います。)

 MVCに関してはステレオコピックで内部処理で視差とか調整できた
方が便利なので、やはり、対応ソフトを使うのが自然な選択と言える
かなと思います。

 そんな3D映像ですが、画質面で言うと、


 【 フルHDのEOSムービーを2台のカメラで撮ったほうが綺麗 】


と言えます。ただ、ローリングシャッター歪みは出ますから、速い
被写体とかはあまり得意とはしていません。それが出ないような構
図を考えて撮影すると言う必要があるのですが、ソレを行うと、小
型カメラでは出ないような絵になります。

 ただ、取り付けの際に、ずれとかがでないように注意する必要が
アルので撮影前の組み立て作業が大変と言うのはあります。w

 業務用の上位製品では、このローリングシャッター歪みが解消さ
れていますから、窓の外を流れる景色をそのまま撮影しても、斜め
に歪むような事はありません。

 この手の単純なローリングシャッター歪みの場合、After Effec
tsに補正プラグインがあるので、実は後処理でフツーに直せるので
すが、流石にコストが爆発的に高くなるので、個人の撮影の場合、
撮る段階で工夫したほうがいいと思います。

 ただ、明るい単焦点レンズとデジタル一眼レフ2台とマクプレート
と三脚の組み合わさったモノを持ち歩き、それと同時にレコーダー
ですから、結構な荷物になるのは確かです。

 あと、コンシューマで出ている小型の3Dカムの画質ってどうなん
だろう?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、3Dで出した
場合綺麗です。

 ただ、平面の画像だと、1万出して一つ型落ちの上位製品に近い
のを購入した方が幸せな気分になれます。

 あと、パッシブ方式の3Dに見慣れてしまうと2Dは鮮明さがない
ように感じると言う不思議な現象もあって、3D慣れすると、解像
度は平面の方が高いはずなのに、絵の鮮明さをあまり感じなくな
ります。

 それだけ、3Dと言うのは映像的に違っていたりします。

 そんな映像も作りやすい時代になっていて、個人が編集する上
でMVCも含めた選択が出きるようになっています。

 そう考えると、いい時代になったなぁと感じます。



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