■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 構造物の最適化

2016年12月07日 | ○ Weblog

 構造物を考えるとき、人は試行錯誤をするが、デザインと言う

物を考える場合に形状のみを想像するならば、個人のリソースの

差がそこに出てくるのは言うまでもない。

 

 しかし、インダストリアルデザインや建造物となると少し様子

が変わってくる。強度の怪しい構造物は構造物ではなく、それ

はオブジェであり、人が利用する事が前提となったものには然

るべき強度が必要なのは言うまでもない。

 

 つまり、粘性や性別ではなく、個人お能力が皆無であり無知

であればどうしようもなく、施工に至っては経験則がなくてはそ

れはどうにもならない。また、環境条件で想定した場合におい

て、イレギュラーな事象に対し、経験から判断する事は可能で

あるが、その事象の踏襲のみのプリセットの集積物だと対処

はできないのは言うまでもない。つまり、複数の条件となる数

多くの変数に基づく数式の会を価格的に導き出せるのが経験

則という物で絵ある。ただ、その場所に居ただけの人間や知っ

たかぶりでは身につかないものであり、ニワカでは失敗しかせ

ず、一朝一夕で身につくものではない。つまり、その施工技術

も含めて構造物の生成となるのだが、これは設計、製作も同

様でである。

 

 無能な人間が自己弁護をする場合に、理論から崩壊した

世迷いごとを口にし、間違いを吹聴するが、

 

【 語尾に出来るが付けば実行可能になるという錯覚を

  している 】

 

ような末期な内容があるが、それが可能なのはその無能を除

外した有能な人間だけでしかない。つまり、無知・無能な未経

験者に、能力の向上が存在しない場合、出来るという内容が

劣化以外に存在しないのは自然界の法則でありむしろ摂理の

レベルで存在するものであり事実であり現実でしかないのであ

る。

 

 こうした設計や構造物の制作の場合、強度や効率化という

物を考える事になるのだが、その環境における最適化された

答えというもおんはその星の固有生命体及びその生命体の構

築する構造物に答えが多く存在している。

 

 例えばフラクタルもその一つなのだが、蝶の羽根、樹木の枝、

欠陥。この形状を見ると似たような分岐をしている。つまり、フラ

クタル構造なのだが、葉脈やこうした循環系については毛細管

現象鵜を利用した構造物になっている。そして、計算されたかの

ように末端程パスカルの原理によって高圧で流れる仕組みにな

っているわけだが、こうしたフラクタルを生物はリソースとして共

有している内容がある。つまり、統一効か鵜の仕様が生物の進

化の系譜においてもそのまま維持されているという内容である。

そう考えれば、この星の銃路y区の影響をしていした場合、その

構造物が最適な流体電動システムと考えるのが自然だと考えら

れる。

 

 そして、現状で多く見かけるモノとしてハニカムが存在するが、

その名のとおりこれはハチの巣の単一モジュールの形状である。

 

 六角形と言うのは、小学校位で描き方を習うはずなのだが、

この形状は実に面白い構造物であり、

 

 【 円周を半径で等分すると6等分されその頂点をつなぐと

   正六角形になる 】

 

のである。つまり、これを一つ飛ばしにし、三角形を制作すれば、

正三角形が生成でき、底辺を垂直二等分線で分割すれば、直角

三角形(30°、60°、90°)が生成できる。

 

 橋を作る場合にアーチ構造が強靭なため、トンネルの上部は

アーチ状になっているのだが、これは円形状の分散効果を狙っ

たものなのだが、ハニカムの構造物も強度が強い。そして、この

構造物は他の形状よりも流動性が高いという特徴がある。正方

形や長方形よりもハニカムのほうが優位性が存在しているため

光の取り込みにおいてもそうした特性があったため、過去にフ

ジフィルムはベイヤー方式ではなく、ハニカム方式のデジカメを

出していたのだが、その効果のおかげで好感度撮影が可能で

ベイヤーよりもノイズが少ない状態が存在していた。

 

 自然界の構造物というのは無駄を作らず効率化の身を追い

かけて構造物を生み出すため、その形状は、その場所の環境

適合の最先端と言っていいのかもしれない。

 

 人が形状を作る場合には、頂点と直線の構造物である場合

にはどういった面お構成であるのか?は理解できるが、これが

湾曲した自由局面となると、3DCGなどを使うしかなくなってしま

う。しかし、こうした複雑な形状の最も効率的なテンションのかか

った状態と言うのは自然が教えてくれるのも事実である。

 

 誰もが一度はシャボン玉をしたことがあると思うのだが、この

洗剤の系統の液体には結構な表面張力が存在してる為、液を

浸す輪の形が多角形であっても大丈夫なのだが、

 

 【 閉じられた形状であれば、立体的な構造物でも

   それに最適化された形状で終息する特性がある 】

 

ため、強度がある物であれば、複雑に入り組んだ構造物でも、

その間を最適に補完する形で液体が幕を張る特性がある。

 

 つまり、特定の張力を持つものはその物理の法則に基づ

いて最適な状態でソレに至るという内容がそれである。

 

 現状の製品を見ると、風を逃がす構造物の穴は六角形で

ある場合が多く、空気の流れをコントロールする場合におい

ては、自然界の生物の速度を超えたものは異なる物の、流

体や期待の排出などについてはそうした構造を見る事が出

来る。

 

 人が脳内で考え点くものが自然の法則を超えて動かすモノ

である場合、それはその構造物を志向し物理の知識を総動員

して建築する必要があるのだが、特定のスケールで特定の振

る舞いを効率的に行う仕様で考えると自然界において複数の

答えが存在しており、生物はそうしたソリューションを統一フォー

マットとして利用している状態があるのも事実である。

 

 自然に存在しないものを生み出すのが科学である為、自然

界のモノをそのまま使ったので踏み出せないものは複数存在

するが、自然に目を向けると効率的なソリューションという物は

複数存在しているのも事実である。

 

 


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