■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 環境など

2017年01月31日 | ■ Blender

 大抵のことは公式に書かれているのですが、あまりにも弱い

環境で作業をすると厳しいので、そうした内容は注視したほう

がいいと言えます。

  

 まず、Blednerですが、ダウンロードサイトに必要なスペッ

クの記述があります。

 

 ■ Requirement:Blender

   https://www.blender.org/download/requirements/

 

ここのポスプロの項目で、

 

 ■ 64bitの8コアCPU

 ■ 16GBのメモリー

 ■ フルHDで24ビットkラー以上のディスプレイが2つ

 ■ 3つボタンマウス+タブレット

 ■ Open GL3.2以上に対応した、4GB以上のVRAMを

   持つグラフィックボードx2

 

となっています。当然ですが、この条件だと、

 

 ■ WINDOWS 7 Professhonal x64以上

 ■ WINDOWS 8/Proの64bit版 

 ■ WINDOWS 10/Proの64bit

 

などになります。MACは出たそのまましか選択肢がない

のでその条件はMAC Proしかありません。

 

 Linuxの場合も、この条件だと64bit版のOSを選ぶこと

になります。

 

 ただし...。メモリーが多いほうがいいのは確かですか

ら、32GB以上で予算に応じて64GB以上の選択をすると

言う流れになります。

 

 つまり、8コアの8スレッドもしくは8コア/16スレッド

となると、LGA 2011v3のCore i7かXEONになるので、

そうした選択をするか、メニープロセッサ構造のワーク

ステーションやサーバ用の何かになります。

 

 つまり、現実的な選択で個人となると、8コア製品を

導入するか、8スレッド以上の製品を導入するかと言う

選択肢になります。

 

 DualGraphic表記なので、SLIやCrossFireを意味し

ているのか、上位製品に見られるシングル製品ではない

DualGraphicのモノを指しているようにも思えるので、

そうした製品になるような気がします。ただし、これは

ージョンが少し前のモノになるんド絵、その当時の4GB

でその状態の製品と言うのは上位機種のみですから、G

PUだとハイクラス以上の話になります。

 

 個人的にはメモリーは32GB以上と考えているのです

が、そう感じるのは、やはり、近年のレンダリングの高

解像度化とSculptを行う選択肢が増えてきた事から、そ

う感じます。また、これによって動画編集やトラッキン

グにおけるパフォーマンスも高くする事が出来る事も、

そうした事を裏付けています。

 

 また、テクスチャーの解像度が高くなる傾向があるの

で、個人的にはCyclesのGPUレンダリングがエラーで落

ちるなどを回避する意味も含めて、VRAMは多いほどい

いような気がします。

 

 次に、公式には、

 

 ■ Optimizing Render Performance

   https://wiki.blender.org/index.php/Doc:JA/2.6/

   Manual/Render/Performance

 

 

にレンダリングのパフォーマンスを上げる方法が書かれています。

基本的に、リソースの消費を減らす事や仮想メモリーなどについ

ても書かれていますが(スワップ領域と言うのはLinuxでの仮想

メモリーの事)その領域の確保も重要になります。そうなると、

32bit環境のような4095MBまでの割り当てしかできない状態は

いただけないですし、メモリーの消費が多い作業での3.5GB頭打

ちと言うのは論外です。そして、メモリーの割り当てについても

1.5GB程度しかアプリケーションで使えないと言うのも終わって

いますから選択肢に入りません。(なので、ネットブック以前の

ものはは論外で32bit環境は無理があるわけです。)

 

 その為、ハードの選択もそれ相応にしましょうという事になり

ます。当然、この場合、Blenderやテクスチャー制作用の画像編

集ソフトなどもOS同様に64bit版を導入する事になります。

 

 とりあえず、バージョンが異なる物の、テストして動いた環境

を書いておくと、

 

【 2.69以前のもの 】

 

 ■ ネットブック

 ■ ネットトップ(4GBのメモリー)

 ■ Core i5 650のマシン(8GB/IGP/SATA HDD)

  

で、OSはLinuxとWINDOWS 7/8/10で大丈夫でした。

 

 Core i5 650のIGPでは2.77辺りがダメでQuadro K

620実装で、2.78が動きました。つまり、この辺りは、

GPUの問題になります。

 

 その為、シェーダーモデルが大幅に変わる時期には

マシンの構成も少し考えないといけないのでこうした

分野では注意が必要です。その為、IGP構成だと最新

の2.78aが動かない環境があります。

 

 ノート製品だとビジネスノート系のものだとIGP構

成のモノがありますが、古い製品だと3D性能は皆無で

すから相当厳しい物があります。

 

 3DCGの場合、グラフィックボードの依存度が高い

のでその性能で相当差が出てしまうのですが、作業で

言うと、Open-GLのバージョンが新しいボードのほ

うが性能は高くなります。

 

 この場合、

 

【 ソフトのリリース時期よりも後に出たグラ

  ボを試しても対応してないのでパフォーマ

  ンスが著しく悪くなる 】 

 

ので、出てからしばらくして、バグフィックスが終

わったようなバージョンでそれ以前の時期に出てい

る上位に近いモデルを導入するとパフォーマンスは

見込めます。

 

 Realtime PBR in Blender 2.78

 

 ちなみに、2.78でGTX1080でのCyclesに対応しています

から、現状の2.78aでもそんな感じになっています。つまり、

2.77系で試した場合、パフォーマンスは出ないし、2.69辺り

だと無理があるので、バージョンも大事だと言えます。

 

 


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