■ 一人綴り

イロイロやってますが、停滞中。(モノが出来たらアップする感じですから...。)更新はしますが数が減るかも。

■ 表示とグラボ

2017年03月18日 | ■ Blender

 3DCGの場合、GPUの表示性能を見る必要がありますが、

この場合、

 

 ■ SPEC Viewperf12

   https://www.spec.org/gwpg/gpc.static/

   vp12.1info.html

 

の挙動を参照する方法があります。公式におはベンチ結果が

あるのですが、

 

 ■ ベンチの結果

   https://www.spec.org/gwpg/gpc.data/

   vp12.1/summary.html

 

表示における差が理解できます。このベンチマークテストです

が、表示においての処理能力及びフレームレートなどが判断で

きるものになっており、作業時に、画面上の視点を変えた時に

どの程度追従するのかをオブジェクトの重さなどで判断できる

物になっています。

 

 ちなみに、スクショが存在しており、

 

 ■ スクショ

   https://www.spec.org/gwpg/gpc.data/vp12.1/Dell

   /7710_M5000M/3dsmax-05/grabs/grabs.html

 

こうしたモノが動く事でGPUでどの辺りのものまでだときれ

いに動くのかが判断できます。つまり、マウスの動きに対し

て追従するのはどの辺りかの判断が出来る訳です。

 

 ベンチの数値ですが、XEONなどで動いているので、これ

がCore i5やCore i3になると劇的に落ちるのですが、モバイ

ル製品は型番の数字ほど追従しないような状態であると言う

のが理解できます。

 

 ちなみに、デスクトップのエントリー製品である、Qua

dro K620のスコアが


【 Quadro K620 】

  3ds Max Mean : 
  Catia Mean : 30.24
  Creo Mean : 30.28
  Energy Mean : 0.42
  Maya Mean : 20.58
  Medical Mean : 8.24
  Showcase Mean : 10.54
  SNX Mean : 26.67
  SW Mean : 58.92

 

になりますが、モバイル版の一つ上のグレードの型番の

K2100Mだと

 

【 Quadro K2100M 】

  3ds Max Mean : 
  Catia Mean : 20.71
  Creo Mean : 19.90
  Energy Mean : 0.34
  Maya Mean : 17.31
  Medical Mean : 5.80
  Showcase Mean : 10.22
  SNX Mean : 20.69
  SW Mean : 43.93

 

のように速度が見込めません。ちなみに、デスクトップ版の

K2200(K1200ハロープロファイルで入力が異なる製品。た

だし通常のブラケットは別途注文する事になるので通常サイ

ズのケースだと別の製品を選んだほうがいいです。)


【 Quadro K2200 】(K1200)

  3ds Max Mean : 
  Catia Mean : 43.51
  Creo Mean : 36.37
  Energy Mean : 2.64
  Maya Mean : 36.58
  Medical Mean : 14.58
  Showcase Mean : 21.91
  SNX Mean : 31.72
  SW Mean : 75.70

 

と性能でいうと倍違います。K1200とかは結構します

がそうした違いがあります。

 

 とりあえず、3DCGの場合、モデリングにおけるメッシュ

の増加とそのモデルを動かす上での性能が必要になり、シー

ン構築まで至ると、やはり、それ相応の性能が必要になって

きます。そうなってくると、倍精度浮動小数点演算とGL性

能の高いGPUが必要になるので、ワークステーション用の

ボードが必要になるのですが、そうした場合においても、

群衆のようなオブジェクトの動きが多く、メッシュの変形が

複雑なモノになってくると、それ相応のGPUを実装する事に

なります。

 

 そうした内容を考慮すると、端精度大堂小巣点演算系のモ

ノだけしか強くないボードは選択肢から除外され、当たり前

のパーツが残る訳ですが、型番の数字が大きくても、モバイ

ル版とデスクトップ版では結構な性能差が存在しているので

注意が必要です。

 

 とりあえず、こうした内容とレンダリングにおけるCUDA

コアの恩恵を受けると言う内容では異なるので、GPUの構成

が変わってきます。

 

 とりあえず、3DCAD用途のように全て作るようなものだ

とGPUの性能は高いほうがよく、オブジェクトが嵩む場合に

はそれ相応のボードを実装したほうがいいのですが、モバイ

ル構成は、メッシュが嵩むと重くなるので、レイヤーをうま

く使って作業するか、メッシュの表示・非表示の機能を使っ

て作業するなど工夫が必要になります。

 

 とりあえず、遅いと言ってもQuadro FX時代のローエンド

よりも遅いと言う末期な状態ではありませんから、速度はそ

こそこありますが、こうしたボードの場合、

 

 ■ Adobe RGB対応

 ■ 10bit RGB(RGBであることが重要)に対応 

 ■ OPEN-GLにチューンされている

 ■ 倍精度浮動小数点演算の速度が速い

 ■ パーツが厳選されている

 

と言う利点があります。つまり、速度と言うよりも信頼性な

のですが、GLを使った場合のモデリングやシーン構築におい

てはコンシューマのボードとは別次元の性能になっています。

 

 こうした選択肢として、TITAN-Xを導入してCGとコンポジ

ションも早くてゲーミングとしても化け物じみた何かを使うと

言う方法があるのですが、流石に誰でも彼でも、TITAN-Xの

SLIの水冷SPの夏のインドでも大丈夫と言う冷却を極めた何か

みたいなものをを導入できるわけではないので、パーツ構成は

予算次第になりますが、性能的にはそんな感じになっています。

 

 連打りgヌベンチと言うのがGPUレンダリングとプロセッサ

でのレンダリングになるのですが、この双方に土江は、CPUは

GPUの出番はなく、GPUの場合、CUDAコアの数とGPUその物

の性能になるので、ハイクラス以上のGPUが効くと言う条件に

なります。と言うよりも、Quadro K620でもプロセッサよりも

速いのでGPUレンダリングの場合、コンシューマのゲーミング

構成のほうが高速になる傾向はあります。

 

 モデリングやシーン構築におけるオブジェクト数の増加やそ

の処理における優位性はQuadroなどのほうがあり、ダイナミク

スに関してもアクセラレーションが効く場合には、それが効か

ない物を使うよりも圧倒的に優位性があります。

 

 とりあえず、3DCGを行う場合には、こうしたベンチマーク

テストの結果(特に動いてる動画とかがあるとそれを参照する

といいです。)を参照すると作業に適したGPUを選ぶことが出

来ます。

 

 


最新の画像もっと見る