3DCGの場合、GPUの表示性能を見る必要がありますが、
この場合、
■ SPEC Viewperf12
https://www.spec.org/gwpg/gpc.static/
の挙動を参照する方法があります。公式におはベンチ結果が
あるのですが、
■ ベンチの結果
https://www.spec.org/gwpg/gpc.data/
表示における差が理解できます。このベンチマークテストです
が、表示においての処理能力及びフレームレートなどが判断で
きるものになっており、作業時に、画面上の視点を変えた時に
どの程度追従するのかをオブジェクトの重さなどで判断できる
物になっています。
ちなみに、スクショが存在しており、
■ スクショ
https://www.spec.org/gwpg/gpc.data/vp12.1/Dell
/7710_M5000M/3dsmax-05/grabs/grabs.html
こうしたモノが動く事でGPUでどの辺りのものまでだときれ
いに動くのかが判断できます。つまり、マウスの動きに対し
て追従するのはどの辺りかの判断が出来る訳です。
ベンチの数値ですが、XEONなどで動いているので、これ
がCore i5やCore i3になると劇的に落ちるのですが、モバイ
ル製品は型番の数字ほど追従しないような状態であると言う
のが理解できます。
ちなみに、デスクトップのエントリー製品である、Qua
dro K620のスコアが
【 Quadro K620 】
3ds Max Mean :
Catia Mean : 30.24
Creo Mean : 30.28
Energy Mean : 0.42
Maya Mean : 20.58
Medical Mean : 8.24
Showcase Mean : 10.54
SNX Mean : 26.67
SW Mean : 58.92
になりますが、モバイル版の一つ上のグレードの型番の
K2100Mだと
【 Quadro K2100M 】
3ds Max Mean :
Catia Mean : 20.71
Creo Mean : 19.90
Energy Mean : 0.34
Maya Mean : 17.31
Medical Mean : 5.80
Showcase Mean : 10.22
SNX Mean : 20.69
SW Mean : 43.93
のように速度が見込めません。ちなみに、デスクトップ版の
K2200(K1200ハロープロファイルで入力が異なる製品。た
だし通常のブラケットは別途注文する事になるので通常サイ
ズのケースだと別の製品を選んだほうがいいです。)
【 Quadro K2200 】(K1200)
3ds Max Mean :
Catia Mean : 43.51
Creo Mean : 36.37
Energy Mean : 2.64
Maya Mean : 36.58
Medical Mean : 14.58
Showcase Mean : 21.91
SNX Mean : 31.72
SW Mean : 75.70
と性能でいうと倍違います。K1200とかは結構します
がそうした違いがあります。
とりあえず、3DCGの場合、モデリングにおけるメッシュ
の増加とそのモデルを動かす上での性能が必要になり、シー
ン構築まで至ると、やはり、それ相応の性能が必要になって
きます。そうなってくると、倍精度浮動小数点演算とGL性
能の高いGPUが必要になるので、ワークステーション用の
ボードが必要になるのですが、そうした場合においても、
群衆のようなオブジェクトの動きが多く、メッシュの変形が
複雑なモノになってくると、それ相応のGPUを実装する事に
なります。
そうした内容を考慮すると、端精度大堂小巣点演算系のモ
ノだけしか強くないボードは選択肢から除外され、当たり前
のパーツが残る訳ですが、型番の数字が大きくても、モバイ
ル版とデスクトップ版では結構な性能差が存在しているので
注意が必要です。
とりあえず、こうした内容とレンダリングにおけるCUDA
コアの恩恵を受けると言う内容では異なるので、GPUの構成
が変わってきます。
とりあえず、3DCAD用途のように全て作るようなものだ
とGPUの性能は高いほうがよく、オブジェクトが嵩む場合に
はそれ相応のボードを実装したほうがいいのですが、モバイ
ル構成は、メッシュが嵩むと重くなるので、レイヤーをうま
く使って作業するか、メッシュの表示・非表示の機能を使っ
て作業するなど工夫が必要になります。
とりあえず、遅いと言ってもQuadro FX時代のローエンド
よりも遅いと言う末期な状態ではありませんから、速度はそ
こそこありますが、こうしたボードの場合、
■ Adobe RGB対応
■ 10bit RGB(RGBであることが重要)に対応
■ OPEN-GLにチューンされている
■ 倍精度浮動小数点演算の速度が速い
■ パーツが厳選されている
と言う利点があります。つまり、速度と言うよりも信頼性な
のですが、GLを使った場合のモデリングやシーン構築におい
てはコンシューマのボードとは別次元の性能になっています。
こうした選択肢として、TITAN-Xを導入してCGとコンポジ
ションも早くてゲーミングとしても化け物じみた何かを使うと
言う方法があるのですが、流石に誰でも彼でも、TITAN-Xの
SLIの水冷SPの夏のインドでも大丈夫と言う冷却を極めた何か
みたいなものをを導入できるわけではないので、パーツ構成は
予算次第になりますが、性能的にはそんな感じになっています。
連打りgヌベンチと言うのがGPUレンダリングとプロセッサ
でのレンダリングになるのですが、この双方に土江は、CPUは
GPUの出番はなく、GPUの場合、CUDAコアの数とGPUその物
の性能になるので、ハイクラス以上のGPUが効くと言う条件に
なります。と言うよりも、Quadro K620でもプロセッサよりも
速いのでGPUレンダリングの場合、コンシューマのゲーミング
構成のほうが高速になる傾向はあります。
モデリングやシーン構築におけるオブジェクト数の増加やそ
の処理における優位性はQuadroなどのほうがあり、ダイナミク
スに関してもアクセラレーションが効く場合には、それが効か
ない物を使うよりも圧倒的に優位性があります。
とりあえず、3DCGを行う場合には、こうしたベンチマーク
テストの結果(特に動いてる動画とかがあるとそれを参照する
といいです。)を参照すると作業に適したGPUを選ぶことが出
来ます。