鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

市民アカデミー16前期第3回目別コース

2016年06月08日 00時00分01秒 | 日記

平成28年6月7日

 

 小雨の降る中、聴講へ、武蔵小杉駅から徒歩12分の、講義会場へ向かった。このコースの開始時間は13時半であり、この時間帯は、昼食後の眠くなる時間である。そのことを講師は十分ご承知のようで、興味が湧かなければどうぞご随意にお休み下さいとのことであるが、話す内容は非常に興味深い。多くの講師は、立場上きわどい話を避けるのであるが、狼先生は、達観されているせいか、気持ちが良いほど切れ味が良い語り口で、チクリと刺す術をお持ちのようである。

 

 今回のテーマは、前回の復習と、リスク管理であった。この分野は、在職当時、日常に経験した危機管理の神髄に触れるもので、さもありなんと納得のいく話が面白い。自分も当時のことを思い出しながら、現実の世界の中に、理解できない不思議な論理のすり替えを経験し、その理由を改めて気づかせてくれた。世の中、摩訶不思議なことが行われていて、専門分野は異なるが、同様な思いをされていることに共感を得た。

 

 年齢からすると先生は一回り上のようにも思われるが、さほど年齢の開きはないのかもしれない。多くの共感の中で、お伝えしたかった点は、事務職の考え方と技術職の考え方の違いである。予算や、人事面で、現場を下に見る傾向や、命令一過、全てが回るという誤認識の管理社会、根拠のない確率の曖昧さ、定義と実行の相違、たてまえと本音、事なかれ主義による組織の身勝手さなど、現在にも通じる話で、結果としてみれば、無責任体制が蔓延してきていて、論理的な物事の理解の仕方は一般的ではないとの認識を確実にすることができた。

 

 そもそも、単純明快では複雑な世の中を渡れないのであるが、データ蓄積による多方面の分析など、時間をかけることへの抵抗感や、深い洞察力よりも人気取りの表面的な流れが、イージーさを助長してきたようで、時間の流れが、止まることを嫌う傾向に見える。実はそうではない世界の重要性をご指摘されているといえるであろう。確実性、不確実性等の論理展開から、人類は進歩したはずなのに、東京都知事の疑惑など、立場が異なると共通認識や同じ土俵でないことが明らかとなり、にわかに基盤が崩れ去ることに直面する。

 

 リスク管理についても何度か触れてきたが、起こることが予想できればその時点での対策を行わなければ、起こった後に後悔してもそれは無意味であることも教訓としていえることであろう。安全神話は騙されやすい。安全などどこにもないとの前提で対処しなければならないのであるが。かけた費用に比例するともいえ、タダでの安全など存在しないのかもしれない。


梅雨時

2016年06月07日 00時00分01秒 | 紹介

 関東地区にも入梅になったという気象庁からの宣言があった。梅雨明けは7月下旬で変動もあるが、約2か月間である。今年は少雨という予測もなされた。梅雨を嫌うひとは多いが、人によってそれぞれの思いがあるのは当然で、好みの理由もさまざまである。梅雨が良いと思う人は、草木が雨に濡れて一層緑色が深まる風景を愛でる。適度な湿度が潤いを感じるし、真夏のような強烈な暑さがないのも快適である。

 

 一方、湿度が高いために、洗濯物が乾かない、どこに行ってもジメジメとしてさわやか感がないなど、天候のイメージから来るものであろう。何時止むともしれない小雨は、その思いもよくわかる。天気予報では晴天を良しとし、風雪や暴風雨を悪とする傾向にあるようで、人間の先入観がどうしても表に出る。しかし、降水量があって、飲料水の確保ができるし、植物が生育に必要な水分であり、水田に水が引けなければ水稲栽培も不可能となる。大量の降雨による水害も問題であるが、適度に降雨があることによって、農業に従事していなくても生活は安定する。

 

 ダムの貯水量が少なくなることで、節水を始めるようでは節水の習慣が身についていないからであろうか。水洗便所に飲料水を使うのが当たり前の我が国、如何に水に恵まれているかであるが、感謝すると同時に、生活の中に節水の習慣をもっと取り入れたいものである。我が家も、風呂の残り湯を使う洗濯の習慣も違和感がない。庭木の散水は、水道水であるので、雨水を何とか利用したいと考えている。節水の極意は、元栓を閉めることによる源泉調整である。元栓を絞ることによる使用水量を減らすのである。

 

 これは、勢いよく流れる水を加減するため、まどろっこしいと感じる。しかし節水には効果的である。洗面も使う量だけを洗面器にとって使う。シャワーを継続して使わない等生活の便利さとは逆行するが、毎日でなくても週に曜日を決めて実行してみるのもよい。

 現在でも水道がない東南アジアの山村、砂漠地帯での生活を余儀なくされる民族も多い。多くは人力で水くみを行い、自宅まで運び、汲んだ水は甕に保存して使っている。柄杓やたらいを購入するにもどこで売っているのか分からない我が国となった。

 

 昔は当たり前であったこれらの行為も今やサバイバルでしか縁がなくなってしまった。洪水等の水害の発生の都度、自衛隊の給水車に群がる人々の姿を見るにつけ、平素より、緊急時の水の確保は必要であろう。以前紹介したが、夜間に発生した近所の火災鎮火に風呂桶の残り湯が役に立った例もある。水の利用について考えてみる時期かもしれない。


パソコンのデータ移行その2

2016年06月06日 00時00分01秒 | マニュアル

 今回新調した対象パソコンはデルの最新機種であるディスクトップInspiron3647である。Windows10を搭載し、23インチのモニター付き、第4世代インテルi-5のプロセッサーを搭載し、コンパクトタイプのもので、内蔵ハードディスクは1テラバイトのSATAである。office Professional Premiumも添付することにした。

 

 まあ、自宅で使うディスクトップの程度からすれば、中の上であろう。ネット通販を利用し、注文から約1ヶ月で自宅に届いた。しかし、従来Windows7を使っていたので、初期画面からスムースに違和感なく使えるであろうか心配であった。Windous10はマイクロソフトの営業戦略で、切り替えを推奨していて、現在、無料でダウンロード可能となっている。自分もWindows8.1から切り替えたが約半日ダウンロードに時間をかけてしまった。

 

 インターネットエクスプローラの最新板は11であるが、これが慣れないとちょっと使い辛い。画面の構成も異なり、マイクロソフトEdgeというエクスプローラが理解に苦しむ。慣れれば便利なツールでもあるが、セキュリティが厳しいサイトはどうも引っかかりが多く、パスワードを求める回数が増えるようである。確かにスムースに行くようでも、登録作業が付随するため、慣れるまでしばらく掛かるようである。

 

 メーカーのユーザー対象をどこに置くかで、ドキュメント類や、画面の構成等が変わってくることは分かるが、初心者対象でないことも各所にあり、使いにくくしている原因のようである。サポート体制や、フォーラム等の紹介はきめ細かくできていても、さほどシステム等に興味がないユーザーには、とまどうことも多いように思える。

 

 メーカー側は想定しているユーザーを絞り込むことで、販路を広げるかに見えるが、50~70代のパソコン利用者にとっては、パソコンとのつきあいは人によって異なるのは仕方ないが、高齢化に向かうほど情報量の多くはパソコンから得る傾向が高くなるようで、生活面においても、ネット通販を利用し、生活の一部になっている。

 

 便利であることは間違いないツールであり、しかし、先に進めなくなるトラブルも多くあり、分からないと周りに聞く人がいなければ次第にパソコンから遠のくであろう。そうさせないためにも、懇切丁寧な対応や、システムの構成や操作の簡素化に力を入れてほしいと思う。スマホ離れが起きているのは、画面の操作や入力への不満があるからであり、根強いディスクトップ利用者へのサービスも忘れてほしくない。


パソコンのデータ移行その1

2016年06月05日 00時00分01秒 | マニュアル

 WINDOW7を搭載した女房のパソコンを9年程度使ったが、最近調子が悪くなり、立ち上がりの不具合がしばらく続いていた。顕著な例は、モニターが反応しないことであった。原因を探るために、外付けのハードディスクや、MOを取り外し、接続しているスピーカー、インターネットにつながっているルーターまでのコード類をすべて取り外し、本体とモニターだけにして作動させた。やはりモニターの反応が悪く、接続する場合としない場合がある。

 

 接続してモニターが稼働しているときに、修正プログラムを動かした。しかし、症状は変わらず何度か繰り返しているうちに、起動ファイルが壊れたようである。仕方なく、購入時に添付されている再インストール用のOSディスクを使って、起動ファイルの修正を試みた。このCDは先に起動を開始する場所を変えなければならず、通常は内蔵ハードディスクであるのでCDを見に行くように起動場所を変える。デルのパソコンはF2(ファンクションキー2)を起動後初期画面が出るときに押すことによって、設定画面が出るのでここで順番を変える。

 

 これで、本体とモニターの電源を切り、OSCDCD装置に挿入し、電源を入れるとCDを読みに行ってくれる。起動ファイルを元通りにし、再起動する。初期画面が出てパスワードを入力すれば、WINDOW7は立ち上がる。本来、ここまですれば大丈夫なのであるが、モニターの不具合は治らないままで、しばらく使うとモニターが写らない症状が続いた。

 

 接点の接触不良が考えられ、コードの断線もある。テスターを使って、導通を確認するが、コネクター部分は複雑で、多くの端子があるため、計測は限界があり、とりあえず、接点復活材を噴霧して状況を見ることにした。数日後、コードを接続して起動させてみたら、正常に戻すことができた。パソコンが元気なうちに必要なデータを外付けハードディスクに移す作業を始めた。

 

 自分の作成したデータは、大体見当はつくし、ファイルの保管場所も分かっているが、女房の移行対象となるファイルは、音楽であり、手紙や写真等はどのホルダーにあるのかは知りえないため、本人に任すことにした。せめて自分ができることはそれらしきファイルを新たなホルダーに入れることであった。どうにか格好がつき、あとは本人に任せることにし、新たなパソコンへの移行準備はできた。


市民アカデミー16後期第5回目

2016年06月04日 00時00分05秒 | 日記

平成28年6月3日

  前回は5月20日であったので丁度2週間ぶりの講義であった。前回に引き続き、海のシルクロード第2回目であり、多分特別に企画されたのであるが、故平山郁夫画伯の奥様平山美知子氏の講義であった。美知子氏は平山郁夫美術館館長をされていて、25年前には郁夫氏とともに海のシルクロードと呼ばれる地域に同行されていて、現在、齢90歳とのことであった。

 

 今回の講義の当番に当たっていたため、講義開始前45分前には受付で資料渡しを行った。受講者の中で順番にボランティアで行う。大した作業ではないが、講義準備を参加者が行うことは良いことであろう。今日の主役は美知子氏であるが、補佐役として鈴木肇氏が司会を含め解説に当たった。当時、この旅行には美知子氏はカメラマンとして活躍され、多くはその時の撮影した写真をもとに、当時の状況の説明に当たった。行く先々で、どこからか現れる多くの民衆に取り囲まれ、郁夫氏の行うスケッチを見学していたようである。

 

 どの写真に写る民衆の顔は派手ではないが、いい顔をしている。自然の中で育つからであろうか、貧しい生活の中で生まれるきりっとした顔つきは、インド・アーリア系の顔であり、シルクロードを通じて生まれた混血であろう。仏陀像にしてもわが国に伝わるまでには多くの民族とともに礼拝され、そのご尊顔は時代や地域によって異なる表情を見せる。

 

 アフガニスタンでのバーミヤン大石仏は、アルカイダ戦士(ゲリラ?)によって爆破され、破壊されてしまっているが、1968年に訪問した時のスケッチをもとにして、2001年に平山郁夫氏によって、破壊前の大仏が描かれた。これらの絵画は、山梨県小淵沢の美術館に所蔵されている。また、法隆寺の金堂壁画の修復や、数々の文化遺産保護活動に従事されていた。

 

 現在も戦闘状態となっているシリアやトルコ等、シルクロードに関係する地域でのイスラム国によるは古代遺跡破壊行為は、止まるところを知らず、人類の尊い遺跡を宗教上の理由といって破壊することは決して許される行為ではない。

 

 我々は、今回の講義を通じて、学んだのは、実際に起こった破壊活動をこれ以上放置してはならないし、若しくは、拡大してはならない。、強制力を持ってしても、停止させなければならない。人類の平和への道のりは遠いが、どのような理由であれ、戦争当事者だけの問題ではなく、戦争へ発展する些細なことであっても、国を超え、地球上のあらゆる人類は未然に防ぐ努力を惜しんではならないであろう。


生協の配送システム

2016年06月03日 00時00分01秒 | 紹介

 消費者の立場に立った新たな流通の一つに、カタログ販売を取り入れた生活協同組合のパルシステムがある。前もって商品カタログが配布され、配布といっても事実上は組合員登録者に対して、次週に購入を希望する商品一覧であるが、自宅に居ながら、冷凍品、冷蔵食品、常温での利用可能な、野菜、果物、菓子類等が選択でき、翌週、宅配される。費用は、口座引き落としであり、場合によっては返品も可能である。

 

 このようなシステムは、取り扱う商品等によって組織体自体も異なるが、便利であることには間違いない。日頃、近くにスーパーがない世帯や、事情により、買い物が困難な場合、全国規模の商品選択可能であるデパートの地下街以外の店頭販売を考えれば、他に例を見ない制度である。将に時代のニーズにあった商売であることは消費者ニーズに合わせた画期的な制度ともいえるであろう。

 

 特に感心していることの一つに、小分けした分量で提供されることであろう。子供が育ち、夫婦だけの高齢世帯が多い住居地域であり、近くにはコンビニ、スーパーはあるが、そこに類似の品はあったとしても、分量は多いし、全国を対象とした有名な商品を取り扱ってはいない。スーパーマーケットのように、手にとってその場で選ぶわけにはいかないが、全国の名品を取りそろえているため、商品が届くまで待ち遠しいが、確実に届くため、楽しみもある。また、通販とは異なり、送料込みの価格も魅力的である。

 

 商品の配送には、冷凍、冷蔵、常温とそれぞれの適温に応じて、工夫されていて、冷凍品にはドライアイスが使われ、冷蔵品には、クーラーボックスに使う冷温材が入っている。この配慮は他ではシステムとして取り入れることは難しいであろう。

 

 当初はシステム自体についてはほとんど理解していなかった。古くはご用聞きが所属する店舗の商品を宅配するだけであった。それでも決まった清酒、調味料等はそれで十分であったが、いつしかご用聞き制度も消滅していった。おそらく人件費の問題があったのであろう。ところがこの生活協同組合が行うパルシステムは、形は同じであるが、取り扱う商品量は桁違いに多く、比較にならない。

 

 女房は毎回全国の銘菓を一つ注文している。今回は金沢のきんつばであった。銘菓にふさわしく、伝統のきんつばを居ながらにして味わえた。そういえば、銘菓は地方への出張時に職場や家族への土産げがほとんどであり、自らの口にした物は少なかった。改めて味を楽しんでいる。


都議会の行方その1

2016年06月02日 00時00分01秒 | 提言

  東京都議会が開催された。都知事については週刊文春のスクープ記事が発端となっているが、公私混同が尋常ではないとの議員時代を含め、あれこれと取りざたされていて、ニュース解説や時事討論等の格好な材料に使われている。報道の在り方は、面白おかしく伝える傾向にあり、将に野次馬的で、その道の専門家を加え、こき下ろすといった一種の人民裁判化していることも問題である。このことは私的な加害者となるリンチと同レベルであることを示している。

 

 知事とは神ではなく、全てがご政道にマッチしているかといえば、そうではない。そうでないのは結果的に見れば多くの知事が不祥事のために辞職に追い込まれてきた。では、この不祥事に至る過程や、問題視された事案、現在の対処発言等について、感情を抜きにして冷静にみることが重要であろう。知事が権力と金にとっぷりつかると、どうしてか人間が変わってしまう。

 

 代表的なピラミッド構造を持ち、なおかつ、稟議制度で、下意上達の合意形成を行う代表的な組織体のトップとして、ワンマン経営は不可能である。ワンマン経営ではないのに、選挙公約が守れずに、自らの制動(ブレーキ)が効かない状況を生んだ理由は何であったのか、関係者の問題意識や、助言がなかったのか、都議会の責任は知事本人を糾弾しても、同時に今までの間、知事の蛮行を許し、目をつぶってきたのかが問われているのである。政治の世界が絡んでいることも背景にある。

 

 知事本人が頭を何度も下げ、不徳の致すところで云々と、許しを請うてみても、職を辞する大義を作り出し、辞職を決断させるまで追いつめる勢いであるが、追いつめてみたところで、現在の知事に変わる人材すら見出されていないではないか、要は都議会全員の責任であり、追及側の都議ですら責任がないわけではないのである。したがって、責任感が強い議員集団であれば、トップの不始末を自らも職を辞す覚悟が欲しいところである。

 

 都議会はまだ続く、一般質問が見ものであり、百条委員会なるものが設置されるのか、または知事自ら職責を辞するとともに、議会を解散するか、はたまた住民のリコール署名が始まるのか予断を許すことができない。注目すべき事柄は、知事としての職務実績であり、不祥事に対する説明責任であり、道義的な意味での責任をだれが何の権限でどうさばくのか、都民が選んだ知事である、その許容範囲は何であるのか、知事の職責と職務遂行能力がどれだけあったのか、辞職後の知事選挙の制度・方向までも影響する大問題であることは、都民ばかりではなく、現在の首長にもいえることであり、他人事ではないのである。


シーズニングスパイス

2016年06月01日 00時00分01秒 | グルメ

 先日武蔵小杉に出かけてみた。今や、高層のマンションが駅前に林立し、東横線、南部線の他、湘南線も乗り入れ、一挙に3万人が流入した新都市である。未だ旧市街の趣は変わらないところもあるが、日々、景観が変わる街並みは、変化の過程を見ることが出来る場所である。隣接する武蔵溝ノ口とは異なる様相は、高層マンションに住む若手世代が多いからであろうか。セレブにふさわしい子供連れには、どことなく、新風を感じ、ファッションショーを見ている異国のような感じを持つ。

 

 都市開発が示す事例の一つであり、にわか仕立ての薄っぺらさを同時に感じるが、数年もすればそれも過去の話に変わると思う。しかし、学生時代によく利用した図書館は、当時としては冷房完備で、夏の暑さを忘れさせる居心地の良い場所であった。高層マンションの中に移転することになり、移転が決まる前には、川崎市図書館協議会のメンバーの一人として、企画について聞き及んでいた。しかし、その企画についての意見を言う立場ではなかったのであるが、従前とさほど代わり映えのしない案には、幻滅した記憶がある。

 

 まあ、体裁や施設がリニューアルしたとしても、情報を取り扱う目的や施設の役割については旧態依然とした固定概念の中での変革は、専門化ではない者が作る企画案では、難しかったのかも知れない。その後、訪ねる機会はないし、あえていくこともしていないが、川崎市における図書館機能の主導的な役割を古くから中原が担ってきたこと、それ自体はよいが、敢えていわせてもらえば能力不足といえるであろう。

 

 図書館の話は別に置くが、駅周辺にはしゃれた店舗が多くなったような気がする。その店の一つに成城石井店があり、スパイスとバルサミコを購入に店内に入った。国内の商品ばかりではなく、輸入された品も多い。その中で目を引いたのは、SB社の新製品である小分けした袋売りのスパイス&ハーブシーズニングである。鶏肉に混ぜる物と、魚肉に振りかけて使う物とを購入した。価格は100円程度で、2回分入っている。

 

 

 実際に使用してみた結果、味はまずまずで、レストランで提供される風味と変わりがないし、手軽で、ひと味違う料理が完成する。是非お勧めしたいと思った次第である。SB社のホームページには約50種類が新発売されている。我が国の物としては画期的な新商品であると感じている。ご近所のスーパーマーケットにはしばらく入荷まで掛かると思われる。