鳥!連続写真!掲載中!

近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

集中豪雨

2016年09月11日 00時00分01秒 | 緑陰随想

 未だに人間の手でコントロールできないことの一つに、お天気のコントロールがある。突風、豪雨、台風、雷、等すべてである。気象については全くのお手上げ状態で、この他、地震、火山噴火、地震に伴う津波、等の自然現象もあり、科学技術を駆使しても自然がもたらす異常を感知はできても、操作するまでには至っていない。一時、砂漠に雨を降らすプロジェクトなるものがあったが費用の面や、効果が一部に限定されるなど、どうも怪しげなプロジェクトであった。今は雨を降らすなど、誰も話題にすらしていない。

 

 砂漠地帯に降る雨は、ごくわずかな量であり、それでもそこに適応して生き続ける動植物がいる。地中深く掘った井戸は、オアシスとは異なる水の供給手段として利用されているし、我が国が海水を淡水にする技術援助は多くの国で利用されている。ペットボトル等で飲料水の供給はもはや、砂漠の国ばかりではなく、水の豊富なわが国でさえ、利用されている。我が家にもサーバーなる装置があり、常に冷水と温水の飲み水を利用している。

 

 飲料水のビジネスは見事成功しているし、普段摂取する飲料水以外のコーヒー、紅茶、日本茶なども、自動販売機で容易に飲むことができる。水の問題はある程度コントロールが可能と思えるが、今回テーマとした、集中豪雨などは、ゲリラ豪雨とも呼ばれ、短時間に一部地域に集中して豪雨をもたらすので、排水が追い付かず、河川の氾濫や、土砂流出の被害が発生する。それでも治水対策や土留めなどの土木技術の向上で、ある程度抑えることができている。

 

 問題なのは、台風や、竜巻、落雷、豪雨、豪雪などは、全く手に負えないのである。予測はできても、そのこと自体をコントロールすることができないし、解消や軽減することが不可能な状況である。天気予報などで、注意を喚起するだけで、防ぐことができないのである。発生の度に同じ注意報は出るが、根本からの対策はとることができない。

 

 その意味では、人類の英知には限界ありとしなければならないのである。そのなかでも、フロンによるオゾンホールが拡大し、太陽からの紫外線量が人体へ悪影響があるとして、フロンの使用をやめたところ、効果があったようである。地道な努力が温暖化を避けることも言われている。自然災害を阻止することは不可能であっても、この分野の問題解決への挑戦は大変重要であり、諦めずに行ってほしい。



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