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ベランダの防水施工その3

2015年12月07日 00時00分01秒 | マニュアル

 コーキング剤をコンクリート面のクラックに充填し、乾燥を待ってる間に注文していた防水剤のシーラーが届いた。10平米ぐらいあるベランダには原液4リットルあれば十分足りる。酢酸ビニル系のエマルションなので乳白色をしている。羊毛刷毛で細部を塗り、平面は、ローラー刷毛中毛を使った。乾燥は早く1時間もあれば乾燥した。コーキング剤はスッキリとは乾燥しない。空気中の湿気を吸収して硬化する。

 

 本日からはメインの中塗りを始めた。アスファルト系の防水剤で、骨材として砂が含まれていて、粘調である。施工は細骨用のローラー刷毛細目を使うように指示されている。細骨用のローラーはマスチックに使う樹脂製の網状である。見た目はスポンジの気泡が大きい形状といえばだいたい分かる。マスチックは左官材料と塗料の中間的な素材で、厚塗りでき、玉吹き付けすることで大きめの粒子を吹き付け、金コテやローラーで押しつけて模様を出すことが出来る。

 

 細骨ローラーを使うと凹凸模様が出来るため、材料を多く使う。材料節約のため、羊毛ローラー中毛で施工した。粘度は工場で調整しているため、原液を塗る。塗りにくいかも知れないが、骨材が入ると粘調となるからであろう。プロは開缶後、撒くようにして塗料を撒き、板等で広げ、その後ローラーでならすようであるが、自宅のベランダは屋上とは異なり狭いのでローラー塗り用バケツを使った。膜厚を付ける目的があるので、細かい亀裂は十分埋めてくれる。乾燥時間は3時間以上で、気温によって異なるが、5℃以下だと乾燥不良を起こす。2~3回塗り重ねるとことによって防水性を高められるようである。

 

 施工は何も工作物が無い所がよいが、空調の室外機は移動しながらの作業で、2倍の手間が掛かる。外壁との塗り分けのため、幅広の養生テープを貼ることを忘れないようにする。外壁が凹凸があるため、塗り分けの仕上がりはよいとはいえないが、上塗りで調整したいと思っている。狭いベランダであるが、塗る場所の順番をを考えて、行わないと逃げられなくなるので注意したい。

 

 中塗りの1回目が終わった段階であるが、コーキングした部分とコンクリート面とは吸い込み状態が違うので、塗りむらがあるように思われるが、2回塗ればその差は分からなくなる。あまり細かい点を気にしないで施工を行う。必要ならば軍手を使っても良いが、感覚が鈍るので、薄手のゴム手袋がよいと思う。



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