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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

ニードルタティングの効用

2016年04月04日 00時00分01秒 | 紹介

 4ヶ月前に始めたニードルタッティング、基礎編は終わり、応用編に入っているところだと思う。というのは、どこまでが基礎でどこからが応用であるのか、指針があるわけではなく、自らが勝手に思っていることである。専門の教室に通うわけではなく、師と仰ぐ方についての習得ではないから、評価してくれるのは、周りの家族や知人だけであるからである。

 

 始めた当初は、もっぱらの指導者は、パソコンで検索した動画の先生であったし、現在も基本的には変わりがない。専門書も我が国では見かけないし、洋書にしてもアマゾンドットコムで、適当に注文した冊子だけであるからだ。基本は非常に単純で、百円ショップで販売されているレース糸、ぬいぐるみ針の針先を加工した自家製のタッティング針、糸通し、はさみと、クゲ針ぐらいである。タッティング針は17cmほどの長い針一本である。

 

 長く続けていけるのかどうかは、人によって異なるが、4ヶ月も続いたことからして、たぶん、もうしばらくは楽しませてくれると思う。というのは、編み上がった作品が、以外と人気が高いのである。若干気を悪くしないように、外交辞令的なお褒めをいただいているのかも知れないが、孫も鞄に付けたりして楽しんでいるようである。「だいぶ上手になったねと」の言葉もあり、年齢からしてお世辞とは思われない。

 

 女房を通じて、知人に差し上げたこともあるが、総じて評判が良く、注文も出始めている。最近は、コスター、携帯電話のストラップ、ブックマーク(栞)、ブレスレット、ドイリーなども手がけているので、日常的に使える範囲が広くなってきた。イヤーリングや、スノーフレークなどの小品も人気がある。それぞれは、英語の動画サイトで、外国人教師が提供しているため、日本人には似合わない小品が多いが、何に使っても良い。日本人の講師が紹介する動画もあるので、時々見ることにしている。

 

 人様に差し上げることによって喜ばれるのは作った甲斐があるというもので、70の手習いというか、指先を動かすことによる脳への活性化と思って始めた編み物が、想像もしていなかったプレゼントで、多くの方が喜んで使って頂けることとは考えもしなかったことである。これによって同じ思いの仲間が一人でも出来ると良いのであるが、いつのことになるのか、先のことは分からないでいる。もう少し自学自習で技量を高めるため、続けたいと思う。



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