コンセント(アウトレット)にゴミが溜まり、水滴や油などが原因で、導通してリークを起こし、ショートする事故が発生している。ショートしてブレーカーが落ちるのはよいことではない。(家庭に入っているブレーカーの定格電流が不足すると度々ブレーカーが落ちる)ショートが原因となって火災が発生する場合もあるため、こまめにコンセントを点検する必要がある。たこ足配線もアウトレット部分が加熱して高温となり、器具から発火する場合もある。定格電流を常に考慮する必要があろう。電気をエネルギー源として使用する電気製品は多い。日頃から電気の知識を持って生活したいものである。
大掃除の時ぐらいしか、電気器具の裏側まで見ないが、結構埃が溜まっている。冷蔵庫なども狭い空間に無理に押し込まれてしまい、放熱板周囲が高温となり、故障を起こすこともある。最近の冷蔵庫にはパソコンの中に入っている小さな扇風機を使っていて、点検してみるとフィールターやプロペラが油汚れと埃が付着し、フィールターの目を塞ぎ、プロペラに付着すると力が掛かり過ぎ、何れは冷媒圧縮用のモーターを冷やすことが出来なくなって冷蔵庫が故障する。取扱書があれば詳しく、記述してあるが、購入時ぐらいにしか取扱説明書は見ないので、故障すれば製造メーガーや販売店の修理に依頼することになる。部品1つを交換するにしても技術料や出張料金を請求される。一番困るのは故障が長引くと冷蔵庫や冷凍庫に入っている食料品が腐敗してしまうことである。日頃からの点検やメンテナンスについて取扱説明書を見る習慣を付けることだと思う。
白熱電球や蛍光灯もカバーや傘部分も含め、結構汚れている。たばこを吸う家庭ではその汚れも強くなる。電源が入っていないことを確かめた後、電気製品は水を嫌うので、万一ソケットやコネクター部分に水が入り込むとショートの原因になるため、十分に乾かしてから組み立て取り付ける。カバーや傘を取り外し、中性洗剤を雑巾に付けて拭き取ればきれいになり、光量もだいぶ違う。
夏場に使った扇風機もコードをコンセントからはずし、ネット状の保護カバー前面をはずす。次ぎにプロペラ(羽)の取り付けねじをはずすが。逆ねじとなっているので右回りに回して緩ませ、プロペラをはずす。保護カバー後面をはずすと分解できる。中性洗剤で傷が付かないよう注意し手洗い乾燥させる。本体のモーター部は雑巾に中性洗剤を付けて汚れを拭き取り。コードも併せて拭き取る。取り付けは取り外しと逆の順序で組み立て、ポリエチレンのゴミ袋で全体を包み込み収納する。
使用する消費電力が大きい電気器具や水回りに近いところに置かれる洗濯機などではアースが確実に取れているかを点検しておくことも大切である。
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