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近くの多摩川に飛来する野鳥の連続写真を中心に、日頃感じた出来事を気ままな随想でご紹介し、読者双方との情報を共有したい。

続編蜘蛛の糸(2回シリーズその2)

2014年05月23日 00時00分01秒 | 紹介

 以前ジョロウグモの捕獲の様子を写真紹介したことがあるが、このときには、縦糸と粘着力を持った横糸の話をしたはずであるが、ジョロウグモの臀部には、二種類の糸を繰り出す糸の排出口を持っている。粘着力のある糸にふれないように足裁きをしており、8つも眼がついているのでよく見えるのかもしれないとの話をした。通常、蜘蛛の糸は上部から下部への移動用糸には粘着力の無い糸を使っている。獲物をとらえたときに巻いている糸も粘着力のない糸を使っている。蜘蛛の巣の中央部分にえさをつり下げ、身体を中央に移動したら、つり下げた糸をたぐり寄せていた。子供の蜘蛛は生まれた後、風が吹く日に枯れ枝の上まで行き、尻から糸をはき出し、風に乗って移動するといわれている。将にスパイダーマンの移動にも使えるかもしれない。

 発明・発見はまだまだ続くであろう。何時までもロマンを忘れないことが、成功へ結びつく鍵であると思った次第である。(以上、再掲の内容です)

  今回第3回目の川崎市民アカデェミーの見学先であった先端技術館に展示されていたスパイバー社の「QMONOS」は将にこのことである。先端技術館に展示されていて、実際に商品化されていたことはうれしくもあり、将来性を期待する技術であることを確信した次第である。先端技術館で説明にあたった女史の話によると、今、株を購入しておけば何れ値上がりすることとの推薦があったが、それは兎も角として、タンパク質で作られていることが、医療分野での利用価値があり、廃棄物としても分解しやすい。今後の技術分野では自然環境を汚さずにバランスを保つことが重要な条件であることは間違いないであろう。

 ご興味がある方は以下のアドレスをご覧頂きたい。

  スパイバー社社長 関山和秀氏“QMONOS”実用化への挑戦

 http://www.stream.tepia.jp/?p=56960

(このシリーズ最終回です)



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