エッセイ3連続読破中。
ここのところ女性作家のエッセイ三昧。
通勤の行き帰りにちょっと読むのにいいんだよね。
ミステリーだと登場人物や筋を思い出すのがちょっと面倒になってきたんだよね。
その点エッセイはいい。
一話完結だもんね。
林真理子さんに始まって、向田邦子さん。
そして現在読んでいるのが阿川佐和子さんの老人初心者の覚悟。
林真理子さんのは下世話な感じというかミーハーというか、ちょっと品がないというかそんな発想がいいんだよね。自分でもわざと意識してやっていると思う。
まあ週刊誌掲載というのもあると思うけどね。
向田邦子さんのは、時代を感じさせるのが逆に新鮮でいい。
今だったらちょっと書けないセクハラ、パワハラ、子供虐待のオンパレード。
だけど名文。エッセイのお手本。
格調高い文章で内容は身辺雑記。卑近な題材をうまく料理してお客に出している。
自分をさらけ出している。
美味しく食べさせていただいた。
阿川佐和子さんのはやっぱり作家の子供で慶応卒のお嬢様というのが年取ってもにじみ出ている。
現代の向田邦子かも。
父親が絶対権力を持っていたところも似ている。
凛として崩れない。
歌謡曲を聴いて、次にクラッシックを聴いて、最後はポップスっていう感じかな。
うまい!!(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます