バルトリの優勝に涙が出た。

ウインブルドンでバルトリが優勝したねえ。
6年越し。よかった。
6年前の準優勝のコメントを思い出して涙が出た。
そのコメントには、当時ツアーを一緒に回っていた父親(医者)に優勝をプレゼント出来なかった悔しさが滲み出ていた。
父親もそのコメントを聞いて肩を震わせて泣いていた。
それがあってこそ、今回の優勝には重みがある。

普通前回のことがあっての今回の決勝進出。緊張するところだがいつものように両手打ちハードヒット。勇気があった。
対戦者のリシッキはまだ23歳。チャンスはまたいつか来る。

今回びっくりしたのはバルトリのサーブの打ち方。
腕を伸ばしている。まるでピッチングマシーンのよう。
真似してみるかな。（笑）

今回の優勝のコメントはやはり父親に感謝していたが、もうツアーに帯同していない父親はビデオを撮っていた。
6年という歳月は親子の関係も変える。子供じゃなくて一人の人間として接している感じだった。

バルトリは試合中自分自身に常に気合いを意識的に入れていた。
結局、対戦相手は「自分」。