ルネッサンス / マーカス・ミラー

待望のアルバムが発売となった。

前作の「TUTU」なんてなんで制作したのか理解に苦しんだ。
だって神様マイルスの作品があるからである。
全く違うアプローチならわかるが、マイルス盤のコピー。メイン楽器がトランペットであれば、マイルスの「TUTU」を聴く。

マーカスがメインの作品を聴きたい、と強く思っていた。
新作の題名は、「ルネッサンス」そうなのだ”再生”
自分でも新たに生まれ変わる必要があると感じていたんであろう。
いい題名。

そして一聴。
いつも通り”クール”かっこいい。
楽器の活かし方。アンサンブル。構成。

＝アマゾンの内容紹介＝
ファン待望の5年ぶりのスタジオ・アルバム。
音楽の革命的復興のために実力派若手ミュージシャンらと演奏した話題作。
また、マイケル・ジャクソンに捧げたベース演奏による『アイル・ビー・ゼア』も秀逸。

自分のコントロールできる若手ミュージシャンを登用したのが成功している。
ただし、ここで批判を覚悟で申し上げると、
「音はいいんだけど、曲がよくない」というか「曲に魅力がない」と感じた。

シンプルな音作りながら一曲一曲が魅力的なノラ・ジョーンズの新作。
楽器が奏でる音や曲の構成がかっこいいけど曲が面白くないマーカス・ミラーの新作。
　
私の採点は、★★★★☆　なんだかんだ言って高得点。

何故なら”再生”しなければいけないと、自分自身分かったから。
そんな彼を応援するべく★をひとつ追加した。strong>音楽 ブログランキングへ