ダウとTOPIXで判る市場判断(577)
JT中国生産縮小
JTは中国で生産委託を大幅縮小の方向で検討している。中国側の対応を見ていると、日本側に責任を転嫁したり、自国の工場を擁護したり、事件をウヤムヤにしようと言う動きだ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/125001/
縮小では、消費者が納得しないだろう。また、反日教育をしている国から、食品を入れると言う現状は、これで収まる事は無いだろう。日本人が監視してない生産委託は即、中止するべきだ。
現状では、中国の食品に不安を持つ消費者が増えている。JTの対応は生ぬるいので、消費者が買わない方向に動くと見られる。つまり、JTは大幅に損金を抱える事になろう。手持ちがあれば、売って置きたい状況と言える。
株式市況と予想
ニューヨークは、96$高で、円は高かったが、東京は、111円高に始まり、そのまま上がり続けて、10:30分頃には、349円高まであり、13.850円が高値で、前引けは、279円高で終った。
先の戻り高値、13,889円を抜けなかったので、また、下げかと少し心配したが、後場も強い展開となった。米国が高かったために、米国機関投資家の先物売が出なかったようだ。
1/22の安値、12,572円から、2/4の戻り、13,889円が目先の高値で注目されていたが、今日、やっと抜いたので、これからは、「押し目買い」になる。目先の高値目標は、14,100円前後である。
目先高値目標の、14,100円前後で、大きく抜けるか、届かないかで、今後の動きが読めることになる。抜けば、15,300円に向かうし、抜けないとしばらく揉み合いになる。下値は、-300円程度か?
ダウ 414.11 円 高 13,914.57
TOPIX 34.17 P 高 1,355.54
ダウとTOPIXを比較すると、ダウの方が2割ほど高くなっている。今日の値上がりは、機関投資家の買いによって上がった事が判る。機関投資家の動きで、日替わりに、是だけ大きく動かれると、手を出しにくい。
今日の動きが、414円高で、日本の株式相場の動きが荒い。これは、個人投資家の比率が減少しているせいであろう。この下げで、動くに動けない状況もあろうが、経済産業省の北畑事務次官の「投資家は馬鹿」と言った。
このような、資本主義社会を正確に理解しない高級官僚の姿勢が、個人投資家を保護せず、投資家の減少を招いているから、日本は何時まで経っても、国民の中に占める投資家の比率が上がらないのである。
サイコロはダウTOPIX共に、マイナスが外れて、プラスが入った。ダウは、7:5から、8:4になり、高値を示す比率に成った。TOPIXは、6:6から、7:5になり、こちらはまだ上げれる余裕がある。
ただ、明日は、プラスが外れるので、上がっても比率は変わらずなので、上がれる要素がある。また、ここの所、上げ下げが交互に来ているので、今日上げると明日は下げると言う事になる。
さて、ここの所、何度か、低位株を勧めてきたが、今日は花盛りである。値上がり上位、4位までが、今日の値上がりで100円に乗せたものである。この動きから言えば、明日は低位が下がるだろうが、明日以降の下げを上手く拾いたい。
具体的に銘柄を上げると、トウペ、大東紡、兼松日産が、ストップの30円高、四位の宮地は、24円高である。この内、どの銘柄が続くのか不明だが、100円割れは拾っておきたい物だ。
この、30円の上げは、70円台の株から言えば、一日に、4割も上げている。低位は下げも大きいが、上げも大きいのである。ハイテクや優良株で、4割儲けるには、数ヶ月は掛かる。上手く、低位を広げて買っていても、相当に有利である。
他に、トーア紡、ミヨシ油脂、日東製網、コンベア、大末、石川勢作、三晃金属、真柄建設、東海染工、若築建設、林兼、エスバイエル、蛇の目、シルバー、東海観光などが、100円台以下の値上がり銘柄である。
幾つか、有配なのに、この中に入る物がある。特に注目されよう。決算月が近付いているので、配当取の買い物が入っていると見てよいだろう。すると、しばらく続く事になるので、余り下値は指さないようにしないと、掛からないだろう。
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