ダウとTOPIXで判る市場判断(866)
善光寺で犠牲者法要
善光寺で、中国五輪後のチベット問題で犠牲になった123人(チベット人111人、中国人12人)の追討法要を行った。日本の平和・人権団体は、これらを無視している。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/247224/
チベット資源は中国人が来て恩恵にあずかるがチベット人は阻害されているなど経済的にも問題が有る。この上に、人権無視の軍が駐在して警察と共に弾圧を続けている。
日本で差別だ、平和・人権と騒ぐ団体・報道は、これを無視している。そして、同様の民主党援助に余念が無い。これらの事実を知って、対応しないと日本もチベットの二の舞になる。
報道が隠して、導こうとする方向は、日本の破壊であり、軍備反対は、「永世中立を世界に宣言して、軍備をほとんど持たなかったチベット」の状況なのである。
豚インフルエンザ拡大
メキシコから米国に広がっている豚インフルエンザは、メキシコで犠牲者が81人に増えた。しかも、メキシコの調査が完全でないようだ。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/247275
感染者は、1400人と言うが、この数字は増える可能性が高い。人から人へ感染すると、移動の範囲が世界中になり、衛生管理の行き届かない国の感染が気になる。
インフルエンザの抗菌マスクを作る日本の高技術は、広がるほどに注目されるだろう。少し動いているがクラボウ、ほかにダイワボウ・シキボウだったと記憶するが、今後が注目される。
株式市況と予想
金曜のニューヨークダウは、119$高で、8,078$と大台に戻していた。東京は、75円高に寄り付いたが、直に下げて、17円高まで押した。
これで先物の売りが切れたようで、10:00時には、132円まで上がっていた。ここで、買いの方も切れたようで、下がり始めて、前場の引けは、68円高となった。
10:00時以後の下げを見て、弱いと見た機関投資の売りによって、後場寄りから売られて、12:40分頃には、-18と、割れてしまった。
その後もだらだらと下げる動きとなって、13:30分頃には、-59円まで下がった。この後は買い戻されて、14:30分頃には、0円辺りを往来する動きとなった。
ダウ 18.35 円 高 8,726.34
TOPIX 3.05 P 高 833.10
ダウとTOPIXを比較すると、TOPIXの方が、1.662と、七割ほど多く上げている。ダウの方が機関投資の売りで戻れなかった事を示している。
サイコロは、ダウTOPIX共にプラスが外れたが、共にプラスが入ったので、ダウ、7:5、TOPIX、6:6の比率に変化が無い。あすも、プラスが外れるので上がる可能性の方が高い。
ニューヨークと東京の単純比較では、東京が、648ほど上にあるが、一時の差、900ほどに比べると次第に下がっている。この辺りで、再び開かないと、米国市場隷属に戻る。
いよいよ連休突入の週と言う事もあって、何時もの月曜ボケより動きが鈍い。また焦点の無い動きである。業績悪で船株が安いようだ。大きく下げれば買える。
繊維の、サカイオーべ、帝国繊維、クラボウ、フジボウ、豊田紡織、大東紡、東海染工などが、値上がり50位に入っていた。豚インフルエンザが刺激になっていると思われる。