今朝、載せた筈なのに、何故か、また、下書きになっていました。
今頃気付いたので、今載せます。
8月16日に載せた「桃太郎の話」にコメントがありました。
http://kabu003himiko.iza.ne.jp/blog/entry/682024/
コメントのままでは、遡って読む人が少ないので、記事にします。以下、記事のコメントです。
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Commented bynihonhanihon さん
見落としていました。10エントリー以上遅れながら追って読み続けているところです。
猿も犬も猿田彦さんでしょうか。
原型は リーダー・・・馬 家来・・・桃・猿・雉
だったのではないかと「黄泉国」の解釈以降考えていますが・・・。
仏教派の公家さんが権力を掌握してからは「リーダー=馬」とあらわせなくなったので桃を繰り上げてリーダーに描き猿を分割して犬というキャラクターを加えたのではないかと考えました。
なぜに「犬=猿田彦さん」なのかといいますと古代史に関心のない人にもわかりやすいある一般名詞がそれを語ってくれるのです。
それは、「天狗」です。天狗=「うまのいぬ」 2008/08/21 17:45
返信: Commented by三島明さん
猿田彦は天狗ですね。
「うまの犬」は、本来、「うま=あまの忠実な家臣(いぬ)」から始まったものと思います。
忠実な家臣は猿田彦の他にもいます。地方に天下りして、人々を導いた神です。倭人伝の市場の責任者も其の一人でしょう。 2008/08/23 23:52
返信: Commented byVIWAさん
こんばんは、三島先生。
これは随分考えましたが、よく分かりませんでした。しかし、nihonnhanihonさんとの応答で何となくイメージしています。
ただ、猿と犬は何となく仲の悪いイメージもありますし・・。こちらで「さるく」と言えば用もなく歩き見て回る意味もあります、「いぬ」は「いぬん(け)」帰るのか?と四国の従兄弟は使いますし、混乱しました。
猿はあまり見ないですが、犬は狛犬として神社でよく見かけます。よくよく神社を守るようにしてある様なので、やはり家臣のイメージがあります。 2008/08/24 03:32
返信: Commented by三島明さん
犬猿の仲、と言いますから、、、。でも、桃太郎では仲が良いようです。
「さるく=用も無く見て歩く」は、面白い!歴史の一部が言葉で残ったものでしょう。
さんが、「猿と犬を天狗で結びました」が、言葉でも繋がる事が「いぬ=去る。帰る」の意味です。
nihonhanihon、「猿・去る(いぬ)」で判ります。猿と犬が、同じ意味を含む事は確かです。
狛犬は、確かに、イヌが付く。
神社に有って、邪に睨みを効かしています。ただ、後の追加で少し問題があります。また、顔は鬼瓦と似てます。だから、朝廷の関与を思わせます。
「コマは、馬・子馬」の意味なので、面白いです。
宇摩に無縁の置物ではなさそうです。コマイヌと聞けば当事の人が思い起こした事を、いずれ推測してみましょう。
桃太郎には馬が無いので、、、。 2008/08/24 03:35
返信: Commented by三島明さん
nihonhanihonさんが、変な所に飛びました。三行目に書いたのに、5行目にあります。 2008/08/25 01:33
返信: Commented bynihonnhanihonさん
「高麗 」を「こま」と呼ぶルールが続いていますが、いくら「r」の発音が今日とは違うとしても、「麗」に「ま」の音を充てるのは無理をしているような気もします。
半島の様式を表現するつもりなら「からいぬ」の方が通りはよかったのではないか…つまり、「こまいぬ」には高句麗や狛の意味はなかったのではないか…つまり、飛鳥以降の操作が施されているのではないか、と考えてみました。
先生のおっしゃる「子馬」が妥当ではないかと思いますが。
生駒山の意味も見えてくるのかも知れませんね。 2008/08/25 01:54
返信: Commented bynihonhanihon さん
さらにつけ加えますと、あの蘇我馬子を輩出した蘇我一族ですが、馬子さんよりもずっと前の族長に「高麗」という人が記録されています。
文字を後の当て字と考えると意味は「子馬」さんと考えることもできそうですね。
さらに、崇峻天皇暗殺事件の工作員の名も「こま」ですね。
また、馬続きとは異なりますが、馬子さんは「嶋大臣」とも記録されています。
宇摩王朝の流れを汲む神宮がある伊勢国のさらに海に出た先は「志摩」国、なにか関連があるのでしょうか。 2008/08/25 08:04
返信: Commented by三島明さん
To nihonhanihonさん
>「高麗 」を「こま」と呼ぶルールが続いていますが、いくら「r」の発音が今日とは違うとしても、「麗」に「ま」の音を充てるのは無理をしているような気もします。
宇摩隠しに、高麗国を使った可能性が充分です。
>半島の様式を表現するつもりなら「からいぬ」の方が通りはよかったのではないか…つまり、「こまいぬ」には高句麗や狛の意味はなかったのではないか…つまり、飛鳥以降の操作が施されているのではないか、と考えてみました。
高天原(宇摩)の伝承を無くすために、操作されたものでしょう。
>先生のおっしゃる「子馬」が妥当ではないかと思いますが。
>生駒山の意味も見えてくるのかも知れませんね。
イコマも、「居・出、コマ(子、宇摩)」でしょう。 2008/08/25 08:16
返信: Commented by三島明 さん
To nihonhanihonさん
>さらにつけ加えますと、あの蘇我馬子を輩出した蘇我一族ですが、馬子さんよりもずっと前の族長に「高麗」という人が記録されています。
この頃から始ったのでしょう。
>文字を後の当て字と考えると意味は「子馬」さんと考えることもできそうですね。
宇摩志(略)神以来、ウマは、高天原、天(アマ・メ)の本名です。この権威を消したり、使ったり、貶めたり、様々に使われています。
>さらに、崇峻天皇暗殺事件の工作員の名も「こま」ですね。
貶めた例の一つ。
>また、馬続きとは異なりますが、馬子さんは「嶋大臣」とも記録されています。
名族、宇摩を島に変えたのです。
逆に言えば、ウマ=しま、と言うことです。
>宇摩王朝の流れを汲む神宮がある伊勢国のさらに海に出た先は「志摩」国、なにか関連があるのでしょうか。
シマには、支配地の意味があります。ヤッチャンが今も使っています。記紀にも、「国=シマ(州)」とあります。シマは、「知り・知らすの知と、マ(うま、あま)」の意味だったのでしょう。 2008/08/25 14:28
返信: Commented by nihonahanihonさん
ありがとうございます。
ますます宇摩時代が面白くなってきます。
今後もよろしくお願いします。 2008/08/25 21:27
返信: Commented by 三島明 さん
私も書きながら楽しんでいます。
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以上ですが、天狗と犬については、考えが及んでいませんでした。
思えば、「サル」、も、「イヌ」も関西では、「帰る」意味があります。
今度の、「桃太郎の原型2」では、「この話によって、伝承の何を隠したのか」、に加えて、これらも書いてみたいと思っています。
童話の原型を考えるのも面白いものです。
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