株式投資と邪馬台国女王、卑弥呼

"卑弥呼"と"株"。株は49年,古事記は30余年で、邪馬台国=北四国の独自見解です。

証券界の落し穴

2006-08-15 11:22:47 | 株、市況、予測
 十数年前、私は『日経マネー』で、数回紹介された。この時,私は『アマ名人』だった。しかし、この頃の私は、十年余り、株投資で食っていた。

 同じ本に、株の名人として、投資顧問会社、評論家、証券会社などの、人々が出ている。彼らは、自分で投資して、その儲けで食っているのではなく、それが出来ずに、口先で食っている。こんなのは、他の業界ではプロと言わない。

 例えば、野球で言うと、グランドに立つ人がプロであって、案内人(証券会社)や、解説者(評論家)をプロとは言わない。

 私の会では「投資で稼ぐ事ができないで、面倒な原稿を書く生活者は、著名であっても、落第生。だから、彼らの意見を重視しないこと。また、これらの、解説者にも、当たる人、当たらない人の、ランクがあるが、これは公表されない。誰が何時どういったかを、自分でメモしないと、その場限りの意見に載せられる」と、何時も言っている。その人のいうとおり上がるなら、電話で2分、原稿は一時間。これを選ぶのは自分の見通しが儲からないからだ。

 証券界だけ、特殊なプロ(損をして、資金が無くなり、解説者をしている)が居ることを、知っておかなければならない。マスコミは売るために、プロと書いているが、本当のプロはマスコミに載らない。

 また、ここ数年は、相場の好調も合って、短期に大儲けの人が多く出ている。五十年近くも、相場をやっていると、ラッキーな人も居る。だから、このような儲けを売るのは、宝くじに当たるのと同じで、幸運以外の何者でもない。

 投資は本来の姿に合わせて、長期にゆっくり増やせば良い。投資とは出資であり、出資は時間を経ないと、本当の姿が判らない。大きく育つもの、萎れるもの、枯れるもの、これらを、体験して本当の投資家に成る。

 株は分散して、資金の一割以上集中しないこと。これを守れば、投資の資金が枯れることなく、続けて、本当の投資の面白さを体験できる。集中して、大きく儲ける投資は、一時に資金を失う危険を持つし、これで、再起不能になる。

 資本主義社会では、智恵と情熱があれば、資金提供を受けて、夢を実現することも出来る。この、自由な社会をモット有意義に過すには、投資の成功が好ましい。このためには、成上がる幸運児の話でなく、長い体験者(成功している)の意見をよく吟味することが、大切だと思う

証券界は本来の意味と違う言葉の使い方をしている。注意が必要だ。  今日は、この辺で終わる。  

                         三島     明

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