おはようございます。4月28日月曜日です。広島は小雨が降っています。青空が見えません。その分気温は少し低めか、、、。日差しがあると、暑さを感じるような時期になっています。もう初夏でしょうか。このGW中に、県北地方では、田植が始まります。兼業農家の方が多く、平日はどこかへ勤務しているため、GWは家族総出で、集中して田植が行われるようになっています。昔は隣近所で助け会いながら田植を行っていましたが、最近は各農家が田植機を保有・使用して、田植を完了しています。その分、地域の互助の精神は薄れ、あるいは、なくなってきているように思われます。田植の準備で、田は耕され、水路が整理されます。
さて、相場です。先週金曜日の米国市場では、株式市場は、4日連続で3市場そろって上昇して引けています。ハイテク株や半導体関連が買われてナスダックは少し強めに上昇しています。利回りは4.2350%と週間では下げ傾向になっていますが、レベル自体はまだ高値圏と思われます。この利回り動向とドル円相場の相関は、今はなくなっていると思われます。
CMEN225は、36040と日経比で、334p上昇して引けています。本日の日経平均は高く寄り付き、利確の動きが出て、寄り付いた後は、上昇よりも下降していくかもしれません。
ドル円は、先週金曜日は143.575円で引けています。この日は144.030円というドル高を作りましたが、この高値で3MAXを形成し、144円台にタッチしたということから、ひとまず満足感が出てくるかもしれません。
これと、株式市場の動きが重なると、相場はどちらも上値の重い展開になる恐れはありそうです。
加藤財務相とベッセント財務長官の日米協議では、為替は出なかった、といいます。嘘か誠か、、、。単純に「そうですか」というように信じることはできないと思っています。
「今はしない」という限定付きなのかもしれません。ドル安へ持ち込もうとしている米国です。どのレベルを米国が意識しているか今は不明ですが、いずれ明確になってくると思われます。
そうなると、現在は、関税と防衛について協議するということになっているのかもしれません。
関税は、米国への投資と「相殺」する扱いのものになる可能性もありそうです。
防衛については、本邦が自律的に検討することと突っぱねるかもしれません。軍事費より、本当は、日米地位協定などの見直しのほうが重要だと思いますけど。このテーマになると、単純に解決するとは思われません。戦後体制を見直すことになりますから。
今週も多くの指標が出てきます。特に29日から5月2日の間は重要な指標が続々と出てきます。
例えば、29日には、JOLTS求人件数やコンファレンスボード、30日にはGDPやPCE、5月1日になると、日銀会合結果、ISM製造業景況感、そして5月2日には雇用統計が出てきます。
これらの結果を受けて、相場は上下すると思われます。
特に米国GDPでは、貿易摩擦の激化前から失速しているかも、という予想もあります。景気後退や雇用市場の悪化懸念を高める恐れがありそうです。
日銀会合では、「現状維持・据え置き」が決まると思われます。
来週になるとFOMC結果が出てきます。FOMCでも、「現状維持・据え置き」になると思われます。
最近の相場の動きを見ていると、14日以降はローソク足は鯨幕模様に近い状況になっています。このリズムで行くと、本日は陰線を引くつもりか?
前述のように先週金曜日高値で、3MAXを形成していますから、本日は下押し傾向が強くなる可能性はあるかもしれません。これを考えると本日は陰線を引くかも、という考えもあながち筋違いとは言えないかもしれません。
一昨日の、「今週の言い訳」にも書いていますが、これからの相場の動きは、上下しながらも上昇基調となりそうですが、2025年3月11日安値の146.538円(調整1波安値)と重なることはないというのが、相場の定石ということになります。もし、重なるようになった場合は、改めて、別のシナリオを考えることになります。
現在は、上昇4波に入っていると考えられますので、下げても、押し目と判断されるようになり、買い方が動いてくると思われます。
相場の流れは、2025年1月10日高値からの下げ相場になっていると思われますので、順張りということを考えると、ロングは保有しにくいところと思われますが、波動では、上昇4波に入っていることを考えると、その期間においては、ロング対応でよいということになるかもしれません。上値予想などは、一昨日の「今週の言い訳」を参照願います。
本日月曜日から明日火曜日までは下げ基調となり、火曜日になってから反発するというシナリオもあるかもしれません。
あるいは、本日、本邦市場で、金曜日高値144.030円チャレンジが出て、更新する、あるいは近いところまで上昇するかもしれません。下げるのはそののちとなるかもしれません。
時間を味方につける取り組みは、「吹いたら売り」ということになります。
本日の健太君の判定は、「買い」は、143.803円超、「売り」は、143.803円以下、「買い」は、143.048円以下の場合となっています。
FPVは、143.375円、R1は、144.230円、S1は、142.721円となっています。
「G指数」は、「少し買われ過ぎ」になってきています。
現在7時04分ですが、6時寄り付き後からの動きを値幅動向で考えると、「買い方優勢」になっていると思われますが、「戻り売り」が出てくる展開と想定中。
寄り付き後、一旦下振れしましたが7時になって買い方が動き、143.754円まで急伸。
今週は米国でハイテク大手、マイクロソフト、アップル、メタ、アマゾンの決算が出てきます。関税を巡る懸念があるため、少しでも予想を下回ると売りが強まるだろうと、市場には、楽観と警戒が交錯しているようです。
本邦企業での決算も相次ぎ発表されます。来期の展望がどのようになっているか注目されます。関税問題もありますので、来期業績予想が出てくるかどうかも注目。
関税絡みのトランプさんやベッセントさんの不規則発言が出てくるかどうか、、、。時代を逆戻りさせ、昔の重商主義に陥ったトランプさん。信頼回復は遠いまま。
今週、赤沢さんは2回目の日米交渉に臨むようです。赤沢さんの良い点として、英語は十分話せること、性格は明るいこと、を見つけました。交渉術はどうであるかはまだ不明。
まもなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌
追伸 7時58分です。少し前に、143.868円ショートを保有。決済めどは143.0~.25円付近。まだ下がりそうとなれば、これを解除して様子を見る予定。目先的には逆張りになっていますので、しばらく辛抱の時間があるかもしれません。
追伸 17時51分です。ここまでの動きでは、方向感を欠くものになっているようです。欧州勢、特にロンドン勢が参加してきても上値は重く、かといって売り込む様子は今のところなく、という感じ。これから、本日の高値と安値のどちらを超えて動いていくのか。
為替情報によると、29日と30日分に期限を迎えるオプションが数多くあります。29日分では、特に144.00円のものが非常に大きいサイズとなっているようで、本日明日は、143円台から動けないかもしれません。本日分としては、142.0円に一つだけあります。この付近まで押し込んでくるかチェック。29日と30日分は数多くあります。オプションディーラーも見方は分かれているのかもしれません。
29日や30日には重要な指標が発表されます。これを受けてのオプションのセットと思われます。まだ決済めどは変更していません。
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