おはようございます。11月20日土曜日です。広島は晴れ、夜明け早々は寒いけど、7時を過ぎて陽射しが出てくると、温かく、散歩もしやすいですね。着衣も1枚少なくて済みます。特に防寒着が不要になり、体が楽です。今週は、愛犬君のゴンとオリの健康診断で行きつけの動物病院へ。その結果は来週には出てくるとのこと。心配なのは、12歳になっているゴン。最近は少し体調にムラがあるようで、どこの原因があるのか少しでもわかれば、と思っています。トイプードルのエルは、ただいま生理中で、健康診断はこれが終わってからの予定で、30日を予約しています。ゴンの体調については、エルの生理中のことも影響しているのではないかと思うところもあります。メスの生理中は、オスはすぐ感じ取り、しつこく追い回しています。そして、喚き叫んでいます。これはエルの生理が終わるまで続くと思われ、あと1週間は続きそうです。
今朝は、小さな菜園の白菜と大根をテスト収穫してみました。白菜は、外周辺部は虫に食われていますが、芯の部分は、被害もなく大丈夫、大根はほぼ完ぺきな状態で収穫できました。早速、大根をサラダ用に刻んで食したところ、甘さを感じるほど。大根は収穫時期になっていると判断しています。これから3,4日毎に、1本ずつ抜いて食用にしたいと思います。白菜もそろそろでしょうか。
さて、今週の言い訳です。
いうなれば、「行ってこい」相場になった感がします。
今週月曜日には、113.912円から始まり、113.753円まで下押しした後は、上昇傾向となり、114.97円まで反発。その後、再度下押しがあって、113.876円まで押した後、反発してきて、114.532円まで値を戻しました。昨日も前半は、順調に上値を伸ばしていましたが、欧州発、ECBラガルド総裁の発言が出て、ユーロが急落し、これで、ドル、円共に買われて、ドル円は、一気に、113.586円まで下げています。その後、徐々に値を戻し、金曜日NYタイムでの引け値は、114.004円となっています。
これで、調整は終わり、と考えられれば良いのですが、どうもそうはいかない事情もあるようです。
NY組も勢いのある反発とまではなっていません。やはり、FRB次期議長人事を巡り、誰が就任するか、見極めようとしているようです。パウエルさんかブレイナードさんの2者択一になっていることは間違いないようで、パウエルさんなら、金融政策の継続性という点からは安心でき、ブレイナードさんの場合は、「ハト派」ということから利上げが遠のくのではないかという懸念もあるようです。
バイデン大統領も、議長人事については、議会の承認を要することから、承認を得やすい人事を行ってくるのではないかという観測も出てきています。その場合は、パウエル氏の続投となりそうなのですが、これに異論を唱える高官たちもいるようで、漏れ聞こえてきているのは、副大統領が女性を押しているということで、大統領と副大統領の間が少しこの人事ではぎくしゃくしてきている、との報道もあります。
ブレイナードさんでは、議会の承認が得られるかどうか、特に議会共和党との調整が必要となりそうで、最近の議会を巡る案件の多さから、バイデン大統領は、できたらこれは避けたいようです。となれば、パウエル氏の続投ということが選択肢となりそうですが、来年の中間選挙もにらみ、決断を迫られているようです。このようなことを考えると、バイデン大統領は、高齢ということもあり、発言や行動に勢いがなく、リーダーシップが取れているのかどうか、これも弱点とみる民主党員が存在し、ひいては、この状況も、バイデン政権への支持率低下になっていると判断する向きもあるようです。
バイデン政権の現状では、来年の中間選挙を戦えないと考える民主党議員も存在し、議会を通過させるべく案件も、議会民主党員の反乱によって、採択へ持ち込めるか不透明なところがあるようです。
昨夜、下院で予算法案は、僅差で通過できたようですが、これからまだ上院での審議採決があります。ここでは前述のような状況から、共和党の反対のみならず、民主党議員の反対により成立は危ぶまれているといいます。
このような状況を見ていて、思い出したことがあります。東京地知事に小池さんが就任した際、築地の移転問題で豊洲側の問題が出てきたとき、小池さんは「状況をよく考えて」といいながら、豊洲移転に反対する勢力の声ばかり聞き、この移転には反対するというスタンスで時間を経過させた時がありました。この時、「小池都知事はいたずらに時間をかけ、決断できないリーダーだ」という説が強く出てきたと思われ、このような声が強くなって、ようやく小池都知事は正式に「豊洲移転」を支持し、決定しています。
このような状況と、バイデン大統領の今の態度が重なって見えるところがあります。
決断できない、行動できない、意見を発信できない、政策を実行できないとなると、中間選挙どころか、次期大統領選挙でも、現役ながら再登板はないのかもしれません。ここに、バイデン大統領自身の「認知症」の症状がやはり出てきているようで、自由な論戦は無理なようです。言い間違いだけではなく、求められるリーダーとしての発信ができない状況も出てきているようです。
次期FRB議長人事を巡り、誰が実態としての権力を持っているのかがわかるのかもしれません。
昨夜のラガルド総裁の発言にしても、発言機会は予定されていたもののようですが、その内容や言い回し方については、もう少し別のやり方があったのではないかと思っています。ラガルドさんは政治家であって、経済論者ではありません。EUという集合体を運営する困難性は理解はできますが、世界の注目を浴びる発言ですから、慎重に慎重を重ねて行ってほしいものです。
ラガルド発言後、欧州各国の株価は急落状態。EU発のラガルド・テーパータントラム(ラガルドショックの方が正解かも)といえるのかもしれません。
昨日、ドル円は113.586円の安値を付けています。ここから値を戻し、114.004円で引けています。しかし、これで安心はできません。
昨日高値114.532円と安値113.586円、そして戻り高値でFEを考えると、これから再度下押しが出てきて、113.5円付近まで行きそう、というシナリオが見えてきます。
別のFEでは、大きめのトレンドですが、10月4日安値110.821円と、10月20日高値114.700円、そして11月9日安値112.726円で考えると、その行先としては、115.20円付近というものが出てきます。
昨日も書いていますが、来週のオプションNYカット設定状況から、113円台での取引がまだ行われるという予測も出てきます。
4時間足の200SMAにタッチしたこともあり、相場はこれから反発してくるという説もあります。しかし、この足では、まだ上値の重い展開となるパターンになっていると思われます。
昨日保有したロングをその日のうちに決済したのも、このような理由によるところが大きいわけです。
そうこうしているうちに、11月雇用統計を待つようになり、ここを通過しても、12月FOMCを待つようになる、という時期になりそうです。
そういえば、昨夜だったかFRB高官が「テーパリングを少し早めに切り上げて終了し、早く利上げを行う方が良い」という説を出してきているようです。市場関係者の間でも、この声に共鳴する方が出てきているようです。利上げのタイミングを失すると、ハイパーインフレになる危険があるという経験則から、早期の利上げを推奨する経済学者も声を上げてきているようです。
これから12月年末相場入り、と意気込んで考えていましたが、逆に混迷する時期になるのかもしれません。
いつの時期でも、楽な相場はありません。そのような中であっても、前向きに、そして、できるだけ楽しく相場に接していたいと思っています。そうあるためには、一番の薬は、「相場に勝つ」ことと思われます。勝てば、相場取引への自信となり、負ければ、気落ちし、やる気も失せてきます。
一日の収支では、プラスになるように終える、ということも重要性がここにあると思われます。
時間というリスクをとって取引するか、それを採らずに取引するか、投入金額はどれぐらいが良いのかなどなど、まだまだ多くの課題がFX取引にはあります。これらについては、また後日に。
本日は、これから所用で出かける予定です。また、そろそろ釣行しようかとも考え始めています。生活へのアクセントです。しかし、この時期の取引は、FXにしろ株式にしろ、重要な局面にあると考えていますので、平日の釣行は行わず、土日を狙って行動するつもりです。
天気ヨシ! そろそろ出かけようと思います。今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌