おはようございます。11月11日木曜日です。広島は晴れ、最近は早朝6時では暗い状況です。最近の日の出は、6時40分頃です。冬至へ向けてさらに遅くなっていきます。6時25分を過ぎて、明かりもなくて歩けるようになってきますので、それから早朝散歩へと出かけています。
風景は冬景色へと変化中。ただし、当地では、ほとんど雪は降りません。海岸線が近く、広島市内でも温かな地域と思っています。冬景色を確認できるのは何時頃何によってになるか楽しみにしています。
さて、相場です。昨夜の米国市場では、3市場ともに下げて引けています。連騰中だったと思いますので、いったん利食いが出てきても不思議はありません。それと、昨夜出たCPIが予想を上回るものとなり、利回り上昇を招きましたので、これを嫌気した売り注文も出てきていると思われます。
現在の利回りは、1.5700%付近と徐々に上昇してきているようです。
最近では、この利回りは1.4%台まで下げていましたが、昨日の岡崎さんの早口での解説の中で、「イエレン財務長官の、『物価は上昇するが、いずれ2%付近で落ち着いてくる』という発言があり、これが早急な利回り上昇にブレーキをかけているものと思われる。」旨を披露されています。本来なら、FRB議長がこのような発言をするものと思われるところをイエレン長官が少し畑違いの発言をしているようで、FRB関係者は少し苛ついているかもしれません。
そして、最近の物価状況については、PPI,とCPIが出そろいましたので、この傾向から考えると、2%というような状況ではなく、予想よりも長く物価高傾向が続き、サプライチェーンが回復しても、物価動向は元に戻らないのかもしれない、などという観測も出始めているようです。
先々のことはまだ暗中模索状態と思われますが、現下の物価動向では、利回りは上昇すると考えざるを得ないと思われます。
このPPIとCPIを受けて、利回りは急反発してきています。
ドル円は114円台の高値を付けていますが、その後は利食いも出て、少し下げ、現在値は、113.878円付近となっています。
本日は米国市場は「サンクスギビングデイ」のようで為替や債券市場はお休みだとか。これでは、本邦時間で、ドル円相場は動き辛いと思われます。
昨夜の想定の一つのうちの反発上昇をNY組は選択しています。下ブレさせてきませんでした。強い上昇機運を感じます。
昨日の長大陽線を否定するのは容易なことではないと思われます。
目先の相場はいつもの通り上下すると思われますが、4時間足で、上昇傾向になってきていますので、短い時間軸のものは、4時間足の方向へ動いてくるようになると推察中。本日の相場は114円台の取引が中心になると、通常なら考えるところと思われますが、米国市場が休場となれば、動きようがなく、明日はもう金曜日ということで、また動き辛いということになってきそうです。
日足で相場を見ると、上値の重い展開が想定されそうです。114円台を突破するのは難しそう。
こんな時に、短期の投機筋が考えることは、「買い方は買い進みたいだろうが、今夜の米国市場は休みだから、動き辛いだろう。となれば、我々が下押ししても、さほどは動いて来ず、下ブレさせた方が稼ぎやすい。上昇しそうになれば、そこは「戻り売り」で対処するのがベターとなりそうだ」などと考えると思われます。下振れが出てくると、どのレベルであれば、買い方が動いてくるか、と考えると思われます。その時は、「踏み」を嫌いますから、短期の投機筋は、ショートからロングへポジションドテンしてくると思われます。
短期の投機筋は、昨夜、ポジションドテンで、ドルの買い戻しを行っていると思われます。この流れでは、本日よりも明日の方が利益確定をしやすい日柄とは思えるのですが、、、。もし、米国市場が本日休場でなければ、ドル円相場は反発上昇する日柄となるようなのですが、、、。
昨日の急上昇で、価格調整はできたと思われます。そうなると、本日のドル円の環境は、時間調整かもしれません。113.80~114.0円付近でもみ合って、節目を作ろうとする動きになるかもしれません。
これからドル円相場は、114円台での取引が中心となって、上へ行けるか、無理か、などを探りに来ると思われます。その時、保有ロングをどのように対処させるか、今から考えておきたいと思います。
本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、113.995円超、「売り」は、113.955円以下、「買い」は、113.335円以下の場合となっています。
FPVは、113.562円、R1は、114.348円、S1は、113.108円となっています。
間もなく東京タイム開始です。本日は午前中に、歯科医の検診を受けに出かけます。帰宅は昼頃か。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 17時ちょうどです。欧州市場が開きました。しかし、、、、利回りは1.5700%で動いていません。当たり前のことですが、、、。このような環境の中で、ドルがなぜ買われる? というのが本日の命題です。相場の流れか、それとも、利回り先高観があるのか、単なる短期の投機筋の日銭稼ぎのための動きか。最後のものが有力そうです。本日の上値とすれば、114.2円付近が出てきそうな気がしているのですが、114.156円で終わりということもあるかもしれません。ドルが買われたのではなく、円が売られたケースか?