どうぐまつ(物欲生活)

物(道具)を買い揃えるだけで、使いこなしていない様をこう呼びます。私の「どうぐまつ」ぶりを紹介します。

効かないぞー!和漢箋

2009年08月23日 05時03分03秒 | その他
現代中年の三重苦・・・でぶ、はげ、老眼、うーんまだあるかな?・・・の対策で筆者も数々のアイテムを導入しているが、最近特にポッコリお腹が気になりだしたので、「和漢箋」を服用することにした。

最初に服用したのは下のやつ、「溜まった脂肪を落とす」との触れ込み。2年前に2ヶ月ほど試したが、全く効果なし、金額もそれなりなので、費用対効果はないと判断した。

そして1ヶ月ほど前に今度は上のやつ、「ぽっちゃり肥満に効く」を服用し始めた。季節も夏、筆者が汗かきなこともあってピッタリだなと思って服用しているが、こちらも効果はさっぱり。続けるべきか・・・

少し調べるとこの「和漢箋」なるもの、新発明でもなんでもなく、他社も同じような商品をだしているのだが、パッケージングの妙で売り上げを伸ばしているようだ。

この手の漢方薬は効き目は緩やか、副作用も少なく、効いているのか、効いてないのか、よくわからないというのが普通のようだ。
最低でも半年くらい続けたほうがいいのだろうが、10日ほどで一袋(約1500円)が無くなってしまう。財布と効き目を比べている。さてどうしよう・・・・







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防已黄耆湯について (シンイチ)
2009-08-29 00:28:27
初めまして、中国漢方(中医学)を学んでいるものです。たまたま貴殿のブログを発見したので、長文失礼します。

これは防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)という漢方で、パッケージの書き方は私自身疑問を持つのですが、防已黄耆湯は、まず体のエネルギー不足による水分代謝の異常がもたらす疾患の改善といえばわかりやすいでしょうか。

 症状でいえば、朝起きづらい、なんか疲れやすい、カゼを引きやすく治りにくい(長期化しやすい)、特にカゼは熱は上がらないが長期化する場合が多いです。汗が滝のように流れ、とにかく多い(寝汗が寝ているときだけひどい場合は別の原因ですが)又、余分な水分が体にあるので、重だるい、特に下半身がむくむなどの症状が挙げられます。特になんか体が1日中だるい(重だるい)、疲れやすいといった事を訴えられる方がポイントになります。

 そして舌を見てください。舌を鏡の前でベーって出した時にふっくらポッチャリとして、口の中は水分(唾液)でウエットで光が当たるとキラキラ光る場合もあります。そして舌の横にはデコボコの歯形があり、舌の上には白い苔がびっしりついている。こんなタイプです。

ここで何人かの方の舌が載っていますが、Bさんのようなタイプです。参考までに
http://inagaki.life.coocan.jp/semina/semina17.htm
「舌診」日本食生活学会 07/11/17より引用

舌の苔は体内にある余分な水分を示すバロメーターですので、これの量は病態の重さを知る上で非常に重要なポイントです。舌クリーナーでいつも落としている方は、水分代謝を中から変えない限り消えていくことはありません。多少のうっすらとしたレベルの白っぽい苔なら正常範囲です。ちなみに黄色い苔は体内に熱を持っているという事になります。

上記をまとめると、肥満=防已黄耆湯という図式は好きではありませんが、肥満の場合に当てはめると、まず【疲れやすい】、【体が余分な水分に侵され、重だるい】、【汗がとにかく止まらない位多い】、【舌はふっくらぽっちゃりとしており、歯形を舌の両サイドに伴うことが多いです。苔は白っぽい苔】です。

こういうタイプの方は、体内が冷えている方が多く、牛乳などの乳製品、ビールなどを摂取すると下痢する事が多く、尿なども濁っている事が多いです。中医学では、脾気虚(ひききょ)といいますが余分な水【湿・水・飲・痰と分かれます(漢方では脂肪もここに入ります)】を代謝する「脾」という機能が落ち、水分が体内に残ってしまったものを、防已(ぼうい)という生薬で排尿し、黄耆(おうぎ)、白朮(びゃくじゅつ)、生姜、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)で脾という消化代謝をする臓器を元気にし、体に必要な水分や栄養に変えられるようにします。

 尿は冷やさないと出ません(冬寒くなるとトイレが近くなるのはこの為です)、しかし代謝機能は落ちているので温めなくてはなりません。ですので、冷やしながら尿を出し、且つ脾を温めて代謝を高めるという相反する事を行います。これが体に負担をかけないようにするためです。ですので、防已黄耆湯は最低3カ月以上服用しないと実感しにくいです。体質改善を目的としているので、オレンジの袋の防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)のように体を冷やし、排便、排尿を行い、且つ皮膚の表面を温めて汗腺を開き汗を出させるという人間の三大排出経路をすべてフル活用したものではありません。

 元々はオレンジの袋、防風通聖散は中国では高熱のクスリとして作られました。ダイエットなどで使っているのは日本だけです。中国の漢方の先生に「防風通聖散はダイエットに効きますね?」というと頭に「?」が幾つも出るそうです。生薬をすべて出すと「そういう使い方も出来ますね」というそうです。ですので、日本の今の漢方はかなり中国漢方からは離れた独自の路線をいっていると思います。インフルエンザには「麻黄湯(まおうとう)」などというのも、その人の状態によって異なるので、全部が全部タミフル+麻黄湯でいいかというと、それは安易すぎます。インフルエンザにも防風通聖散が合う場合もあると思いますが、それには舌をみて、今起こっている症状を事こまかに効かないとかえって悪化することもあります。使った結果悪い方向に向かうということは、漢方を選ぶ時に間違えたということになります。時に著しく弱っている場合は、回復に向かう時に一時的に吐き気が出たりや体の一部に痒くない湿疹が出たりなど「瞑眩(めんげん)」というのが起こる場合もありますが…

長くなってしまいましたが、防已黄耆湯は確かにマイルドで使いやすいと言えば使いやすいです。しかしむくみ、肥満でも黄色い苔、舌全体(又一部は赤い)などは合いません。

 誤った使い方をして「やっぱり漢方なんて効かないじゃないか、うそっぱちだ」といわれ、時に、使い方を誤り、悪化して「これは副作用で危険だ」とレッテルを張られることも多々あります。そういう場合は慢性疾患で新薬との関係もありますが、何故か漢方が優先して悪者にされてしまう風潮が多いのも心苦しく思います。

 最後は愚痴になってしまいましたが、防已黄耆湯が本当に貴殿に合っているか確認して頂ければと思います。ありがとうございました。
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Unknown (アレって本当に効果あるの?blog)
2011-10-09 16:48:34
突然の書き込みで失礼いたします。
私は「アレって本当に効果あるの?blog」というブログの管理人です。

私のブログでは、巷で話題の商品等をお試しになった皆様のブログ記事で、他の方が読んでも参考になると思ったものをピックアップさせていただいているのですが
大変勝手ながら、事前にお許しをいただくことなくこちらの記事を私のブログ内で紹介させていただいております。

もしもご迷惑になる様でしたらすぐに削除いたしますので、お手数ですが私のブログのコメント欄に「紹介をやめて!」と申し出ていただけけますでしょうか?

よろしければ、これからも記事を使わせていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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