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チェーンメール情報

2011-03-13 18:37:29 | 3月11日  被害状況 など

出どころ不明のチェーンメール情報「善意でも転送だめ」

2011年3月13日20時28分

 

 出所がわからない、地震に関連する誤った情報が「チェーンメール」で広がっている。善意からでも、真偽を確かめずにこうしたメールを回すことは、無用な混乱を生み、逆に通信インフラをふさぐことにもなりかねない。専門家らは「善意からでもチェーンメールは回さないで」と呼びかけている。

 福岡市の繁華街・天神の一角は13日午後、支援物資を入れた段ボール箱や袋を手にした人たちであふれかえった。市内の男性経営者がツイッターなどで呼びかけ、それがメールで広がったのが原因とみられる。だが、想定を超える人と物資が集まり、対応が追いつかず現場は大混乱。「本当に現地に届くのか」と疑問の声も上がった。

 チェーンメールは、「多くの人に広めてください」と書いて、メール転送を呼びかけるものだ。このほかにも、「コスモ石油の工場が爆発したため、有害物質を含んだ雨が降る」をはじめ、「自衛隊が支援物資を募集している」「埼玉の水道に異物が混入した」「18時以降、関東の電気の備蓄が底をつくらしく、関西電力から送電を行う」といったチェーンメールが流れた。

 コスモ石油の工場爆発に関する情報の場合、同社と千葉県がそれぞれ「タンクに貯蔵されていたのはLPガス。人体に与える影響は非常に少ない」「大気中の二酸化硫黄などの濃度も、環境基準を下回っている」とホームページで発表した。防衛省も、埼玉県、関西電力もメールの内容を一様に否定しなければならない事態に陥った。

 総務省も同日、チェーンメールへの注意を呼びかけた。では、こうした情報に接したときは、どうしたらいいのか――。同省消費者行政課は「チェーンメールは回さないのが鉄則」。内容の真偽はメールに出てくる企業や役所で直接確認する。「支援物資の募集」なら防衛省や自衛隊の公式ホームページをチェック。掲載されていなければ、デマと考えた方がいい。

 チェーンメールと同様の情報は、インターネットのブログやツイッターでも流れている。国立情報学研究所の岡村久道客員教授(情報学)は「非常事態のなかで、ふだんメールを回さない人まで回してしまっているのかもしれない。通信資源はひっぱくしており、被災者の安否確認に余裕を持たせておくのが大切だ」と話す。

 

http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130229.html?ref=reca

ASAHI.COM 朝日新聞社



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