「もう友達と違うぞ。僕が主人で、君は店員や。それでいいんやな。」
「それでよろしい。わいも男や」
武久を使いにやると必ず成功する。
「武久さんは、ええ番頭はんや。松下さんはええ番頭はん持ってまんなあ」
という感じを与える。
井植をやりますと、
「松下さんとこは、ええ番頭がたくさんおるようですな」という感じを与える。
井植はのちに成功して、武久は大成しなかった。
やっぱり武久には”自分”というのが多少あるんでしょうな。
(松下幸之助 経営回想録 プレジデント社)
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