風の宝石箱

日々想うことを感じたまま 大切にしまっておきたい

木もれ陽

2006年07月20日 | Weblog
私の好きな曲のひとつにローベルト・シューマンの「トロイメライ」があります。
ゆったりとして単調な優しい調べを聴いていると、緊張が解かれ頬杖をついて眠りに誘われるような、心地になります。
クラシックに興味の無い人でも、一度はこのピアノ曲を耳にした事があると思います。


作曲家シューマンさんの「優しくロマンティックな詩」を本で見つけました。

  貴女に
  花びらたちの 夕べのざわめき
  朝日の 燃えるような輝き
  暖かな 木もれ陽の影
  なま温かな夜 妖精の月光の踊り
  ひそかに近づく 聖なる時間
  心の平安への 扉を叩く
  輝く思いは そのきらめく翼に乗って
  精神を星の高みへと運ぶ
  親しい者たちの 愛しい声は
  喜びや悲しみのとき われに誠実であり続けた 

この詩は、1831年 7月25日 のシューマンの日記に書かれていたそうです。
こんな素敵な詩を書く才能は私には無いけれど、「素敵だなぁ」と感じられる事が嬉しいです。

ここ数日のニュースを見ていると、大雨の影響で各地で被害が出ています。
来週の25日には、晴れて、多くの人が木もれ陽の影を足元や洋服に映して散歩でも出来れば良いなぁ と 思います。





  




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