春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ
先週の土曜日から2日間、『JAPAN補聴器フォーラム2013』に行ってきました。
飛行機の便の関係で、現地についたのは、14時頃でした。
場所は、電脳の街「アキハバラ」です。
15年位前に行った時とはすっかり様変わり!
以前は、大阪の日本橋の様に、PCオタク(実は、ワタシも・・・)が集う街でしたが、AKBやアニメマニアの街になってました。
40過ぎのオッサンには、不似合いな場所です。(笑) ※でも、ガンダムショップには入ってみたかった!
記念講演まで時間があったので、各メーカーさんの出展ブースを見学。
懐かしい面々の方とたくさんお会いすることができました。
メーカー営業時代、転勤で関西や中四国にも赴任していたので、当時お世話になった販売店の社長さんとご挨拶。
中には、私が独立したことをご存じない方もいらっしゃったり、また、「ホームページやブログ見てるよ!」と激励してくださる方もおられ、励みになりました。
また、各メーカーさんのブースにも、親交があった営業さんがおられ、「独立されたんですね!」と話が弾みます。
残念ながら、まだお取引きしていないメーカーさんもありますが、販売の実力を付けてから、お取引きしていただけるようお願いしました。
実力がないうちにお取引きしても、お世話になるばかりで恩が返せないですから・・・。
中でも、メーカー時代の同僚に会えたのは、とても嬉しかったです。
今は、境遇が異なりますが、当時は同じ目標の下切磋琢磨していたので、話が盛り上がり、危うく記念講演会の時間に遅れるところでした。
記念講演は、鎌田實先生(内科医)の「補聴器の『がんばらない』」。
補聴器を通じて、先生がこれまでに行われてきた、医療現場での活動、東北の震災やチェルノブイリ原発事故の話など、非常に有意義な内容でした。
鎌田先生の著作の本が多く出版されているようなので、購入して読んでみたいと思います。
2日目は、各メーカーのセミナーを受講。
時間の関係上、Phonak社、Widex社、Oticon社の3社を立て続けに聴講しました。
Phonak社では、スイス本社のオージオロジー/トレーニングマネージャーのAnna Biggins(アンナ ビギンズ)さんが、最新機種(Questシリーズ)の臨床を基にした両耳装用や効果について説明されていました。
通常のセミナーと違って、研究機関(大学)で行われた臨床データの発表は、聴いていてとても面白い内容です。
Widex社は、先ごろ発売開始された、新製品「Dream」の説明会。
補聴器のハードウェア自体が大きく進歩したという内容を詳しく説明されていました。
Oticon社では、大幅に進歩したフィッティングツール(ソフトウェア)についての内容。
通常のフィッティングでは、補聴器屋さんの経験による独自のフィッティングですが、同社の新しいツールでは、補聴器使用者の個別データ(聞き方の好み)に合わせてフィッティングを行っていくというもの。
当店での取り扱いはないメーカーさんですが、補聴器もソフトウェアも非常に技術力が高いメーカーさんであると改めて思いました。
出展ブースでは、補聴器メーカーのほか、人工内耳メーカー、電池メーカー、補聴器アクセサリーメーカーなども出展していて、非常に勉強になりました。
2日間臨時休業して行くに十分な内容で、とても有意義でした。
今後も開催されるかどうかはわかりませんが、一般の方々も多く参加されていたので、こうした業界が一致団結して行う補聴器の啓蒙イベントは、今後も開催してほしいと思います。
因みに、現地でイベントのアンケートを受けましたが、東京以外(関西、名古屋、福岡、札幌など)でも開催してほしいと答えました。
地方に研修出張いけるのは、一つの楽しみでもあります。(笑)
本日は以上です。
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