春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川町活動エリア)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ
突然ですが、当店の副店長をご紹介します。(笑)
年齢は、7ヶ月。
補聴器技能は、まだまだですが、
お客様と信頼関係を作るのは
とてつもなくうまいです。
気まぐれな出勤なので
常駐ではありません。
本人は、
お客様に可愛がられる
補聴器技能者になりたいと申しております。
皆様、よろしくお願いいたします。
さて、先週は2日間臨時休業させていただきました。
東京に出張し、初日は
スイスの補聴器メーカー、
フォナック(PHONAK)社の本社工場を見学。
2日目は、浜松町で開催された
『JAPAN補聴器フォーラム2015』を
見に行ってきました。
今回は、PHONAK本社工場のレポートです。
事前に当店担当の営業さんに
本社工場の見学と研修を打診していたので
当日は、製造部のマネージャー、鬼塚さんにアテンドしていただきました。
私もメーカー出身で、
以前の会社に入社した際、
3ヶ月間、工場での研修をしましたが、
17年前のことなので
ものづくりのプロセスも大きく変化しています。
特にオーダーメード補聴器は、
CG(コンピューターグラフィック)上でデザインをしていきます。
CGでデザインするメリットは、
素早くデザインすることが可能であることと
実際の組立の前に、
CG上で、アンプやマイク、レジーバーの位置などを
シミュレーションして
いかに小さく作っていくかを
確認することが可能です。
ベテランのデザイナーさんになると
1つの補聴器デザインを
数分で行うそうです。(驚)
作成されたデザインデータは、
上の写真にある機械で
シェル(オーダーメード補聴器のケース)を成形します。
樹脂にレーザー光線を照射し、
1時間半ほどで30個ほどのシェルができるそうです。
PHONAK本社には樹脂の色に応じて
3台の機械がありました。
工場は、都心のビルの中
1フロアを各セクションごとに作業をしておられ、
効率よく補聴器の製作や修理を行っておられます。
「工場」というより「ラボ」という感じですね。
また、鬼塚さんより
トレーニングルームにて
現場店舗でできる
テグス付け、シェルの研磨・肉盛り等の
レクチャーを受けました。
補聴器の装着時、
「こもり」や「ひびき」があった際、
シェルのどの部分を削ると効果があるかなど
とても有益な情報を得られました。
実際の現場で実践していきたいと思います。
最後に、補聴器フォーラム2015で公演されるため
来日されたアンナ・ビギンズさんと
記念撮影させていただきました。
アンナ・ビギンズさんは、
本国スイス本社のオージオロジーマネージャーで
オージオロジストでもあります。
つまり、補聴器と聴覚学のプロフェッショナルです。
美人で気さくな方でしたよ~。(嬉)
今回の訪問は、
補聴器フォーラム前日で多忙な中、
本社スタッフの方々には
本当に貴重な研修をありがとうございます!
特に、
フォナック・ジャパンの遠藤社長には
帰り際のエレベーターまでお見送りしていただき、
大変恐縮でした!
末永くお付き合いをお願いいたします!
本日は、以上です。
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