春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。
店頭のディスプレイに期間限定で、お雛様が加わりました。
よく見ていただくと、手作り感がにじみ出ていると思います。
私の母親が趣味で、古布(古い着物を活用して手芸に再利用)の手芸をやってます。特にお雛様や、端午の節句、山笠などのシーズンになるとこういったお人形さんが実家に所狭しと並んでおります。なにぶん、素人の趣味の域ですので、お人形さんの表情が「キワモノ」化しています。(笑)
手前のちっちゃなお雛様の顔は、綿棒の先なんですよ。
さて、今日は、「補聴器の性能」についてご説明します。
よく、「値段が補聴器の性能」と思っていらっしゃる方が多いようですが、高額な補聴器であればきこえるというわけではありません。
補聴器の性能は、「最大音響利得」や「最大出力音圧」を重視しなければなりません。※難しい話でゴメンナサイ。
補聴器メーカーさんのカタログには、ページの後ろの方に必ず「性能一覧」というページがあります。
車のカタログや電化製品のカタログも同じようなものがあります。
確かに、高額モデルには、言葉が聞き取りやすくなるような特殊機能が付いていますが、補聴器のもっとも基本的で重要な性能は、「最大音響利得」、「最大出力音圧」、「電池寿命」の3大要素です。
「利得」というのは、簡単に言うと補聴器の「ボリューム」みたいなものです。その補聴器が一体どのくらいボリュームを上げられるかという目安です。「最大音響利得」とは、要するに最大でどのくらいボリュームを上げる幅があるかということです。
次に「出力」というのは、その補聴器が出す音の大きさです。車でいうとスピードメーターみたいなもので、何キロのスピードが出ているかですね。「最大出力音圧」ということは、最大でどれくらいの音が出せるかです。当然、難聴のレベルが高い人は、この数値が最も重要です。せっかく、高い補聴器を購入しても、その方の難聴のレベルに出力が達していなければ、聞こえるはずがありません。
最後に「電池寿命」。これは、字が示している通り、電池がどのくらいもつか?ということです。
車も燃費が重要視されています。
毎日使う補聴器が、一体何日使い続けることができるかは、使って初めて実感することでしょう。
メガネ屋さんや補聴器屋さんで、補聴器のカタログをもらってくることがあるとおもいますが、補聴器の「値段」だけに注意を向けることが多いかもしれません。
購入を検討している補聴器の機種が、どのくらいの数値(性能)を持っているのかも、一度見ておいた方がいいかもしれませんね。
数値の意味が分からない場合は、店頭の担当者の方に質問してみてください。
答えられない担当者の方だったら、そこで補聴器を買うのは・・・。(笑)
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