春日公園前の補聴器屋さん 『かすが補聴器専門店』のブログ

春日市・大野城市・太宰府市・那珂川町で唯一の補聴器専門店を開業しました。補聴器と聞こえに関する情報を取り上げていきます。

シーメンス

2013-04-06 16:25:41 | 補聴器業界

春日公園前の補聴器屋さん(春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町中心)『かすが補聴器専門店』のブログへようこそ。

 

 

今日から雨ですね。

天気予報によると、この週末は全国的に春の嵐となるようですが、今のところ福岡では強い風は吹いていないです。

 

 

さて、今日から数回に分けて世界の補聴器メーカーについて取り上げていきます。

第1回目は、私が14年間勤務していた『SIEMENS(シーメンス)』です。

 

 

シーメンスは、ドイツ本社の総合電機メーカーです。昔はモータースポーツやサッカーなどでスポンサー広告を出していたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。

 

 

 

日本では、一般消費者に目につくものが唯一『補聴器』なので、補聴器のメーカーと思われていますが、補聴器は全体の事業からすると『まめつぶ』みたいな事業です。

 

 

シーメンスと日本のつながりは古く、明治時代、電気の普及の際、東京でドイツ製の発電機が導入され、その後大阪でアメリカ製の発電機が導入されました。

東日本と西日本でコンセントの周波数が50Hz/60Hzと異なっているのは、この時導入した東京の発電機がシーメンス製だったそうです。

 

 

創業者のヴェルナー・フォン・ジーメンスは、発明家で、1878年難聴者向けの特殊な電話受話器を開発しました。

 

 

補聴器の事業としては、従業員で耳の不自由な工員さんのために補聴器を開発したことが始まりだと言われています。

 

 

 

私が入社した当時は、シーメンスで最初のデジタル補聴器が発売されたころで、当時、世界でNo.1シェアの補聴器メーカーでした。

デジタル補聴器が主流になった現在でも、ビッグ6(シーメンス、フォナック、GNリサウンド、オーティコン、スターキー、ワイデックス)を牽引しているメーカーでしょう。

 

 

補聴器の技術でいうと、今では当たり前になったリモコン(ボリュームの上げ下げができる)を20年も前に商品化していたり、両耳で補聴器を使用する方に有益な「両耳通信機能」を最初に導入したりしています。

個人的には、「雑音抑制機能」と「ハウリング抑制機能」がもっとも優れたメーカーだと思います。

 

 

日本では、かつて俳優の森重久彌さんを広告等にたて、業界で最初に補聴器の広告(新聞広告やテレビCM)を行ったので、日本で一番知られている補聴器メーカーかもしれません。

 

 

 

 

 

本日は以上です。

 

  「かすが補聴器専門店」のホームページは、こちらをクリックしてください。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿