矯正にはブラケットとワイヤーを付ける本格矯正と、入れ歯にような取り外し式の床矯正器具をするいわゆる床矯正といわれるものがあります。他にもヘッドギアなど外部から成長を押さえ込む化石時代の矯正装置もあります。
取り外し式の床矯正の最大の欠点は期間が長期に及ぶということと、治らない(治りにくい)ということです。そしてこの床矯正にネジ式の拡大装置が付いているのは最悪です。下手をすると咬めなくなる恐れがあります。
利点は最初は安いということでしょうか。3万5千円~5万円くらいで誰でも簡単に作れるのです。しかし、治療が長期に及ぶので、作り直しや、再診料、調整料金だ何だかんだと費用がかかります。何年という単位ではなく10年~15年通院し続けて費用がかかり続けます。気が付けば大変な出費となっています。おまけに続かなければ中断ということになり、結局治らずに挫折してしまうとそれまでの費用と時間は戻りません。
しかも最後まで続いたとしても治るかどうかは期待できないものです。装置が2次元的な移動、歯を一方向に押し付けるだけの床矯正ではそもそも綺麗に並ぶはずがないのです。
咬合育成などと称して、幼い頃からこんなものを付けられていては、身体が正常に育成するはずがありません。口の中は狭くなり、舌が沈下し、いろいろな弊害がかかり続けるのです、長期に亘って。
第一子供の頃に大人になって身長がどのくらいになるかも分からないのに、咬合育成という理論では大人になった状態を予測するのです。エビデンスというものが全く無いのです。
ブラケットとワイヤーであれば、小学生くらいなら6ヶ月程度で歯を抜かなくて綺麗に並びます。総費用も身体に対する作用も最小限で済むのです。
本格的矯正ができないのに、型を取り、安易に床装置を入れる風潮は如何なものでしょう。
床矯正は結局は治らないし、時間とお金をムダにしているケースが多いのです。ブラケットとワイヤーが矯正の基本であり、王道であると思っています。
かしば歯科公式HP
取り外し式の床矯正の最大の欠点は期間が長期に及ぶということと、治らない(治りにくい)ということです。そしてこの床矯正にネジ式の拡大装置が付いているのは最悪です。下手をすると咬めなくなる恐れがあります。
利点は最初は安いということでしょうか。3万5千円~5万円くらいで誰でも簡単に作れるのです。しかし、治療が長期に及ぶので、作り直しや、再診料、調整料金だ何だかんだと費用がかかります。何年という単位ではなく10年~15年通院し続けて費用がかかり続けます。気が付けば大変な出費となっています。おまけに続かなければ中断ということになり、結局治らずに挫折してしまうとそれまでの費用と時間は戻りません。
しかも最後まで続いたとしても治るかどうかは期待できないものです。装置が2次元的な移動、歯を一方向に押し付けるだけの床矯正ではそもそも綺麗に並ぶはずがないのです。
咬合育成などと称して、幼い頃からこんなものを付けられていては、身体が正常に育成するはずがありません。口の中は狭くなり、舌が沈下し、いろいろな弊害がかかり続けるのです、長期に亘って。
第一子供の頃に大人になって身長がどのくらいになるかも分からないのに、咬合育成という理論では大人になった状態を予測するのです。エビデンスというものが全く無いのです。
ブラケットとワイヤーであれば、小学生くらいなら6ヶ月程度で歯を抜かなくて綺麗に並びます。総費用も身体に対する作用も最小限で済むのです。
本格的矯正ができないのに、型を取り、安易に床装置を入れる風潮は如何なものでしょう。
床矯正は結局は治らないし、時間とお金をムダにしているケースが多いのです。ブラケットとワイヤーが矯正の基本であり、王道であると思っています。
かしば歯科公式HP
非抜歯矯正にも技術が要るのです。また、非抜歯矯正といっても何処も同じではありません。当院は全症例非抜歯というわけでもありません。
可能なかぎり抜かないのです。
大体、90%が非抜歯で、1本程度抜歯がその残りです。4本抜歯は今まで数例しかありません。
床矯正も当然非抜歯ですが、矯正専門医なら、これで完全に治るとは思ってないでしょう。
私は実践し、そして成功し、本当のことしか書きません。
近くにたくさん歯科医院はありますが、次から次に患者さんは来院してくれます。主に紹介患者さんが中心です。
治らなかったら、証拠が残りますので、紹介も無いでしょう。
開業して30年以上になりますが、それでも患者さんは増えています。
そもそも抜歯の意味はスペースを獲得して叢生や前突を改善するためだけではありません。叢生が仮に上下ともにほとんど無くても、下顎の後退によって顕著な上顎前突の方だっておられます。そういう場合、歯を抜くことで、前歯、臼歯を移動して、臼歯classⅠ、適正なjet biteへと導くことができます。どうやら抜歯=叢生のスペースメイキングとしか理解されていないようですので指摘させていただきました。
抜歯で口腔容積が小さくなるのも確かに問題です。しかし抜歯をしないことでどこかが(もしくは全歯で)フレアしてしまっている症例で、CTを確認すると歯槽骨から飛び出ていることがあります。ご存知でしょうか?見るのも心痛くなりますよ。
逆に抜歯して歯根吸収とか傾斜したり、隙間が完全に閉じていない症例があると言えば、どうでしょう?私はそんなに下手じゃないと反論されるでしょう。色々な症例を簡単に説明できるというのはおかしいのです。臨床をやっていればお分かりでしょう。私も同様にフレアするほど下手ではないとでも言っておきましょうか。
しかし、CTを撮らずとも確認できますよ。私もCTは持っていますが、パノラマで十分確認可能ですよ。被ばく量の多いCTをそんなことで使用されるのでは、抜歯も簡単にするのでしょうね。
ただ、CTはありますが、歯槽骨から飛び出した歯を確認するために撮ることはありません。これまで確認した症例も、違った必要があって撮影されたものです。パントモでは平面的な判断になるので、歯槽骨から歯が半分ほど唇側へ飛び出したような絵は見れません。
抜いたとしても、1本あるいは2本程度です。4本抜歯矯正というのは非常に少ないケースに限られます。
出っ歯になるとか、フレアーになるとか、そんなことはありません。何をもって出っ歯かということは多少議論や好みの余地はありますが、本来のナチュラルな並びです。
抜かないでキレイに並ぶという事を知らない方が勉強不足ではないでしょうか。