平均寿命

女性が８６・３歳、男性が７９・５５歳になったと発表された。

長寿時代になったのだが、皆元気なお年寄りばかりではない。今日病院に行くと、車イスのお年寄りが多かった。

痴呆、寝たきりなども含めての平均寿命であるから、本当に健康で生活している人の平均年齢はずっと低いのだろう。

　長生きが目的であり、長生きこそが幸せであるのだろうか？

私は呆けてしまって、誰が誰だか分からなくなってまで生きたいとは思わない。

まして、植物状態などになったら、絶対に延命措置だけは取って欲しくないので、そのことだけは子供に伝えてある。

　男と女で差があるが、微妙に地域差もある。アイスランドなど、意外に寒いところの平均寿命が高い。日本でも男は長野県が一位だそうだ。

　男は少し寒いところが良いのかも知れない。温暖だと苦労が少ないので、なまけてダラダラしてしまうのだ、きっと。それに精子が作られるには少し気温が低い方が良いのである。何かそういう事もあるのだろう。

　

　寒い所と言っても、ロシアは平均寿命が低い。これはウオッカなど強いお酒を飲むのが原因か。高知県や、秋田県など酒飲みの所は平均寿命が低い。

　酒か・・・・・・・・・耳が痛い情報を見つけてしまった。しかし少量ならば百薬の長と言われている。少量・・・・・・・・それも難しいが。

　だが、人生いつかは死ぬ。いくら平均寿命が上がったとて、死ぬことは変わりない。しかも元気な時期も限られている。

　一度しかない人生だ、好きなように生きていこう。

 

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邱永漢～最後の言葉～

 邱永漢～最後の言葉～

 

「これからアジアの国々は酷い目にあう。大変な事になるだろう。でも、それも面白いね。」

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長女 邱世賓

　功成り名遂げた人は我々凡人とはどこか視点が違う。

ここで注目したいのは、「酷い目にあう」という、受け身的な言葉だ。いくつもの著書の中にそういう表現はなかった。常に世界はこう変わる、こうなるだろうという予測みたいな視線でしか書かれていなかったと思う。

　例えばネットでは陰謀論とか、金融マフィアの言葉が踊っていても、それに対する解釈や論評は一切なかった。

　自ら失敗して酷い目にあうのか、又はそういうユダヤ金融資本と言われるグループに酷い目にあわされるのかは、分からない。

　しかし、もちろん情報としてそういう事は凡人よりも熟知していた筈であるから、あえてそれには触れなかったような気がする。

　商売、経済というものの王道とは、そういうものを乗り越えて存在するのだということを自らの行動で示したとも考えられる。

　しかし、そういう事も含めて、酷い目にあうのだ。それは仕方のないことだが、楽しく乗り切れる方法があるという言葉であろう。

 

　消費税が上がろうが、ＴＰＰが導入されようが、それに負けない知恵を持ち行動しなさいという最後の言葉であると思う。

 

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生活保護

最近、生活保護に関する話題が多い。多くの人はその内容をあまり知らなかったが、テレビなどにより報道され、実態が次々と明らかになってきた。

　夫婦二人、子供一人の生活保護費は約２６万円だそうで、医療費、ＮＨＫ視聴料なし、もちろん国民年金など０円、病院への交通費も支給される。実質年収４００万円程度になるらしいが、働かないのですべて自由時間であるから、それ以上だろう。

　しかし、生活保護を受給するということはそれなりに生活に困窮し、働けない人達であるから、ある程度は仕方がない。

　しかし、真面目に働いて年金を納め、やっと貰えるようになった人より、年金も掛けず、働かなかった人がそれ以上の収入がある世の中が果たして公平なのかということだ。

　不正受給ということがある。それに働けるのに働かないという受給者がいる。景気の良いときはさほど問題にならなかったが、最近の不況と失業率では不満が出る。

　病気の場合でも、それを認定するのが病院である。生活保護になると負担金は要らないし、病気が続く訳だから、病院経営にとって都合が良い。

　生活保護費で潤うところは他にはパチンコ屋。大阪西成区では毎月１日の支給日を「給料日」と呼び、２００人が階段まで列を作り、付近のパチンコ屋が大入りになるそうだ。

　安アパートなんかも確実にお金が入るし、転居がほとんどないので、大家さんにとっては優良入居者だろう。

一種の公共事業みたいなところがあり、お金が流れるという意味では、経済に好影響があるのかも。

 

　本当に病気で、困っている人は良いが、実際にはそうでない人がいるのを皆が知ってしまった。そしてそれで潤うところもある。

　私も歯科医院をしているからそういう人も来るが、地域的に少なく、月に１人来るかという程度である。あまり影響はない。

　生活保護を受給する根拠？というのに憲法２５条がある。

 

【すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。】

　

　最低限度という生活は年収４００万円ではあるまいと思うのだが、もう一つ、憲法２７条のことは言わない。

 

【1.すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。

2..賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。
3..児童は、これを酷使してはならない。】

 

　権利だけ主張して、義務を忘れてはいないか。もらい得、働き損などと言われる日本は情けない。

 

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絶滅危惧種、それは・・

最近ネタがないとトキのニュースが流れるが、あれはそんなに貴重な鳥なのだろうか。

目つきが悪いし、調べてみると江戸時代は異常繁殖して、害鳥であったらしく、駆除の陳情まであったそうだ。

　トキが変われば品変わる・・・・シャレてみてもオヤジギャグだが・・。

時代という流れの中では、価値が上がったり、無くなったり色々であるということだ。

　久万川のサギだって、何十年後には絶滅危惧種となってトキよりも珍重されるかもしれないし、再びトキが異常繁殖するかも知れない。

　我々の歯科界も昔の技術は廃れていって、その中の良い技術も消えて行こうとしている。

インプラントの出現により、義歯名人が激減している。

　義歯をいくら上手く作ろうとも、骨と結合するインプラントには敵わないのだ。それに取り外しでバネがある。年寄りじみている、よく咬めない、痛いなどの不満が多い。

　私が若い頃は、周りに義歯名人が沢山いた。大抵は年配の歯科医で、経験の差は大きかった。

どうしたら良い入れ歯ができるのだろうかと、大学の教科書をひっくり返してまで読んでも、どうにも分からない。

　良い義歯に学び、その技術を真似、盗み、自分の技術を高めていったものだ。気がつけば周りの義歯名人はほとんど姿を消した。

　インプラントの普及は、義歯を勉強する歯科医を激減させた。しかし、義歯は歯科医としてなくてはならない技術である。

　インプラントもすべての人に適応ではない。

　先人に学び、そして研究し、新たなる義歯の時代もくるだろう。義歯の技術はまだまだ発展する余地が残っていると思う。

　そしてバネもない、ピッタリとした入れ歯が完成したなら、インプラントとの競合もあると考えている。

 

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７０億人到達

2011年 70億人

1998年 60億人

1987年 50億人

1971年 40億人

1961年 30億人

1927年 20億人

1802年 10億人　　　　（１０億人ごと世界人口到達年）

 

　今年の１０月中に世界人口は７０億人になるという。

誰が数えたん？などと突っ込まないでもらいたい。よく知らないので・・。

私が生まれた頃の世界人口は２５億人だった。

私が生きている間に、４５億人も人口が増えたということだ。２１０年で７倍になったということだ。

 

　これは何を意味するかということだ。

今、ヨーロッパを中心に金融危機が叫ばれている。中国やインドといった人口の多いところの経済が発展している。

　食糧、水、エネルギーが足りなくなるということだ。

 

　世界経済の規模は大きくなるかも知れないが、質は低下するだろう。今ですら遺伝子組み換え食品に頼っている。

　これからは残念ながら、世界中が豊かに生活できない時代になるということだろう。

核戦争の時代であるから、戦争でということは無いと思う。何か他の方法で人口削減が起きるのではないかと予測する。

　それは人為的に行われるものも、自然に物質が足りなくなって起きるものも含めて、１００億人到達までには、この人口バブルははじけるのではないかと思う。

　

　それは巨大地震や津波の予測よりも確実に予測することが可能ではないか。すでに大型コンピューターは世界中にあるので、色々なデータを入れて計算すれば良い。

　私は勘ピュータでそう思うのだが、間違っているだろうか？

 

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