吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

なぜ抜かない矯正か、今一度

2012-09-30 00:06:39 | Weblog
 「抜かない矯正(非抜歯矯正)」とは「絶対に1本も抜かない、無抜歯矯正」とは違います。その歯があればどうしても並ばないと診断した場合には1~2本の抜歯もあり得ます。
 いわゆる「抜歯矯正」とは上下4本、主に小臼歯を抜歯する方法を言います。
抜歯矯正、非抜歯矯正、無抜歯矯正とあるのです。
 無抜歯矯正とは、主に抜いたら対応できない矯正法です。ブラケットを用いず、マウスピースとか、床矯正を使用するものです。もちろんブラケットを付けても無抜歯なら同じです。
 抜歯矯正とは上下4本の小臼歯を抜いて(もちろん症例によっては抜かなくても良い場合も多い)矯正する方法です。
 抜かない矯正(非抜歯矯正)とは、重なったり、ガタガタになった歯列をできるだけ抜かずに元通りに、本来生えていたと思われる位置に並べるということです。
 
 実際に多く行われている方法は「抜歯矯正」です。なぜ多いのかと言えば、そういう風に大学の矯正歯科が教えているからです。 
 並ぶ場所がないから、抜くという説明で納得しやすいのです。そして4本抜けば隙間が十分開くので並べ易いのです。そして一番の理由は突出感(出っ歯)になりにくいという事でしょう。歯列のアーチは小さくなるので、突出した歯は内側に入り易いのです。患者さんにも分かり易く説明しやすい、出っ歯などという文句を言われない、抜いているので治るまでは中途で治療を止めることができない。など、色々の歯科医、患者サイド双方に利点があるので、今日においても抜歯矯正が止まらない主な理由でしょう。
 
 抜かない矯正を勧める理由として、本来あるべき歯を失って得られるアーチは本物ではないということです。
矯正専門医のお子さんは恐らく抜歯していないと思います。何故なら抜歯矯正の欠点を知っているからです。
少々突出感があってもキレイに並んでいればそれで良いというはずです、身内には。
 鼻の低い、平面的な顔の東洋人の横顔を、鼻の高い欧米人と比較して出っ歯などと言うのはどうでしょう。
 
 抜歯する第一小臼歯という歯は犬歯のすぐ後ろに位置します。犬歯が後から生えてきて場所が無いために八重歯になっている場合が多いので、これを抜いて犬歯をその場所に入れるのです。当然隙間が余りますので、内側に引っ張り、全体のアーチを縮めるわけです。
 
 この第一小臼歯という歯は乳歯の「D」という歯と交代に生えてきます。小学校4~5年生頃が多い時期です。
「D」と言う歯は如何なる存在であったかを思い出してほしいのです。
 生まれて一番最初に生えてくる奥歯です。乳歯はA~Eまでしかありません。一番最初に咬んだ歯が「D」なのです。咬むという最初の記憶が第一小臼歯にはあるのです。
 審美的にも、咬合の重要性にしても何処から見ても第一小臼歯は美しく、機能的にも重要な歯なのです。
 
 こんなに重要な歯を4本も抜歯して、引っ込みました、矯正大成功ですね、なんて歯科医として何の思慮もない、知識も技術もない言葉は言えません。少なくても小臼歯の重要性を知っている歯科医ならば、控えめにしか言えません。
 
 抜歯して歯列のアーチが小さくなったからと言って、審美的に良かったわけではありません。抜いた歯の内側には舌があります。外側には頬があります。
 舌は内側から奥に追いやられ、睡眠時無呼吸症候群などの原因ともなります。外側の頬の肉は落ち、口角が下がり易くなります。そのため活気がなく、老人性顔貌となりやすいのです。
 
 健康であってこその美貌です。横顔よりも正面を向いた顔が優先します。誰でも横を向いて話すことはありません。むろん非抜歯矯正で十分出っ歯は治ります。程度の問題ということです。
 
 最後の決断は患者さんがすることです。抜歯矯正を選ぶのも、非抜歯矯正を選ぶのも勝手です。どちらでも対応は可能ですが、私としては抜かない矯正をお勧めします。
 
 かしば歯科公式HP http://8822818.com

尖閣も竹島も不必要

2012-09-28 18:23:05 | Weblog
 日本固有の領土であると繰り返すばかりではどうにもならない事態となっている。尖閣も竹島も位置的にはそれぞれ韓国や中国に近い。
 尖閣問題で日本が受ける経済的損失、交流的損失は大きい。もちろん中国でも損失はあるが、日本の方が大きいのは明白だろう。
 尖閣の領有権を持っていて、どれだけ国益になるかということを考えなければいけない。漁業権の問題はあるが、あそこで獲れるのは熱帯魚のような魚だろう。詳しくは知らないが、沖縄で獲れたての魚を見た時に、なんとも不味そうな魚が並んでいたことを思い出す。日本はもっと良い漁場がいくらでもあるはずだ。
 海底資源にしても、返還前の国連の調査で分かったらしい。国連というのは1945年に連合国(戦勝国)がつくったものだ。かつての植民地に戦争の火種を残すというのは連合国側の常套手段である。
 それは掘れば何某かの資源は出てくるかも知れないが、イラクに匹敵する海底石油というのは信じがたい。
 
 尖閣や竹島を手放すと、次は対馬や沖縄も盗られるなどと書いている記事を読むが、そこまでは無いだろう。そうなったら戦争もやむを得ないかも知れないが、そうはならない。
 尖閣や竹島を最初から無条件で放棄するというのは全く政治的に無能なのであって、先ずは漁業権とか、構築物を作らないなどの提案から入るべきであろう。
 そして海軍の侵入も禁止し、話し合いによって譲歩地点を探って行くべきである。
日本はかつて満州や樺太、朝鮮半島、台湾などを支配していた。過去の強い時には、島みたいなちっぽけなものでなく、尖閣た竹島とは比較にならないものを分捕って所有していたのである。
 大東亜戦争では、敗戦により実際に沖縄は取られ、北海道も危なかったと言われている。よくぞ残ったものだと思わなければいけない。それ以上の欲を出して、ちっぽけな島の領有権争いで疲弊するのはそれこそ国益を害すると私は思う。
 
 ただし、日本の領有権を半分、あるいは全部譲渡することになっても、しっかりと有利な条件を明記することである。そうすれば更なる領土の要求は無いし、過度の反日教育に対しても何がしかの意見が通じるだろう。
 
 領土で話し合いというのは、お互いが主張し合うだけでは絶対解決が付かないものであり、だからこそ落とし所が重要である。戦争すればどっちかが必ず取るものである。しかし恨みだけは残る。戦争を回避し、日本の国益を守るためにはいくらかの譲歩は必要だと考える。
 譲歩するのは、戦争よりも勇気のいる事かも知れない。
しかし、たかだか尖閣と竹島ぐらいで、過去の清算と、反日が和らぐのであればそれは得策ではないかと思う。
 

金(ゴールド)の偽物に注意!

2012-09-21 15:48:11 | Weblog

世界中の先進国がお金を増刷しています。それは以前は金(ゴールド)と引き換えが保証されたものですが、今は金(ゴールド)に裏打ちされたものではありません。

 金(ゴールド)=お金だった時代は昔話です。最近の金価格高等により、タングステン入りのニセ金地金も出回っているらしく、騙されないようにしないといけません。
 信用できるお店で買うことが一番です。また売るときも信用できるお店で売ることが肝心です。
その信用できるという基準が分からないと、騙されるのです。
 
 信用できる店というのは決まっています。
 ロンドン地金市場協会(LBMA)の信用マークが入っていることです。入っていなければニセモノというわけではありませんが、業者からの信用度は低いということです。
 ちなみに日本でこの認定を受けた日本のブランドは、
田中貴金属工業、三菱マテリアル、徳力本店、日鉱金属、石福金属興業、住友金属鉱山、
松田産業、三井金属鉱業です。
 
 それ以外は本物であっても信用度は低くなります。
高知では、川村時計店が田中貴金属特約店となっています。別に宣伝ではありませんが、他は徳力、石福といったところは歯科用貴金属として歯科材料店が販売しています。他はあまり知りません。
 
 質屋は見る目を持っていますが、売る時は安く、買う時は安くありません。新聞のチラシなどの業者もどうなのか分かりません。金は古くなろうが本物であれば価値は同じですので、信用の低いお店で売ったり買ったりは止めておいた方が良いと思います。
 
問題はアクセサリー類のメッキでしょう。
 メッキは通常GPと刻印されていますので、よく見れば分かります。他にも
GEP~Gold Electro Plated 電気メッキ GP
GF~Gold Filled 金張り
GR~Gold Rolled 金張り
HGE~Hard Gold electroplated 金メッキ
RGP~Rolled Gold Plate 金張り

プラチナのメッキの場合は上記のGがPに変わります。しかし刻印の義務はないそうです。
メッキの方がキラキラと綺麗な場合があるそうですので、単に装飾品として楽しむ場合はメッキでも差支えないということです。
 
あと本物かどうかの検査法ですが、比重計算による検査がよく知られています。
あとは、X線検査、蛍光X線検査や磁気検査、音波検査、電気伝導検査、 溶解しての化学検査などが主な検査方法です。
 
 素人はやはり刻印が目印でしょう。アクセサリーで18Kと書いてあれば18金です.24Kが純金ですので、
18Kは18/24(75%)の純金比率ということです。
 18KGPなどと刻印されていればメッキということです。刻印の無いものは恐らくニセモノだろうと思われますが、一応確かめてみることでしょう。
 
素人で可能な方法は比重計算ですが、比重計算による検査は可能です。
量りに糸でつるした金製品の水に入れた時の重さを計測します。
 
金製品の重さ÷水に入れた時の重さ(※)=比重
※水に入れた時の重さ=金製品の体積になります。
 
本来であれば15~17g/㎤程度の比重があれば全て18金だと考えられます。19ぐらいだと純金の可能性があります。
 
コップに金属が水底につかない程度に水を入れ、目盛をゼロに合わせて置き、細い糸で吊るして重さを量るのです。
 
ま、ややこしそうですが、刻印の無い場合で、余程ヒマがあったら計測してみてください。
 
 かしば歯科公式HP http://8822818.com
 
 

瞑想の方法

2012-09-20 16:08:20 | Weblog

只管打坐(しかんたざ)とは、

余念を交えず、ただひたすら座禅することである。雑念を払い、無になることでもある。
しかし、よく考えると、それは眠っているのとどう違うのか?ということだ。
瞑想するということは座禅とは少し違う。頭は回転していなくてはいけない。もちろん考え事をするという意味では無い。
 仏
 仏教は、正式にというか、まともに勉強したことはない。般若心経くらいは読めるという程度だ。
言わば無宗教である。もちろん家は何宗?と聞かれれば真言宗と答える。いわゆる檀家である。
 
 般若心経の書いている「色即是空 空即是色」という意味は分かったようで分からない。それはただ頭で考えているだけでは分からないのではないか。
 
 ただ目を瞑り、静かにしていても、何も答えは出てこない。答えがあるのかどうかも知らない。
スポーツ選手でも、試合前は呼吸を整え、静止した状態になる。それから集中して行動する。
 
 しかし、幾度となく瞑想のマネをしてみる。すると頭の中の混乱した刺激が収まってくる。人との付き合いや仕事などで波打っている脳を静かな波へと変化させるのだ。
 そして、できるならば、湖のように、鏡面のように静かな状態にするのである。そうすることによって、その鏡のような水面に何かが映しだされる。色々な世俗的な欲望や、心配事の波を鎮め、静かな脳をつくってみる。
 
 そうすることによって、脳はフル回転を始める。考えるのではなく、映しだされるのでエネルギーもあまりいらない。勝手にシナプスが連結、連動してくる。
それが真理なのか悟りなのかはどうでもよい。澄んだ水面に映るもの、あるいは澄んだ水の中にくっきりと見えてくる状態をキープすれば良い。
 
 「無」である状態から、その上の概念である「空」を感じ取ることができれば、それはもう達人であるが、まだその域までは達していない。
 
 是非、瞑想することを勧める。
 
 かしば歯科公式HP http://8822818.com

「吾輩はシカである」に改名します

2012-09-18 10:06:46 | Weblog

 やしきたかじんの「そこま言って委員会」をもじって、「そこまで言って医院かい」というタイトルで何年間かブログを書き続けてきましたが、

やしきたかじんが病気療養中ということもあり、番組内容があまりにも偏向的であることもあり改題することにしました。

特にひどかったのは、先週の安部元総理を持ち上げるだけの内容であり、もはや何の意味もない番組、いや、害のある番組であると感じました。

以前より分かっていましたが、私はやしきたかじんのファンであって、決してその他の出演者のファンではありません。

まして辛坊アナウンサーはあまり好きではありません。

やしきたかじんは以前(もう16年位前かな?)高松の場外馬券(ウインズ高松)で見かけたことがありました。当時もそこそこ名前を知られていましたが、

歌手としての活動で高松に来ていたのだろうと思います。四国初の中央競馬、ウインズ高松が完成したとあって、当時ネット投票など無い時代には

画期的な設備であったのです。

私も当時は少し中央競馬に興味がありましたので、開通したばかりの高速道路で時々ウインズ高松に行っていた時です。

何人かの黒い服(女の人も黒の上下)の集団がいました。その中心にヤクザみたいな真っ黒のスーツにサングラスのやしきたかじんがいました。

館外の地面にしゃがみこんで、必死に予想紙を睨み続けていました。テレビで見るのとは違い、真剣な眼差しで予想をしていた光景が思い出されます。

競馬が好きなことはテレビで公言していましたので、その通りの人なんだなと思い、それからたかじんの番組をよく見るようになったというわけです。

今、尖閣問題によって大変な事態となりました。こういう事件を引き起こしているのは誰か、どうなるのか、本当の真実は何なのかといった事が日本人には必要です。

洗脳だけの、プロパガンダ放送はもう要りません。

私も本業である歯科医に没頭しなけれなりませんが、広い視野を持っていないと専門バカになります。幸い副院長(長男)も成長し、その分負担も軽くなりました。

本来の歯科医院の院長である姿勢から「吾輩はシカである」にタイトルを変更しました。

 平成24年9月18日