地球温暖化はどこへ行ったのだろう。
私の子供の頃は、少年誌は氷河期の危機を唱えていた。恐竜、マンモスなどが氷河期に対応できずに滅びて行った絵が描いてあった。
氷河期になったら、人間は対応できるのか?滅びてしまうのではないか?との不安がよぎっていた。
ところが、いつの間にか温暖化などと言われるようになって、子供の頃の危機感はいつしか無くなっていた。
温暖化なんて心配しなくても温かいんだから大丈夫なんじゃないか?と最近まで本気で思っていた。
やはり、子供の頃に想像した凍りつく世界の方がイヤだし、怖い。
しかし、、今年はどうだ。
安心してはいられない。やはり氷河期説のほうが正しかったのではないかと思える寒さだ。
しかしよく思い出してみると、冬に小学校に登校するとき(高知駅から江陽小学校まで)、氷が張っていた記憶がある。大津方面に向かって左に江陽小学校に曲がる角に建物があって、その裏が池か沼だった。
倉庫か何かの建物の北側は陽があたらないので、分厚い氷が張っていた。私は体重が軽かったので、その上に乗ったことがある。
氷は割れなかった。しかし、同じような事を誰かがやった時、氷が割れたらしい。それで朝礼の時に、
「あそこの氷の上に乗ってはいけません。」などと説教されたことを覚えている。
江陽小学校のとなりの城東中学校から東はほとんど田んぼだった。東に向かってこの先は一体どうなってるのだろうと思ったことがある。
まさか、その東で未来の自分が歯科医院をやっているなどとは思いもよらなかった時である。
氷河期か温暖化か、そして自分の未来も分からないものだなと思う。
かしば歯科 高知デンターネット7位