開業以来、初めて病気で仕事を休んだ。A型インフルなので仕方がない。病院で検査してもらい、タミフルより効くという点滴により、少し咳き込むかな?という程度まで脅威の回復をした。唾をのみこむたびに激痛が走ったけど、唾液の殺菌作用を信じて、早々とその成果がでた。これはやはり歯科医としての知恵だと思っている。
このように医学も科学も進歩している。STAP細胞のような万能細胞があっても不思議ではない。
しかし、今日は仕事もキャンセルし、身体も普通に戻ったので、このSTAP細胞さわぎは一体なに?と思って色々、と調べてみた。
すると、実はすでに日本の理化学研究所は欧米の研究者にとってある意味「一種のクレジットカード」となっているという情報を得た。
日本の国立の科学研究所や日本の国立大学が、特に生物系物理系では理化学研究所が、欧米の有力な科学者のための「ゴールドビザカード」となっているのである。
どういうことかというと、欧米の科学者の世界は研究費(グラントと呼ぶ)の獲得競争が実に激しい。大学、特に米国の大学はこの「上前」を跳ねることによって学部運営や研究運営が成り立っている。
研究者が獲得した研究費の15%は研究者が個人的にポケットマネー(成功報酬)としてもらい、40%近くを学部に差し出す。あとが実質上の研究プロジェクトに残される。
どういうことかというと、欧米の科学者の世界は研究費(グラントと呼ぶ)の獲得競争が実に激しい。大学、特に米国の大学はこの「上前」を跳ねることによって学部運営や研究運営が成り立っている。
研究者が獲得した研究費の15%は研究者が個人的にポケットマネー(成功報酬)としてもらい、40%近くを学部に差し出す。あとが実質上の研究プロジェクトに残される。
アメリカの科学者は研究費獲得がもはや末期的症状になってきてしまったのである。政府にカネがない。だからグラントが出せない。苦肉の策でアメリカの研究者たちが「考えだした」のが、「日本人を釣る」ということである。つまり、アメリカの研究者が、自分の研究プロジェクトに日本人科学者を引き入れて、その人物に日本の研究予算を獲得させるのである。
村山政権下で誕生した「科学技術基本法」である。これ以降1期5年に約25兆円が科学技術に投資されることになった。1995年~2014年まで実に100兆円程度かそれ以上が科学技術という名目で投資されたのである。(実質上はその後の橋本政権移行に施行されることになった)
科学技術への投資先は、主に国立研究所や国公立大学や有名私立大学である。
だから、大学を中心に非常に大きな予算が付いた。それも「自動的に」である。
アメリカの研究者やフランスの研究者が真っ先にこの金に飛びついた。そこで、考えだされたのが、理化学研究所とタイアップすることである。
つまり、「〜〜共同研究プロジェクト」という名目で実質的には自国は一銭も出さすに日本が全額出すというやり方である
そのためには、日本人研究者を自分の研究プロジェクトに取り込んで、その人物に見かけ上プロジェクトリーダーになってもらう。そして、日本の研究費を獲得させる。
科学技術への投資先は、主に国立研究所や国公立大学や有名私立大学である。
だから、大学を中心に非常に大きな予算が付いた。それも「自動的に」である。
アメリカの研究者やフランスの研究者が真っ先にこの金に飛びついた。そこで、考えだされたのが、理化学研究所とタイアップすることである。
つまり、「〜〜共同研究プロジェクト」という名目で実質的には自国は一銭も出さすに日本が全額出すというやり方である
そのためには、日本人研究者を自分の研究プロジェクトに取り込んで、その人物に見かけ上プロジェクトリーダーになってもらう。そして、日本の研究費を獲得させる。
そして、実質上は自分が研究発案者だからノーベル賞となれば自分たちが頂くという具合である。
このSTAP細胞も12年前にハーバード大のバカンティ教授らによって発表されており、小保方さんが画期的な発見をしたわけではない。
当然共同執筆者の中にバカンティ教授は名を連ねている。
なんじゃ?これ、みたいな話なのである。バカンティ教授といえば、背中に耳をくっつけたようなネズミを発表して有名になっており、しかし、果たしてそれが人間に有用な研究であるかどうかは不明である。
最近ネットで買った本で、「老化を止める7つの方法」という本を買ったけど、難解で最後までは読めなかったし、結論が無い本なのである。TEDという番組でも紹介されたオーブリー・デグレイという天才的科学者なのであるが、要するに、老化は止められる、しかし、その研究費が足りないのでカンパしてほしいみたいな内容だったと思うし、YOUTUBEでも変人風で、プラカードかなんか持って研究費の寄付を!みたいなのが映っていた。彼の言うには病気や事故が無ければ500~1000歳まで、いやそれ以上不老不死も可能、あと30年以内に研究を完成させるみたいな。レベルが高すぎて誰も反論できないらしい。
頭が良いと言うことと、人間的に善人か、良い人か、ということは全く別物である。
コンピューターのハッカーみたいな人もいるだろうし、科学者といえども、ただ単にお金が欲しいだけの場合もある。
ま、それはスポーツの世界もよく似ている。オリンピックもそうだろう。
借金が1000兆円を突破し、返すアテもなく、ただ科学技術は善だと思って(いやそうは思っていないだろう)巨額の財政投資をこれからも出し続けるのだろうか。
かしば歯科公式HP http://8822818.com