吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

2011-03-22 18:20:02 | Weblog
 肺に入っていはいけないものが入ることによって炎症を引き起こします。
お年寄りの多くの肺炎は誤嚥性肺炎なのです。また、阪神淡路大震災の時、口腔衛生状態が悪くなって誤嚥性肺炎を起こすことが多かったそうです。
 今回の被災者もそういった教訓から、歯ブラシの支援などもあるのです。
又、胃液などが逆流して起こす場合もあります。しかしこれも歯が悪いために消化の良いものばかり食べていると、胃の中に食物が滞在する時間が短くなって胃液が余ってくるのも一因ではないかと推測します。
 
 口腔内は清掃が不十分であると、ものすごい勢いで細菌が増殖します。
 
 歯は直接には命に関わらないと思われていますが、誤嚥性肺炎による死因は決して少なくありません。
 
 命を守る入り口である口腔は、命を落とす入り口でもあるのです。
 
 かしば歯科HP http://8822818.com/

ただちに健康に影響のあるものではない

2011-03-21 14:05:00 | Weblog

なかなか上手い表現だと思う。

以前0157のカイワレ大根騒動では、カイワレが全く売れなくなり、現総理の管大臣がテレビの前で安全性をアピールするパフォーマンスを行なった。
 テレビとかの報道しか見ていないから、テレビで情報が流れると一斉に同じ行動をとる、出荷を自粛しているのだから消費者の口には入らないと思うのだが、パニックになっていると何を言っても無駄である。
 
 エイズ患者が日本で最初に見つかったときは新聞の一面で大騒ぎだった。しかしそれからエイズは増え続けていても、まるで無関心で恐怖のカケラもない。
 新型インフルエンザの時もそうだった。最初の何人かは重大犯人探しのような扱いで、実際何万人罹患してしまうとマスクすら売れない。
 
 X線というのはいろいろな種類があり、自然界からも放出されている。年間平均2.4ミリシーベルトぐらいは受けているという。その他にプラス1ミリシーベルトを上回らないような基準が設定されている。
 
 しかし、知らなかったり、分からなかったりするものには何の恐怖心もない。
例えば、電磁波も放射能である。テレビ、電子レンジ、携帯電話、電気かみそリ・・・等々ある。
小学生に携帯電話を持たせている親は危険性を知らないのだろう。長時間携帯電話で話してるのを見ると、あれはかなりの電磁波=放射性物質を受けているのである。
もちろんこのパソコンからも受けているのだろう。
 
 しかし、それも「赤信号みんなで渡れば怖くない」のであって、大した量ではないはずである。
「ただちに健康に影響のあるものではない」と思う。
 
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福島第1原発3号機

2011-03-20 14:29:29 | Weblog

事故を起こしている1~6号機までのうち、3号機だけプルトニウムを原料としている。他はすべてウランであるそうだ。このプルトニウムというのは自然界には存在しない物質で、「地獄の神」(プルートー)のとおり大変な物質であるという。これが爆発など起こすと有害放射線が拡大し深刻であると警告している。

 これは地元などの反対もあって稼動していなかったらしい。しかし何故か4ヶ月前より運転を開始していたという。なんというバッドタイミングなのだろう。
 詳しいことは不明だが、地元の町長や、反対者の陳情により休止されていたはずの第3号機がなぜ運転していたのかが気になる。そういう事を追求すると地震兵器とか怪しげな陰謀論になるので、これ以上は言わないでおこう。
 
 安定ヨウ素剤というのが、いわき市で配られているという。これは放射性ヨウ素が甲状腺にたまり、甲状腺ガンなどを引き起こすから、予め放射能のないヨウ素剤を服用し、甲状腺を飽和状態にするというものである。
 しかし、日本は昆布とかワカメを常食しており、今さら飲んでも効果のほどは分からないし、40歳以上は飲んでも効果はないらしいので、よく確かめてから服用してもらいたい。
 
 原発の廃液等は処理されていると思うが、一部は海に流れているだろう。作業している人は一定の時間しか働けないし、防護服というのは外に拡散しないためのものである。建屋の中は事故などなくても放射能や放射線で満ち溢れていると考えた方がよい。
 当然その海にも流れ込んでいるので、もうすでに日本の海は放射能で汚染されているはずである。
以前PCBが問題になって魚が売れなくなったことがある。当然その汚染も増え続けているはずである。ただ言わなくなって無関心になっているだけのことだ。
 もうすでに汚染されて、これからも汚染され続けるのだから、基準を作って検査し表示することが必要だと思う。
 必要以上に恐れ、パニックになるのもいけないと思う。真実をよく見極め、冷静に対処することが重要だと考えている。
 
  かしば歯科HP http://8822818.com//

質素な生活に戻れば良い

2011-03-19 22:59:51 | Weblog
 私は香北町の朴の木という所で生まれた。母の実家である。小学校1年まではそのとなりの永野という場所で子供時代を過ごした。
 裕福ではなかったが、楽しい思い出しか残っていない。夏はきれいな小川で水遊びをした。ある日、父に裏山にある澄んだ川のたまり場のようなところに連れていってもらった記憶がある。初めて水の中に顔をつけた。
 水の中は透明度100%で、飲んでも大丈夫と思われる水の中だった。小さな魚が泳いでいるのがハッキリと見えた。水族館のような水の世界に感動した。
 冬は時々雪が積もって、そりを引いてもらって遊んだ。春はレンゲの花が一面に咲き、その中で寝転んだ。
赤とんぼを追い、野原をかけめぐって遊んだ。
 さらに感動したのが、幼稚園の遠足で桂浜まで遊びにきたことだった。田舎のバスは道路事情が悪く、ボコボコ道を揺れながら、生まれて初めての車酔いをしてしまったが、川と違って海の景色は素晴らしかった。
 桂浜は今は遊泳禁止になっているが、昔は海水浴場だった。泳げないが、絵本でしか見たことのなかったイソギンチャクや、ヒトデ、熱帯魚のような小魚が澄んだ海面から底まで見えた。なんという美しいところがあるんだと見飽きなかった。
 
 透明度100%の川と、宝石箱のような場所は残念ながらもうない。
高度成長と生活の利便のための自然破壊と引き換えに、この美しい宝物は無くなってしまった。
 沖縄や南洋の島にわざわざ飛行機で行かなくても、高知の海や川はそれ以上の楽園だったのだ。
 
 24時間営業の店など、ついこの前まで高知には無かった。パチンコ屋も中心街だけで、週一の休みもあり、営業時間も短かった。
 
 少し前に戻るだけでも良い。それだけでも原子力発電の力を借りなくても良いのではないか。素人考えだけに詳しい電力需要については分からないが、夏は冷房、冬は暖房、いや、秋や春でも気温によりフル稼働の時代である。
 パソコンを使いながらでは説得力がないが、今日はそんなに寒くないので暖房は切ってある。
 
 放射能、放射線量は100年200年経過しても消えない。失ったものは取り返しがつかないのである。
 
 かしば歯科HP http://8822818.com/