吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

何故?抜かない矯正なのか。

2008-02-21 00:56:28 | Weblog
矯正に特別なものはありません。
考え方、矯正法に根本的な違いはありません。

 形状記憶されたワイヤ-の形に歯を揃えるだけの、きわめてシンプルな方法です。

 ワイヤーの形状は決まっていて、ブラケットと呼ぶ歯に引っ付ける器具でワイヤーと結びます。

 何も難しい事をしている訳ではありません。誰でもすぐ分かる理論です。

しかし歯を抜く場合と抜かない場合とでは何が違うのでしようか?

 抜けば歯列のアーチは小さくなります。抜いたほうが並び易そうに見える症例は多いのです。
抜かなければ、自然に近いアーチになります。しかし抜かないと並びそうにない症例は多いのです。

 抜かない矯正だとHPに書いてPRしているのは、抜かないと並びそうにもない症例を抜かないで並べますよと言いたいからです。

 どうしても抜かないと並ばない症例もあります。しかしその場合でも4本抜歯は避けるようにしています。1本あるいは2本までの抜歯で並ぶ症例がほとんどです。

 極端に歯を引っ込めたい人は抜いた方が良いかも知れません。しかしそれは歯列のアーチが小さくなっている事に気が付かないといけません。
 ワイヤーのアーチの形は決まっているのですから、前歯だけ引っ込むようなアーチは存在しません。
 
 人はコンプレックスの裏返しに極端な変化を求める人がいます。美容整形でピノキオみたいな高い鼻にしたり、ダイエットでガリガリになるまで痩せて、魅力もなくなってしまう人もいます。

 人生は長いのです。一時の間違った欲求のために大事な健康や、本当の美を失ってはいけません。

できるだけ抜かない矯正をお勧めします。健康と本当の美をゲットするのはこの方法しかないと思っています。

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ラミネートベニアという選択

2008-02-09 00:55:35 | Weblog
矯正するほどではないが、少しだけガタガタしている。歯が少しだけ空いている。虫歯ではないが歯の形や、色調が気になるという人。
 あと縞模様の着色はホワイトニングで困難な症例です。

 かと言って、神経を取って被せるのも気が引ける。キレイにしたいが、犠牲が大きいのはイヤだという人。

 歯の表面を少しだけ削って薄いポーセレンを貼り付ける治療法を

 ラミネートベニア法と呼びます。

 審美歯科の最前線にあるのがラミネートベニア法なのです。

 分りやすい治療法で、歯を削る量も最小で済みます。矯正や神経を取ってまでの治療はしたくないと言う人、迷っている人は是非ラミネートベニアを検討してみて下さい。

 料金は少し高いのですが、神経を取ったり土台を作ったりとかの費用と手間が省けますので合計するとオールセラミックとそんなに変わりません。

 当院では一本9万5千円です。当然保証付きです。

前歯6本ですと約60万円弱になります。矯正とそう変わらない費用です。
治療回数はたったの2回で済みます。(症例によっては前もっての治療が必要な場合もあります)

 キレイで早い、ラミネートベニアも是非検討してみて下さい。

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若さと健康を取り戻すインプラントのすすめ

2008-02-03 00:38:21 | Weblog
歯が一本でも失ってみると、不便なことに気付かされます。

いろいろな理由で歯を失って、義歯を入れる人も多くいますが、痛い、噛めない、外れるなどの不満やさまざまな悩みが生じています。

義歯に満足されていない人はインプラントを考えてみてはいかがでしょうか。

 インプラントは改良に改良が進み、痛くなく、出血もほとんどなく、早くということが可能となっています。

 手術時間は一本につき15分程度です。もちろん方法によっても違う場合もありますが簡単です。

手術が終わればすぐに帰宅できます。もちろん車の運転も差し支えありません。

 1ピースのものと2ピースのものがあります。
1ピースのものは一回の手術でそのまま上部構造(アバットメント)付きのものが入ります。
2ピースのものは骨の中の植わる部分と、2ヶ月位あとで連結するアバットメントと2つに分かれています。

 どちらにしても手術は一回です。2ピースで深く植え込んだ場合アバットメントを装着する時に少しだけ周囲の歯肉を取り除く場合がありますが、大した事はありません。

 1ピースか2ピースかは症例によっても違いますのでどちらが良いという訳ではありません。
そしてインプラントに冠を被せれば完成です。

 インプラントとアバットメントとその上の冠とで一式になっています。

その総額がいくらになるかを聞かないといけません。
所によっては診断料とか、その他いろいろの経費の上乗せがあります。

 インプラントだけ安くても合計でいくらになるのか(消費税も含めて)分らないといけません。

 参考までに「かしば歯科」では一式25万円です。しかも本数が多い場合には価格を下げ、なるべく大きな金額にはならないようにしています。
 しかし症例によっても違いますのでご相談下さい。

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歯は一生持つ!

2008-02-01 22:56:21 | Weblog
50歳以上で、「もう今まで長いこと使ってきたからガタが来ても仕方が無いですね」と
歯の寿命説を説く患者さんが多い。

 もうこの歳だと悪いのが当たり前みたいな諦めがある。自分に言い聞かせようとしているのかも知れないが、それは違うと言いたい。

 確かに老化はある。しかし老化ぐらいでは歯は簡単には衰えない。多少磨り減ったり、弱ってしまうのは仕方ないが、無くなるのは明らかに病気である。

 病気でなければ歯は持つ。一生持つ。ただし条件はある。

まず健康である事。糖尿病とか歯に悪影響のある病気は少し不利だ。しかしそれでも正しい歯みがき、定期的なチェックを欠かさなければ大丈夫だ。

 それでは何故歯を失ってしまうのか?

患者さんと我々歯科医の両方に問題があることが多い。

患者さんの場合は当然口腔清掃の不足、あるいは間違った歯みがきだろう。
歯科医の場合はまだ抜かないで治る歯を抜いてしまうことだ。

 誤解を生むような言い方だが、歯は抜かないでも治る場合が多い。少々ぐらついている歯でもしっかりとする場合がある。人為的に抜けば歯は無くなるのは当然だ。

 もちろん限界はある。個々によって条件は変わる。なんでもかんでも抜かないで治るという事はない。

一生持つ歯を、矯正の為に、それもある時期だけ満足すれば良いという考え方で4本も抜歯する矯正法は如何なものだろうか?
 「どうせこの歯は悪くなるから、良いインプラントがあるから抜きましょうか?」とは如何なものだろうか?
 
 先進国の中で日本人の歯の欠損率は高い。

我々歯科医も患者さんも、もう一度歯の大切さを考えてみましょう。

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