よく子供の歯科検診で指摘されるケースがあります。
しかし、そのほとんどが異常ではありません。しかも手術(といっても簡単なオペ)をしてまで切ることはまずありません。
上唇小帯とは上唇と歯ぐきの部分をつなぐ必要なものですので、簡単にオペできるからといって切るべきものではありません。
稀に、歯と歯の間にまで延びていて、正中離開の原因となることがあります。そういった場合でも永久歯に生え換われば自然に治ることもあります。
まだ小さい子供さんに、いくらレーザーで簡単に処置できるからと言ってオペするのは考えものです。
何故こういうことを書くかと言えば、検診で指摘されたり、実際にオペしているケースが多いからです。
人工的なことを何かしなければ発育不全になるということはありません。むしろ逆です。
特殊なケースに限って上唇小帯オペは行われるべきものであり、簡単だからやりましょうでは論外です。
かしば歯科公式HP http://8822818.com