吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

バケツ冠を使用する小児歯科

2008-01-26 23:10:23 | Weblog
バケツ冠とは精密な鋳造技術のなかった時代に作られた精度の悪い冠である。
平面の薄い金属の板を打ち出して歯に被せる。昔の方法である。

 歯科業界では「昔の作りの古い冠」という意味と、「精度の悪い冠」の蔑称として使われる。

当然そんな冠は現在では作られていない。当たり前の話だが、良くないからである。

 ところが、どっこい使われているところがある。

 それは乳歯である。乳歯冠(写真)といわれるものは既成の冠である。昔のバケツ冠でさえ一応型は取って、個別に作られていた。ところが現在でも使われている乳歯冠は既成で出来ているのである。

 もちろん大きさの種類はある。一番近いのを使う。
既成で出来ているので被せてしまったら綺麗に見える。虫歯の歯が一気に銀歯となる。
これで、親御さんもニッコリ、虫歯から守られて大丈夫・・・・

    だろうか?

とんでもない。双子でさえ合わない歯の形が既成で合うはずがない。しかも実際の虫歯の咬合部分はあまり削れないため、乳歯冠を装着すると咬み合せが高くなる。これが後々重大なマイナスになり、永久歯に悪影響を与える。

 現在の大学の小児歯科でも使われている。小児歯科という学問は小児の時だけしか考えていない。
虫歯が母親から口移しで感染する?とかの情報もここから出ている。

 歯科はすべてが総合していないととんでもない間違いを犯す。

 永久歯にバケツ冠は軽蔑するのに何故乳歯だと平気なのか?

 何も分っていないで使うところが多いのは非常に残念に思う。

        かしば歯科公式HP

ブルーレイ対HDDVD

2008-01-24 20:04:43 | Weblog
次世代ディスクとしてブルーレイ方式とHDDVDの争いがある。
現在のDVDでさえやっと慣れて来たところだが、メーカーの争いは熾烈だ。

 まだ当分購入の予定はないが、以前のベータとVHSでは苦々しい思い出があるので知っておかなくてはいけないと思っている。

 ベータとVHS時代はコンパクトなベータの方を買ってしまい、ついには発売されなくなって大失敗をした経験がある。その時はあまり商品にも知識がなかったので電気店の言われるままに買った記憶がある。

 いまではネットとか調べればどっちが優勢かは分る。
ソニー、パナソニック、シャープなどのブルーレイが一歩リードしている感じだ。
しかし最後まで分らないので先走ってはいけない。

 大型電気店に行くと、プラズマと液晶が並んでいる。これはどっちでも間違いはないが、やはり液晶が綺麗で一歩リードしている。

 次世代という言葉がいろいろな場面で登場してくるので、知識を持っていないと取り残されそうではある。次から次へと発売されるデジタルカメラ、ビデオ、携帯電話、プリンンター、パソコン等々。

 最初はそんなに差は無いように思えるものでも、主流になったら大変な違いとなる。
GMに一歩及ばなかったトヨタ。世界一という勲章は大きいだろう。

 日本と中国、アメリカ、ヨーロッパの経済関係もこれから変わってくるだろうし、時代は常に動いている。

 歯科の世界も常によりベターなものに変化している。
当院の「なるべく抜かない矯正」もここ最近多くの支持を受けている。出来れば抜きたくない患者さんがいかに多かったかという証明だろう。
それはインプラント治療においても同じです。

 より優しく、より健康的で、より綺麗に、患者さんの要求は年々高くなっています。

次世代というか、もう「抜かない矯正」が今までの抜歯矯正と交代します。

       かしば歯科公式HP

抜かない矯正美人は一生もの

2008-01-14 17:41:57 | Weblog
 私は矯正の治療の研究と実践を続けています。最近症例もどんどん増えています。
 この多くの経験によって得たことは、女性の美に対する自信は大変なものだということです。
 初めは服装も地味で、動作も控えめに見えた人が、口元がきれいになるに従い、目が輝き、動作も活発 になり、行動的に明るくなって行く姿がこれほど表れるものかと思います。
 服装もおしゃれになり、化粧も、髪型も何もかもあか抜けて来るのです。

 本当に素晴らしい変身をした女性の姿を見ることができ、この人の一生の幸せのために役立っているの だという喜びを実感できます。
 
 矯正治療の素晴らしさはこの点にあります。
 
 顔というものの基本は口元であり、正面からの素晴らしい若さと笑顔こそ、その人の人格を表す最大の ものと私は考えています。
 横顔を重視するのは、歯を抜く矯正をする歯科医の単なる思い付きではないかと思います。
 横顔の主役は鼻の高さと形であり、口元ではないのです。
 
 これに対し、正面の顔の主役は口元です。
 会話にしても、笑顔にしても顔こそ、その人と言っても良いのではないでしょうか。

 正面から美しさは、左右対称のバランスが取れたところにあります。
 すべての歯が存在していることが若さを一生保つことになります。
 ですから歯は抜かないで治療することです。
 
 世界的に矯正治療は、70年から30年前にはテクニック的にも歯を抜いて治療していたのですが、最近の医学の進歩が歯を抜かないことを可能にしたのです。
 
 歯を抜くことは自然ではありません。
 自然な姿の中にこそ本物の美しさが存在することを忘れないでほしいものです。

       かしば歯科公式HP 

成人の日

2008-01-13 23:21:41 | Weblog
 1月の第二月曜日が成人の日だそうだ。てっきり今日かと思っていた。
なにかニュースが静かだったから変だとは思ったが。

 以前のように1月15日に固定していないと分りにくい。
もう子供も成人してしまっているから、しばらくは関係ないか。

 しかし平成も20年となって、平成生まれが成人するのは来年か。
小渕元総理が「平成」と発表してから20年を数える。

 早いもんだ。20年前は36歳だった。朝まで飲んでも2時間位仮眠を取って、
仕事をしていた。

 若い時にあまり無茶をしない方がいい。年を取って応える。

 20年という月日でさえアッという間だった。これから20年先はもっと早いだろう。76歳まで生きていられるかどうかも分らない。

 毎日アルコールが入り、運動不足、仕事が忙しい。
おまけに定年のない仕事だ。死ぬまで働くのだろうか?自分に問うてもまだ答えは出ない。

 仕事は好きだから一生続けたいが、やりたい事も残っている。
究極の選択になるだろうが、私には優秀な後継者がいる。ある程度安心してバトンタッチができるのではないかと思っている。

 

 

進歩する医療

2008-01-10 00:03:51 | Weblog
狭心症の治療にバルーンといって心臓の血管の細い所を風船のように膨らませ、金属の輪を入れる手術がある。以前はお腹の所から管を通して手術していたが、今は手首の血管から髪の毛のように細い器具を挿入して手術するそうだ。
 麻酔も手首の所だけで、内科の手術だという。

 内科で心臓のオペが可能な時代となっている。しかも成功率は高く、安全性も向上していると言う。

 歯科はどうだろう?最近は以前よりインプラントの質が向上している。これはインプラントの手術が一般的になって、症例が増えて各社の競争も激化しているせいもある。

 競合することはいい事だ。品質がどんどん向上する。成功率も高くなって歯科医も患者さんもありがたい。

 しかしインプラントの質は向上しても、手術の方法が旧態依然としていては意味がない。
今は切開しないで、しかもドリルさえ殆んど使わない簡単な方法がある。
もちろん何処でも出来るわけではない。それなりの研修と工夫が要る。

 矯正も70年前の抜歯矯正が主流となっている。歯を抜きたい人は誰もいないと思う。
抜かなくてもキレイに並ぶのなら抜かない方法がいいに決まっている。

 いつまでも小臼歯4本抜歯の矯正と、外科的侵襲の大きいインプラントではいけないと感じている。
抜かない矯正と、手術というか、通常の処置程度のインプラントは
 「かしば歯科」ではすでに実現しています。

      かしば歯科公式HP