吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

陽気の牧野植物園

2012-03-29 16:16:59 | Weblog

 

花皿鉢はお箸までそえてありました。久しぶりの牧野植物園はポカポカ陽気で少し汗ばむくらいでした。

結構人出があり、駐車場はほぼ満杯。
 記念館の入り口にはスエコザサ(寿衛子笹)が植えられている。これは牧野博士の亡き妻の名にちなんで命名したものであることは有名な話であり、そして石碑には
「家守りし妻の恵みやわが学び  世の中のあらん限りやスエコザサ」と刻まれている。
  時期も季節ではないのだろうし、宮城県以北に生育するものだというから、少し枯れ気味であった。
 
 桜もまだ満開ではない。もう一週間というところだろうか。
 
 かしば歯科公式HP http://8822818.com
 
 

完全情報への渇望

2012-03-28 18:06:30 | Weblog
 人は彷徨い、そして行きつかない。
どこかで妥協するか、探し求めるか。
そんなときに、心地よい言葉に引かれる。
そして、騙される。
 
「宗教の秘密」苫米地英人著の本によると、人は「完全情報への渇望」があると言う。
科学が進歩してもまた新しい発見がある。科学も万能ではない。人間は不完全なものであると思うと、どこかに真実なり、不安や恐怖を解消してくれる存在があると渇望する。
 
そこに宗教というものが存在するのだと言う。
 
宗教という大問題はさておき、ネットでもそういうことはある。健康情報にしても、どれが真実なのか。ダイエット法にしても何か真実があるに違いないとか、社会情報についてもそうだ。
 特に株とかFXをやっている人は必死に情報を探る。お金に直結しているから探し求める。
しかしながら、「完全なる情報」は決して手に入らない。
そこで誰か真実を言っているような人を頼る。そしてAIGのような悲劇も起きてしまう。
巷、詐欺は多いもので、彷徨い、真実があると思う人ほどかかりやすい。
 
私も情報を求めて彷徨うが、情報を発信するときもある。こういうブログやHPなどではそういう発信源だろう。(規模は限りなく小さいが・・)
 確かな事を言えば、私は私で間違っていると思ったことは書かないということだ。歯科医であるから、自分は多少技術を習得し、研鑽しているのだというぐらいは書く。
 しかし、自分から「神の手」だとか、超能力のようなものを持っているとかは言わない。当然だが、そんなことを自分で言えば、アホである。
 しかし、中にはアホなことを書いているHPもある。少数ではあると思うが、そういう情報はカットするべきだろう。
 
完全情報への渇望は色々な世界にあるのであるが、決して存在はしないのだという事を知り、そして完全をうたい文句にしている情報はウソである場合が多いということを知るべきである。
 
 かしば歯科公式HP http://8822818.com
 

歯磨き剤は化粧品

2012-03-25 22:28:57 | Weblog

薬用と書いてあるK社の歯磨き剤があります。たまたま家にあったものですが、その成分を見ると

清浄剤として、エリスリトール、基剤、ソルビット液、PEG12,、精製水、湿潤剤、濃グリセリン、その他として、
清掃剤:無水ケイ酸、粉末セルロース、
粘度調整剤: 無水ケイ酸
発泡剤 :ラウリル硝酸塩
清掃助剤 : ポリエチレン末、無水ピロリン酸Na、シリアル化処理無水ケイ酸、
香味剤 : 香料(ホワイトミントタイプ)、サッカリンNa、
光沢剤 : フィチン酸液、
清涼剤 : メントール
粘結剤 :CMC・Na キサンタンガム
薬用成分 : 酢酸トコフェノール、トリクロ酸、
着色料 : 酸化Ti,
ph調整剤 : 水酸化ナトリウム液
 
 以上の成分が入っています。
これらの成分の入った商品は一応「薬用」と書かれていますが、医薬部外品と書かれています。
私はこれらの成分が歯のために良いとは思えません。何一つ必要なものは無いと言えます。
ではなぜ皆が歯磨き剤を使うのでしょうか?
習慣と宣伝でしょう。
 
確かに汚れを落とす力はあると思います。しかし、使わなくてもプラークは除去可能です。
ステイン(着色)がある場合、それを使ってゴシゴシやれば落ちやすいと思います。
その代り、歯は傷つきます。大したことはないのですが、毎日のことです。
 
歯は生き物です。いくら硬くても、中には神経が通り、血液が流れています。その血液により運ばれた物質で歯をさらに硬くするのです。
 知覚過敏という症状のうち、多くは歯磨き剤によるこすり過ぎが原因です。
一体なぜこんなに多くの添加物が必要なのでしょう。その中の一つ、
ラウリル硝酸ナトリウム」(ラウリル硝酸塩・ラウリル硝酸Na) について、ネットより引用します。
≪合成界面活性剤で  発泡剤 洗浄剤として使われています。
原液が素肌に付いただけで人が死ぬくらいの猛毒物質で 実際 某ライオンの工場で歯磨き粉の製造中に作業員が誤って足に垂らして 数時間後に多臓器不全で亡くなるといった事故も起きたそうです。
ちなみに工場の作業員は地下鉄サリン事件で見たような 防護服を着用して作業しているようです。
 
細胞膜を溶かす。 他の化学物質の吸収を増加させる。 赤血球を破壊する。
白内障やアレルギーなどの原因のひとつとも言われている。
分子量が小さく皮膚を通過して血管に進入し全身に行渡る。 特に舌下は角質が無く皮膚薄いので 口に入れてから数秒で心臓まで到達するという 驚くべく速さで体に進入します。
なので歯磨き後に口をよくゆすぐからといっても すでに手遅れなのです。≫
 
 ま、多少の脅しのような表現ですが、少なくても生体には必要でない、しかも薬用ではないことだけは確かでしょう。できれば使わない方が良いと思いますが、ステインを除去しやすいのも事実です。
 使う場合、量はできるだけ少量、そしてできるだけ良くゆすいで下さい。
またシュミテクトという凍みるのを抑える成分が入っている歯磨き剤もあります。これもマッチポンプみたいなものですが、使い方によればある程度有効でもあります。(あまりお勧めはしないですが) 汚れを良く落としてから、凍みる場所にシュミテクトを塗り薬のように付けます。そしてその後歯ブラシを使い良くすすぎます。ある程度はマシになると思いますが、歯の根元がすり減っていたりすると完全には治りませんから歯科医院で処置してもらって下さい。
 歯周病も歯磨き剤で良くなることはありません。大事なことは磨き方や、その時間、丁寧さ(決してゴシゴシ力をいれることではありません。)なのです。
  
 歯磨き剤はあくまでも化粧品です。歯ぐきが腫れていたり、虫歯で穴が開いている不健康な口腔状態では使うべきではないと思います。
 
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減肉食

2012-03-24 07:45:05 | Weblog
 ほぼ毎日、肉、魚、乳製品は食べてきた。おかずと言えば肉か魚が主であり、夜は晩酌をしながら刺身、肉料理をつまみ、最後にご飯というパターンであった。
 特に不健康という感じではないが、高血圧、高脂血症、高尿酸値などの薬を処方されている。それに慢性ともいえる首、肩のコリもある。
 年を取れば、避けられないと思って諦めていたが、最近野菜を中心とした食生活に心がけている。
野菜を食べる量が、これまでの10倍くらいになった。10倍といっても元々量が少なかったので、そんなに驚く数字ではない。
 朝はリンゴ、紅茶、あるいは本で読んだニンジンリンゴジュース。昼はご飯と野菜、少しの肉魚。夜はアルコールの量を半分以下にし、野菜のお浸しとか、キャベツなどはそのままかじる時もある。
 しかし、どうしてもご飯の支度をするのは自分ではないので、トンカツやら、鶏料理、刺身などの魚は食卓に並ぶ。
食べないというわけにはいかないので、少し食べる。トンカツなら一切れ。刺身なら2枚程度。
 
 アルコールも缶ビールは止めた。ずいぶん買い置きがあるが、何か別の使い道を模索している。一度開けると残すのはもったいないという気がして・・・しかし飲まなければもっともったいないのだが。
 
 すると調子が良い。
血圧も下がったし、体重も減った。薬も急に止めると良くないというので、半分か、休みの日には飲まない。尿酸値も計っていないが、おそらく減っているだろう。
 慢性の首、肩コリが改善しつつある。というか、ほぼ消えた。
 「医食同源」とはよく言ったものだ。
 肉や魚を食べない食生活なんて今まで考えられなかったが、止めればさほどでもない。少しは食べているが無くても大丈夫のような気がする。
 まだ半月程度なので何ともいえないが、確実に体調の良化を感じている。
 
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血液型VSエニアグラム

2012-03-22 23:50:05 | Weblog

日本では血液型による性格診断が流行ったが、欧米ではエニアグラムという生活分類型の診断が流行ってるそうだ。

 血液型というのは4種類しかない。エニアグラムというのは9種類あり、それぞれにサブタイプA,Bがあり、さらにその下位の分類があるそうだ。
 欧米では血液型は偏っており、ほとんど話題にならない。どちらかと言えばエニアグラムの方が分析的であり、科学的のように感じるが、どちらも人間の性格をある型に嵌め込むということに変わりがない。
 
 人の性格なんて千差万別であり、各個人の性格であっても穏やかな時もあれば、イラついているときもある。
そういう型に嵌め込むことによって、自分の頭の中で整理しやすいのかも知れない。
 
私は血液型も、エニアグラムもどっちもウソであり、信用できないと思うが、それを信じる人を説き伏せるだけの材料も持っていない。
 血液型は日本では適当に分かれているから、分類しやすいのだと思う。
あなたは何型ですか?と質問されて、何型と答えると「やっぱりね~~」なんて言われることがある。それならば答える前に当ててみたら良いと思うのだが、それはできない。
 そもそも間違っているから、その薄い情報では決して分類できないから当たらないのだと思う。
私の血液型はAB型であるが、あなたはAB型だと言われたことは今まで一度もない。
 たった4つしかないのにO、A,Bの順に言われる。そしてAB型だと言えば「やっぱりね~~」だと。
私も血液型の本を何度も読んだことがあるから、逆に当てることがある。A、O,B,ABの順に言えば確率が高い。それは人口比で多い順だからである。実際に当てて、さらにその特徴なりからそう見えたと言えば、何かしら信用される。その特徴に合ってる人もいれば、全く反対の人もいる。
 
確かに人は似た性格で構成されていると思う。しかし、それは血液型や、質問形式の心理学的分類であっても、
その特定の人個人の性格をとらえられないと思う。
 他にも、長男長女、末っ子とか、地域別の性格などもある。生まれ育った環境、身長、体重、職業など性格に関与すると思われるものは多い。
 それに、性格は変えられるものだと思う。演技でも変わるが、本当に変化していくものだと思う。
久しぶりに会った同級生でも、相変わらずという人もいるが、別人かと思う人もいる。
 ちなみにエニアグラムのタイプ1という人は
 「完全主義」「理想」「正義」「慎重さ」「綿密さ」「丁寧さ」「率直さ」「几帳面」「時間厳守」「約束」「改革」「尊厳」「倫理」「真理」といったこだわりがあり、
タイプ2が、「愛」「慈愛」「思いやり」「心」「支援」「親切心」「世話」「奉仕」「自己犠牲」「優しさ」となる。
それがタイプ9まで分類され、それぞれに細かく注意点や長所、短所、行動パターンなどが解説されている。
 
 しかし、それも誰にでも当てはまる場合もあり、その人の本質的な性格までは分からないと思う。
知っていれば話題性はあるから、覚えておいても構わないと思うが、本当に信じて決めつけることはしないでもらいたいと思う。
 
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