吾輩はシカである

歯を抜かない矯正、ほとんど痛みのない治療、簡単オペのインプラント、ハイレベルの歯科治療のかしば歯科の一言。

抜歯矯正するとなぜ歯根が吸収するのか?

2010-07-30 09:54:31 | Weblog
1本の歯を抜くと歯槽骨の吸収(少なく、縮こまるということ)が起こります。そして1本分の隙間ができます。
この隙間は普通、ブリッジとかインプラント、あるいは義歯を入れて修復します。
矯正は抜いた隙間を歯を引っ張って埋めるわけです。もちろん矯正のための抜歯ですので、ある部分歯と歯が重なっている部分もあるでしょう。
 抜く歯は小臼歯でおよそ8mmの幅があります。これを左右上下で4本抜歯するわけですので、重なってる部分を差し引いても10mm(上か下だけで)程度は縮める必要があります。
 歯というのは歯冠の部分は上に出ていて、歯根の部分は歯槽骨の中にあります。平行に移動するのは至難の業です。
 しかし抜歯矯正医は平行に移動するのだと主張します。そんなものはレントゲンを見れば一目瞭然です。
ほとんどの症例で倒れています。引っ張られているので倒れないわけがありません。もし倒れたらトルクをかけて平行にしようとしているのですが、ここに無理が生じてきます。
 歯の根が吸収するのです。
歯の根が吸収することによって、歯の中を通って全身に結びついている神経が切れないように生体が反応しているのです。
 小学生ぐらいで、まだ骨も歯も成長途上で、軟らかく、新陳代謝も旺盛な時期であれば平行移動のトルクをかければ平行移動するかもしれませんが、歯根吸収は避けられないと思います。
 まして小学生では99%抜歯の必要はありません。成長力を利用して並べることが可能です。

 歯の根が吸収しても患者さんは気が付きません。倒れてもダメだし、倒れないようにトルクをかけると歯根が吸収するというのが抜歯矯正の最大の弱点なのです。

 しかし抜歯によって唯一、歯列が引っ込んで横顔のEラインが改善されたと喜んでいるようですがチョット待ってください。
そもそもEラインなどというのは日本だけが言っているのです。若い人は口元が膨らんでいます。そして鼻のラインから顎にかけてのうねりがチャーミングなのです。
 年令が高くなるとそのうねりは失われていって、老け顔となります。
抜歯矯正すれば、最初から老け顔を作っているのだという認識が必要です。4本も健康な歯を抜歯して、口元だけが引っ込んで喜んでいる場合ではありません。
 健康と美貌と若さを失う4本抜歯矯正は決してやるべきではないと思っています。

 かしば歯科公式HP http://www.i-kochi.or.jp/prv/kashiba/


お母さんもついでに矯正しませんか

2010-07-27 19:53:30 | Weblog
 親子はやはり似ているもので、骨格や歯並びが同じような場合があります。
自分が歯並び悪かったので、子供だけでもとご相談に来院されます。しかしどうせお子さんを連れてくるのなら、ご自分もついでに矯正されてはいかがでしょうか。

 かしば歯科の矯正は年齢不問です。しかもほとんど歯を抜かない術式で行いますので、健康やかみ合わせに不安はありません。
 料金も明朗会計で、総額で50万円以内で可能です。
一般的な矯正料金は50~70万円表示で、診断料、調整料、保定料などを含めると100万円くらいはかかります。都会ならもっとかかりますよ。
 親子2人でも100万円以内で可能です。一人分で親子、もちろん兄弟2人でも可能となっています。
 できるだけ歯を抜かない、かしば歯科でこそ実現可能なのです。しかも期間も短くてOKのスーパー矯正です。

  かしば歯科公式HP

 
 

美と知は美しい歯並びから、できるだけ抜かない矯正を!

2010-07-22 12:32:41 | Weblog
 矯正治療の最新の情報が欠如している気がします。
 医学は日進月歩で、今や臓器移植やバイオを活用し、遺伝子のことまでわかってきています。
 手術も一昔前と違い傷口を大きくしない腹腔鏡によるものへの変化。
 進歩は歯科でも行われているのです。
 
 新しい研究成果が次々と発表され、生物学の研究解明も進み、歯を抜かずに、きれいな歯ならびや美しい口元にできるようになってきました。
 しかし、残念なことに、この一番進んだ考え方や方法は一部の医院でしかできません。
 「矯正は歯を抜かないとキレイにできない」という考え方が一般的です。
 
 ですが、人の身体の中で不必要なものは一つもありません。
 歯があることで自由に発音でき、何でも食べられることで脳が発育し、賢くなりました。
 身体全体の比率で、人ほど頭が大きく脳の発達した生物はいません。
 美しさに異常に関心を示すのも人の知恵のなせることです。
 
 美しさの基本は顔。
特に口元の存在感は大変なものですし、脳の活力と結びつくとオーラが発生し、美しい雰囲気を作り出します。
 できるだけ歯を抜かない矯正で美しい歯ならびと口元を得ることこそ大切です。

  かしば歯科公式HP  http://www.i-kochi.or.jp/prv/kashiba/

質の高い治療は矯正とインプラントから

2010-07-14 15:21:44 | Weblog
歯の治療においては〝歯を抜かない〟ということが大原則です。 いつも言っていることですが、どうしても抜かないといけないケースに限って最小限に抜くことはあっても、健全な歯を抜いてはいけません。
 
 健全な歯を4本も抜くという矯正治療法が現在も行われていますが、とんでもない方法に思えます。
それというのも、4本抜歯の基本ができたのは今から70年も前のことで、アメリカのツイードという人が始めました。

 その時代は、ブラケット(矯正用固定器具)を直接歯にくっつける接着剤も技術もありませんでしたから、金属製の帯のバンドを使用し、それにブラケットをハンダ付けしていました。
 そのため、歯と歯の間に1㎜のスペースが必要で、その合計が12㎜にもなったそうです。
 4㎜不足すると抜歯する理由は、4本で合計16㎜になり、2本抜けばちょうど一致する数字になるからです。
 
 しかし、現在はバンドを使用せず歯に直接的にブラケットを接着しますから、ほとんどの場合、抜かなくても治せるのです。
 それなのに、現在でも70年前と同じ考え方で抜歯しているのです。
 「健全な歯を抜く」と言われたら一度、別の歯科医院で相談してはいかがでしょうか。

 歯を抜くどころか、高齢の患者さんは1本の歯でも残して欲しいと言われます。
 そうした中で関心が高いのがインプラント。
 個人差はありますが、痛くなく、出血もなく、手術時間は15分前後。
 「とても簡単で痛くなかった」と喜ばれる患者さんもいます。
 自分の歯のように使用できるインプラントは、歯を増やす方法です。
 クオリティーの高い健康的な生活は、まず歯を大切にすることから始めたいものです。

  かしば歯科公式HP http://www.i-kochi.or.jp/prv/kashiba/

歯肉ラインが大切

2010-07-07 12:09:20 | Weblog
前歯を修復するとき、特に気をつけるのは歯肉です。もちろん歯の形、色、素材は重要です。しかし綺麗なセラミックを被せたとしても、歯肉のラインが紫色に変色したり、適合がしっかり合わなくて隙間があったりしては不合格です。
 そのためには金属をできるだけ歯肉と接触させないテクニックが要求されます。もちろん金属を全く使わないという方法がベストです。
 ファイバーポストにオールセラミックやジルコニアなどでメタルフリーとなります。これをピッタリと歯肉ラインに適合させることで、美しい歯が完成するのです。
 また、歯肉の高さが合わないときは揃えることも出来ます。
すでに変色してしまっているときは、薬液やレーザーにて歯肉ピンキングを行います。簡単な処置です。

 何気なく綺麗に入っているセラミックもその裏側には数々のテクニックがあるのです。

 かしば歯科公式HP http://www.i-kochi.or.jp/prv/kashiba/