農薬混入事件に思う

給料に不満があったらしい。年収で２００万円、色々引かれるので、月額実質１２～３万円だろうか。

私も小さな経営者として、あまり多くの給料を払っていないので、耳の痛い言い訳ではある。

最近ブラック企業なる言葉をよく聞くようになった。なるべく知らないふりをし、あんまりその情報も知りたくはない。批判などあまりできない、いつ火の粉がこっちに飛んでくるやら分からない。

　４月より消費税が８％に上がる。その次は１０％に決定している。その分、みんな生活は苦しくなるだろう。

NHKのクローズアップ現代では貧困女子を取り上げていた。シングルマザーが、風俗業の提供する住まいや養護施設に魅力を感じている現実があった。

　少し前、一億総中流化と言われていた時代があったのに、いつの間にこんな時代になったのだろう？

マルハニチロの犯人は４９歳で日頃から安い給料ではやってられないなどと言っていたらしい。しかし、一応趣味のスクーターには乗っていた。まあスクーターだからそんなには高くはない。けれど無くても生活はできる。

　身の丈に合った生活をしていれば、そんなに不満はなかったのではないかと思う。

しかし、身の丈に合ったといっても、生活そのものが出来ないほどの低賃金ではいけない。

そういう事も考えての消費税増税、TPP参加なのだろうか？

　グローバル時代には世界的に賃金は平均化されるという。考えてみれば当然のことだ。

日本で２０万円の賃金を払うよりも、３万円で同じような仕事をしてくれる国が沢山ある。そういう所で作れば安く製品が出来る。当然競争力が高い。給料が下がって不満なら、企業は外国に出て行く。

　日本は世界で一番賃金が高いところである。これからグローバル化が進むと、賃金は決して上がらないだろう。

むしろどんどん下がって行く傾向にあるのではないか。

　・・・・・・・・・・・・・、なんか暗い話になってしまった。

　STAP細胞を３０歳の美人研究員が成功させたニュースもあるし、まあいい事もありそうな感じ。

 

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ぼーっとしてると呆けるかも

アルツハイマー病の研究が進んでいて、何故そうなるのかは、アミロイドβというタンパク質が脳に蓄積するからという。

　結合したアミロイドβが神経細胞の周りに集まると、その毒性によって細胞内の微小管を形成するタンパク質タウがはがれ、凝集を始める。こうなると神経細胞は死んでしまい、アルツハイマー症の発症につながると考えられているという。

　（※タウタンパク質は中枢神経細胞に多量に存在し、脳の神経ネットワークを構成する神経 軸索の機能に必須なタンパク質です。）

　アミロイドβの生成、結合、そして神経細胞内でのタウの凝縮、こうした一連の進行がアルツハイマー病を引き起こすのだ。

ワシントン大学の研究チームによると、アミロイドβは日中、目が覚めている時は増加するが、寝ている時は減少している。

では目が覚めている間は、どんな時にアミロイドβが増加するのか？

　ハーバード大学のチームの研究では、体を動かしたりしている時ではなく、安静にしている時にアミロイドβが増加していた。安静時に活発に活動をする脳の領域は、記憶や思考をつかさどる部分だ。
アルツハイマー病の初期段階で記憶力や思考力が低下しているのは、このためではないかとチームでは推測している。

　つまり、起きていて、ボーっとしている時が多いと危ない！のだ。

カルフォルニア大学では、生活習慣の改善によってアルツハイマー病を克服しよう研究が行われている。

参加者は、認知症の診断テストを受けた後、個人にあわせた運動メニューが組まれる。

有酸素運動によって、アミロイドβを分解する酵素ネプリライシンが増えることが知られているためだ。
また、アミロイドβの凝縮を促進すると言われる肉や乳製品をあまり使わない食事を指導される。
さらに音楽療法やカードゲームなど様々なメニューも取り入れられているという。

　肉食や乳製品を好み、さらには運動することが嫌いな人、そういう人は特に、

　十分に注意しましょう。

 

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白くても黒くても

東京都知事選がある。地方の人間にとっても首都という大きな治権は重要である。

白い猫でも黒い猫でも、ネズミを捕る猫は良い猫だということがある。

引退した、２人の老政治家は、しかし、一国の総理大臣も務めたことがある２人である。

細川と、それを推す小泉という展開は予想を超えたものである。

争点は原発に非ずというけれど、原発こそが最重要課題ではないか。

東京電力が事故を起こしたのである。

東京都知事が原発だけではないことは分かるけれど、その姿勢は問われるべきである。

東京日比谷公園では原発反対デモや、秘密保護法案反対などのデモが起きていた。

それは首都の民の声ではなかったのだろうか？

名護市長選でも、移設反対派が勝つような展開になっているらしい。

一度は除名した舛添氏を推す自民党も苦しい。

舛添氏は２度の離婚歴があり、他にも２人の女性との間に子供がいるそうだ。

まあ、私生活は関係ないかもしれないけど、現在の妻は大宗教学会の幹部だそうだ。

政治家にハニートラップはつき物である。果たしてその辺は大丈夫なのか？

とにかく原発事故は全く収束していない。３年経ってもほとんど変わらない。

小泉元総理の言うように、廃棄物を捨てるところが無いのである。このままいけば、恐らく福島原発あたりが廃棄場所になるのではないか？

　それに原発は一度事故を起こすと、このようになるということが日本人は十分理解できている。

もし戦争がおきれば、核兵器は無くてもミサイルを原発に向かって落とせば良い。それで日本は一巻の終わりであろう。

そんなことは起きないと言うのなら、尖閣問題や竹島問題はなくなるのか？北朝鮮とは話し合いができているのか？テロ対策には自信があるのかと問いたい。。

　アメリカに基地を提供しアメリカに守ってもらうから大丈夫なのか。それにしては靖国参拝を自制してほしいとの要求を拒否し、参拝した姿勢はどうなのか。

　そうすれば問題を起こすことが分かってそれをするというのは、どんな神経の持ち主なのか。

憲法前文には、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とあり、「自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって・・」と続く。

　そのための戦争放棄であり、憲法９条である。

それを気に入らないからと憲法を改正し、戦前の特攻隊のようなある意味清々しい、日本の精神を鼓舞するような言動を繰り返していたのでは、もしかして戦争になるかも知れない。

　原発事故以上に、戦争の悲劇を日本人は知っている。だんだん体験者が少なくなっている今、安部総理自身が戦後生まれで、戦争の記憶がないし、ある意味美化しているところがあるのではないか。

　戦争体験のある元総理２人は、いったいどんな思惑で立候補したのかは知らないけれど、原発反対というのなら私は賛成したいと思う。

 

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小野田寛郎の見た日本

兄は東京帝大医学部・陸軍軍医学校卒、他の兄弟も陸軍将校であった。

日本兵とは、日本軍とはこうであったという見本のような人だったのだろう。横井庄一さんに続き、ルパング島から発見されて日本に帰ってきたときは、私は２０代前半であった。

　まるでパロディみたいな感じにしか受け取らなかった覚えがある。すでに東京オリンピックの記憶も薄れ、日本が高度成長の波に乗っている時であった。

　ジャングルのようなところから帰還してきて、日本の発展ぶりを見て、さぞビックリして自分の間違いを悔い改めるのかと思いきや、そうではなかった。

　小野田寛郎の見た日本は、アメリカの傀儡政権だったのだろう。若者はジーパンに長髪、アメリカナイズされていきつつある日本に、一種の絶望感があったのではないか。

　戦争前は中国で商社マンのような仕事をしていたという。中国語をマスターし、もし戦争がなかったら、商事会社でもやって成功していたのではないだろうか。以前テレビで昔をそう語っていた。

　ブラジルに渡り成功したが、日本で活動拠点に購入したマンションが土地バブルで高騰し、ブラジルで築いた以上の資産になったときに、日本経済の行く末にも危機感を持っていたという。

　時代時代によって、人の考え方は変わるものだと述懐していたけど、正にその通りだと思う。

最初ギャグかなんかの変人と思っていたけど、自分が年を重ねる毎に、小野田寛郎に共感し、分かるような気がし始めていた。

　しかし、失ったものも大きかっただろう。

こういう才ある人を、戦争という環境に置き去り、そして多くの命を失ったことは、日本人として忘れてはいけないだろう。

　靖国に眠る英霊という表現をするけれど、お国のために戦ったというけれど、

本当はどれだけの日本軍人が本懐を遂げられたのか。ほとんどが餓死、病死、無残な一方的な攻撃による戦死だったのではないか。

　小野田 寛郎が思い描いた日本はすでになかった。戦争以前の日本の姿、精神はもうこの国には無いと。

自分が一体何のために戦ってきたのだろうという、一種の虚無感というものもあったのではないか。

　後年、穏やかな表情で、講演などの活動をしていたのを見ると、とても殺戮をしながら生き抜いてきた人物とは思えない人間の優しさを感じた。

　

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あ"あ"稀勢の里

碧山というのは、ブルガリアの大型力士でもろいところが多い。

今まで５戦全勝の、負ける要素が全くない相手に完敗。

横綱どころか大関も危うい。

もう無理だろう。

これからは遠藤に期待するしかないか。

もう少し時間がかかるだろうけど、稀勢の里よりは早いだろう。

もうしばらく相撲は見ない。興味もなくなった。

これからはＷ杯とソチ五輪を楽しみに待っていよう。

高知出身の名木副審も出場するし、本田はＡＣミランで活躍している。

カンダタの蜘蛛の糸はプッツリと切れてしまった。

血の池地獄かなあ。