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ビジネスプレゼンテーション

2020-04-29 12:00:00 | 塾長からのメッセージ

こんにちは。塾長の鴨志田栄子です。
先週末、稼プロ!で、初めてのウェブ講義を開催!
その時に、私自身の過去の取組のひとつ、情報発信について紹介しました。
診断士の登録後、2001年4月20日に書いたビジネスノウハウのヒント(1)を、以下に紹介します。
※参加したとある研究会で学んだ内容をまとめたものです。

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タイトル「ビジネスプレゼンテーションの基本」

1.話力
 話力は、「むかう力」「内容の力」「表現の力」「人間の力」の4つの要素からなる。「むかう力」は話し手の信念であり、「内容の力」は話の構成力であり、「表現の力」は話し手のテクニックであり、「人間の力」は話し手の人柄である。

ビジネスプレゼンテーションでは「限られた時間」で、自分が発したい意図を的確に聴衆に伝えなければならない。そのためには、上記の要素の中でも、「信念」と「構成力」が大きなウェイトを占める。

2.プレゼンテーションを鍛えるコツ 
①不意打ちの「○分間スピーチ」の実践
つねに、「○分間スピーチ」を実践することが上達の秘訣。そのときに、出席者で、良い点、改善点を指摘することである。私も最近、何の準備もなく「10秒自己紹介」「1分間自己紹介」をしなければならない機会があった。とっさの対応で痛切したのは「構成力」である。何を話そうという場面においては、人に印象づける内容というのは、なかなかでてこない。常日頃から鍛えることが必要である。

②話し方教室では……こんな鍛え方もある
新聞紙を丸めて、机をたたいて「バカヤロー」と怒鳴るプレゼンの練習をさせられるとか。これにより、人前で話をするときの固定した殻から抜けられるとのこと。お手本のように、うまく話せるようになる技術だけでなく、恥じを捨てられる訓練もプレゼンテーションを鍛えるコツである。

3.ビジネスプレゼンテーションのポイント
① 明るい挨拶、姿勢で始める。
② おじぎは、前傾したときに背中と頭が一直線になるようにする。頭だけ落ちないように要注意。そして、体を起こすときは、倒すスピードよりもゆっくりと。
③ 名前は、フルネームで言う。
④ アイコンタクトを大切に。聴衆と目線があったときは目線を流さず、しっかりと止めること。
⑤ 「え~」などの言葉は、意識しないと直らない。
⑥ ショートセンテンスで話す。1分間に7,8つが適切。
⑦ 簡潔に。一つ目は…、二つ目は…、というようにポイントを話すときは、指を使って効果を出す。
⑧ 服装について、スーツの第一ボタンはとめる。政治家など、演台に向かいながらボタンをかけている光景は、たびたびテレビで確認できる。
⑨ 感情移入、熱意をもって話す。
⑩ 「ご静聴有り難うございました」は年配の講演者が発する挨拶。若い人は、「有り難うございました」ぐらいで十分。

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ビジネスプレゼンテーションは、コンテンツをより強い印象を持って相手に伝える手段である。プレゼンテーション次第でせっかくのコンテンツが乏しいものになったり、ビジネスチャンスを失うことになったりしかねない。そういう意味で、チャンスを見つけ、鍛えることは、ビジネスマンにとって必須の課題といえる。   文責:鴨志田 栄子
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上記のコラムを書いたときは、まだ、私は稼プロ!に入塾前。あれから19年が経過しました。
話力については、あらためて読むと新鮮な思いです。
上記の3については、当塾でも、塾生の皆さんは熟知していることばかり。基本は何年経過しようが変わらないものですね。
当塾では、上記の内容に「声の力」を加えて「話す」という基礎スキルのカリキュラムを構成しています。

現在、20期生(7月18日開講)を募集中。詳細は、当塾のHPをご覧くださいませ。
https://www.kasepuro.com/

★★最後に稼プロ!からのお知らせ★★
COVID-19によりさまざまな説明会が中止となりお困りではありませんか?
稼プロ!が3つのマスターコースと一緒に行なうオンライン入塾説明会のご案内です。
次回は、5月7日にZOOM開催をします。 申込はこちら ⇒ http://kasepuro.com/LP/gouor 
3つのマスターコースは、以下のとおり。
・資格を取得したばかりで、何をすれば良いかわからない方→ 稼プロ!がお薦め
・既にコンサルタントとして活躍している、独立しているが、
 診断士としての営業メニューを増やしたい方 → 経コン塾がお薦め
・しばらく独立しようとは考えていないけど、
 診断士の資格を活用したい方 → 企業内次世代リーダー養成マスターコースがお薦め
実は、これらの3つのマスターコースの塾長は、全員、この稼プロ!卒塾生なのです。
それで、私たちは、これら3つを兄弟マスタコースと読んでいます。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (廣瀬達也(19期生))
2020-04-29 14:58:54
鴨志田塾長
先日のWEB講義では貴重なお話ありがとうございました。そして、今回の投稿でもいいヒントありがとうございます。

「むかう力」は新鮮です。そして、私自身が弱いところでもある気がします。今後の自分自身のプレゼンなどの機会で意識していきたいと思います。
返信する
Unknown (鴨志田)
2020-04-30 09:23:31
廣瀬さん、コメントをありがとうございます。
私も久しぶりに、ビジネスノウハウのヒントを読み直しました。
自分の講義を動画で振り返り、口が縦に開いていないですね。反省点、沢山ありました(◎_◎;)
返信する
Unknown (森(宏))
2020-05-01 14:48:06
Web講義も画面の前に座って行えばそんなに口開けて大声で話す必要もないと思いますし、もし会議室と疑似的にするなら仮にホワイトボードの前で立って話すとかですかね。

プレゼンは、15分がなくなって少し残念です。
でもその気があるならいくらでも機会は作れるはずですね。嫁プロ!に入らなければそのように思うことすらなかっただろうと思います。
返信する
Unknown (鴨志田)
2020-05-04 00:01:18
森さん、コメントをありがとうございます。
15分プレゼンは、最終講義にしましたよ。なくなっていません。6月末に対面の講義、実現したいですね!

私の事務所にホワイトボードがありますが、PCのカメラでとらえられるのか? 
私もまだまだ未熟で、実は、ベッドセットなしで大丈夫であることに気づきました! 講義の前に気づけていれば……
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Unknown (たけい)
2020-05-04 13:19:01
先日の講義、ありがとうございました。
同じ部署だったこともあり、歴代上司の顔を思い浮かべながら、改めてこの「ご縁」は大切にしていきたいです。
この記事をリアルタイムに読んだことが懐かしいです。あの頃は、「なるほど~」と新聞記事のように読んでいたいビジネスノウハウのヒント。

稼プロ!に触れたことで、構成力は「書く」、むかう力と人間の力は「ひととなり」、表現力は「話す」。それぞれ稼プロ!の講義に通じるかなと思い、新たな切り口をいただきました。
根底にある基礎の部分は変わらないですね。
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Unknown (大石泰弘(16期生))
2020-05-05 00:51:06
新入りかベテランかに関係なく、今を大切にしてしっかり考えることを積み重ねることの大切さを感じました。ありがとうございます。
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