鍛造TKです・・・
とある日本人の方から紹介された書籍より。
「完璧すぎる日本人 All too perfect Japanese(和文・英文併記 IBCパブリッシング)」です。 帯“なぜ日本人は世界中で「扱いにくい」と評価されてしまうのか? なぜ、韓国や中国にビジネスを奪われてしまうのか?
「完璧を求めすぎるばかりに、好機を逃している」私(達)がいる場面が少なくないと思います。 たとえば、
●日本人だけが特別なのか? 島国の台湾は? 北に某国をかかえ実質島国の韓国は? 例えば、英語下手は日本人だけでないはず。 そもそも語学の問題なの??? 間違えたら恥ずかしい??? 異国の地でも、言葉ができなくても、ある意味図々しく、わが道を行く某国の人達に 反感を覚えながらも、 ある意味の力強さも感じます
●「完璧でありたいこと」が足かせに。 まず、動き、進みながら状況をみて、その都度検証・試行錯誤を繰り返し、ゴールに向かうべき。 12期志倉さんのBLOG「熟考は行動の敵である」と同じかと思います。 120%しっかりとした準備、一点の曇りもない計画、内部コンセンサス、お客様や相手に迷惑をかけたくない ・・・に もちろん美を感じる私がいるのも事実です。
前職(米国本社の営業職)での経験。 お客様要求に対して、日本人であれば100%前後の確信がなければ、 お約束できないことも、 米人の場合、60%前後でお約束してしまいます。もちろん、受け手であるお客様もその点織り込み済みなのですが。 米人の「まず獲ってから考える」には、ある意味の驚きを経験しました。
仕事の質とスピード のバランスを考える。特に最近は前者より後者が求められていると感じます。
相手がどちらを求めているのか 質? スピード? をまず考えることも大事ですね。 自分への反省も含めて。
(次回もこのネタで書いてみます)
勤務先で決算説明会スライドを作成しています。
毎回、時間との戦いで、決算数字が固まっていない時点にもかかわらず、スピーカーである社長からスライドを見たいとリクエストが入ります。
決算数字が固まる時期は、決算発表(同日に決算説明会を開催)の1週間程度前ですが、それからストーリーを考えていたのでは間に合わないからです。
完成度が低くても、スピーディに提出しています。
スピードこそが価値(質)だと感じます。ただし、変動しうる箇所は補足するよう心掛けています。
行動してから考える・・・失敗も多いけど、考えて何もしないより、行動して後悔する法が学びがあるように思います。
中国の三峡ダムの件、日本人ビジネスマンはまだ北京でどうしようかと議論しているときには、他国のビジネスマンはすでに三峡ダムの現場に行って議論をしていたという話しを耳にしたことがあります。
「完璧」といえば、聞こえはよいけど、別の見方をしたら「動き」が鈍いということでしょうか?