22期の杵渕です。
みなさん、 スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での卒業式スピーチをご存じでしょうか。
ジョブズのスピーチといえば、おなじみの服装で、シンプルでインパクトのあるスライドを使い、舞台上を歩きながら躍動的に聴衆に語り掛ける姿が有名ですね。代表的なのはiPhoneを世に発表したときのプレゼンです。
冒頭ご紹介した大学でのスピーチはいつもの彼のスタイルとは違った、それでいて聴衆の心を打つスピーチです。YouTubeで探せば山のように出てくるので、よろしければご覧ください。
スピーチの中でジョブズは自身の3つの逆境の経験を話し、振り返るとそのすべてが今の自分の成功につながっていると話しています。
①大学を中退したことで、興味のある分野の勉強をすることができ、後にアップルの美しいタイポグラフィーに影響を与えた。
②アップルを追放され、ネクスト社を創業。後にアップルに買収されジョブズは復帰。ネクスト社が開発した技術がアップルの中核となった。
③治療不可能ながんと診断され、自分の人生を心と直感に従って生きることの大切さに気づいた。(余命半年と言われていたが、死去したのは診断から8年後)
当ブログでは事実だけを簡潔に書いていますが、実際のスピーチではその当時の感情とともに熱く、感動的に語られています。
稼プロ!受講生時代に同期に自分の強みについて指摘してもらいました。それは、自分では大したプラスと感じていないけど、他人からみたら貴重な経験だったこと。その時を境に、自分がこれから経験するものは診断士にとしては全てが強みになると思い、いろいろなことに前向きにチャレンジできるようになりました。診断士は世の中に数多ある職業の中で、特に多様な経験が活かせる仕事ではないでしょうか。
ジョブズのスピーチを聴いて、プラスの経験だけでなく失敗や挫折も自分を形作る大切なものと信じて胸を張れればと思います。
そして改めて杵渕さんの想いを読み返すと、とても共感し、勇気づけられました。ありがとうございます。
動画みてくれたんですね。
ドッツの話は自分が若いころに聴きたかったです。
永岡さん、コメントありがとうございます。
ジョブズはプレゼンの事前準備にすごく時間をかけるそうで、それを知ってから自分ごときが準備を怠るなんてありえないという気持ちでプレゼンに臨むようになりました。